2019.
05.
31
ヒエガエリと同じ場所に生えていた、スゲ属だと思いましたが小穂が小さいのが印象的で撮ってみました。

どうやらコジュズスゲのようです、ジュズスゲとは随分イメージが違う。小穂の下から長く伸びているのは苞です。

頂部に雄小穂があるそうですが見当たりません、小さいそうですが。葯のように見えているのは別物のようです。

雌小穂には花の数が少ない、柱頭は3岐。

下部の雌小穂には長い柄があるそうだが見当たらない。

雌鱗片の中肋は緑色、両側に白膜質の鱗片がある。

カヤツリグサ科スゲ属
(5月17日撮影)

どうやらコジュズスゲのようです、ジュズスゲとは随分イメージが違う。小穂の下から長く伸びているのは苞です。

頂部に雄小穂があるそうですが見当たりません、小さいそうですが。葯のように見えているのは別物のようです。

雌小穂には花の数が少ない、柱頭は3岐。

下部の雌小穂には長い柄があるそうだが見当たらない。

雌鱗片の中肋は緑色、両側に白膜質の鱗片がある。

カヤツリグサ科スゲ属
(5月17日撮影)
2019.
05.
31
林道の空き地に咲いていたイネ科の植物、あまり見かけたことがないので撮ってみました。

どうやらヒエガエリのようです。

穂の下の方が十分開いていないので検索で見たヒエガエリとは大分イメージが違いますが間違いないかな。

長い芒を持つ、雄しべは見えているが雌しべは見えてないかな。

芒は苞穎と同長、小穂には苞穎より短い第一小花がある。

葉舌が長く鋭形、この辺りの部位の名前も記憶の為に書いておこ。

イネ科ヒエガエリ属
(5月17日撮影)

どうやらヒエガエリのようです。

穂の下の方が十分開いていないので検索で見たヒエガエリとは大分イメージが違いますが間違いないかな。

長い芒を持つ、雄しべは見えているが雌しべは見えてないかな。

芒は苞穎と同長、小穂には苞穎より短い第一小花がある。

葉舌が長く鋭形、この辺りの部位の名前も記憶の為に書いておこ。

イネ科ヒエガエリ属
(5月17日撮影)
2019.
05.
31
溜池脇に群生していたゴウソ、叢生する様子がよくわかります。これもよく見かけ初心者の頃既に知っていた。

ここは以前は溜池の中でしたが水が抜かれて湛水しなくなりゴウソが大群生していた、水を被るような場所では生えないそうです。

茶色く細長い雄小穂と緑色で太くぶら下がった雌小穂。

雄小穂、葯は脱落しやすいそうで殆ど見えていません。

雌小穂は熟するに連れて垂れ下がるそうでこれも花としては終わりの頃でしょうか。

柱頭は2岐、鱗片は果胞より少し長い、中肋は緑色で周囲は褐色、更に外側は半透明、中肋は突き出て芒となる。

カヤツリグサ科スゲ属
(5月23日撮影)

ここは以前は溜池の中でしたが水が抜かれて湛水しなくなりゴウソが大群生していた、水を被るような場所では生えないそうです。

茶色く細長い雄小穂と緑色で太くぶら下がった雌小穂。

雄小穂、葯は脱落しやすいそうで殆ど見えていません。

雌小穂は熟するに連れて垂れ下がるそうでこれも花としては終わりの頃でしょうか。

柱頭は2岐、鱗片は果胞より少し長い、中肋は緑色で周囲は褐色、更に外側は半透明、中肋は突き出て芒となる。

カヤツリグサ科スゲ属
(5月23日撮影)
2019.
05.
31
これは割と初心者の頃でも知っていたギョウギシバ

地味なイネ科でも蕊が出ている時に撮りたい。

できれば雄しべと雌しべを撮りたい、雄しべは割と残っていることが多い。

雌しべが随分規則的に並んでいます、雄しべは部分的だけど既に落ちたのか、初めから無かったか。

葉鞘上部の縁に長毛があるそうですがこれは見当たらない、葉舌も見当たらないな。

蕊がびっしり出ているのもありました。

垂れ下がった雄しべ、ブラシ状の雌しべはピンクがかっている。

小穂だ、苞穎だ、と言うと嫌になるから止めておこ(^^;)。これは分かりやすいからそこまで踏み込まなくてもいいかな。

イネ科ギョウギシバ属
(5月23日撮影)

地味なイネ科でも蕊が出ている時に撮りたい。

できれば雄しべと雌しべを撮りたい、雄しべは割と残っていることが多い。

雌しべが随分規則的に並んでいます、雄しべは部分的だけど既に落ちたのか、初めから無かったか。

葉鞘上部の縁に長毛があるそうですがこれは見当たらない、葉舌も見当たらないな。

蕊がびっしり出ているのもありました。

垂れ下がった雄しべ、ブラシ状の雌しべはピンクがかっている。

小穂だ、苞穎だ、と言うと嫌になるから止めておこ(^^;)。これは分かりやすいからそこまで踏み込まなくてもいいかな。

イネ科ギョウギシバ属
(5月23日撮影)
2019.
05.
30
このブログは原則1記事1種ですが今回は比較の為3種アップ。
まずはアマドコロ、1花序辺りの花の数が1,2つなので全体がやや疎らに見えます。

茎に稜がある、目で見てもわかります。

花冠付け根に緑色の突起がない・・・はずだがこれはあるぞ(^^;)、間違いなくこれはアマドコロなんですがナルコユリの遺伝子が混ざっているんでしょうか、それとも本来は突起があるがアマドコロでは何らかの遺伝子の関係で隠れているけど偶々出てきたんでしょうか。

こちらはナルコユリ、1花序辺りの花の数が多いので密についているように見えます。

1花序辺り3-8個、でもこれは2-3個とモデルが悪かった、しかもぶれてしまったので花冠基部の突起が写せず(^^;)

下から見ると花序が下に垂れ下がるので直線状に見えます。

こちらはミヤマナルコユリ、花序が左右に分かれていて明らかにナルコユリと違います。

花柄が葉の中軸に沿って伸びるので左右に別れているように見えます。1花序辺りの花の数も4個のがあってやはりナルコユリ系。

ミヤマとついていますが低山でも普通に見られます、ここも麓、株は小さいが群生していた。

キジカクシ科アマドコロ属
(5月23日撮影)
まずはアマドコロ、1花序辺りの花の数が1,2つなので全体がやや疎らに見えます。

茎に稜がある、目で見てもわかります。

花冠付け根に緑色の突起がない・・・はずだがこれはあるぞ(^^;)、間違いなくこれはアマドコロなんですがナルコユリの遺伝子が混ざっているんでしょうか、それとも本来は突起があるがアマドコロでは何らかの遺伝子の関係で隠れているけど偶々出てきたんでしょうか。

こちらはナルコユリ、1花序辺りの花の数が多いので密についているように見えます。

1花序辺り3-8個、でもこれは2-3個とモデルが悪かった、しかもぶれてしまったので花冠基部の突起が写せず(^^;)

下から見ると花序が下に垂れ下がるので直線状に見えます。

こちらはミヤマナルコユリ、花序が左右に分かれていて明らかにナルコユリと違います。

花柄が葉の中軸に沿って伸びるので左右に別れているように見えます。1花序辺りの花の数も4個のがあってやはりナルコユリ系。

ミヤマとついていますが低山でも普通に見られます、ここも麓、株は小さいが群生していた。

キジカクシ科アマドコロ属
(5月23日撮影)
2019.
05.
30
おやこんなとこに咲いていたミズタビラコ、これで秋吉台でやっと3ヶ所目。

巻散花序、普通は2本、これは随分左右対称、花が咲いている位置もほぼ同じ。

こちらは左右の長さが大分違います。

開いた花よりこれから開き始める花が一番高い場所に位置している。

淡青色の花、喉部に白い副花冠がある、内部に雄しべはなんとか分かる。

更に拡大、右側に丸く見えているのが柱頭でしょうか。

楕円形の葉、主脈は目立つが側脈は目立たない、表面に細かな毛が生えている。

(5月17日撮影)
見つかる時は見つかるもので後日別の場所で群生していた。

なんでこんな場所、と思ったけどすぐ上が小さな谷筋になっていて水がチョロチョロ流れていた、前の写真の場所では水が染み込んで流れていませんでしたが湿地状態なんでしょうね。

既に緑色の果実がなっています、花はみな5なのに果実は4分果。

こちらが一番最初に見つけた場所、毎年細々咲いているが今年はこれでも多い方。

(5月23日撮影)
ムラサキ科キュウリグサ属

巻散花序、普通は2本、これは随分左右対称、花が咲いている位置もほぼ同じ。

こちらは左右の長さが大分違います。

開いた花よりこれから開き始める花が一番高い場所に位置している。

淡青色の花、喉部に白い副花冠がある、内部に雄しべはなんとか分かる。

更に拡大、右側に丸く見えているのが柱頭でしょうか。

楕円形の葉、主脈は目立つが側脈は目立たない、表面に細かな毛が生えている。

(5月17日撮影)
見つかる時は見つかるもので後日別の場所で群生していた。

なんでこんな場所、と思ったけどすぐ上が小さな谷筋になっていて水がチョロチョロ流れていた、前の写真の場所では水が染み込んで流れていませんでしたが湿地状態なんでしょうね。

既に緑色の果実がなっています、花はみな5なのに果実は4分果。

こちらが一番最初に見つけた場所、毎年細々咲いているが今年はこれでも多い方。

(5月23日撮影)
ムラサキ科キュウリグサ属
2019.
05.
30
水の流れる水路沿いに生えていたツメクサ、道端などで見かけるので乾燥した場所を好むのかと思っていたがこんな場所にも生えるんだ。大きな葉はニョイスミレ、画面右側にまだ咲いている花があります。

上部葉腋に花を単生する。

白い5弁花はノミノツヅリに似ていますがこちらの方が少し大きく5mm程。

花柱は5本、ピントがあっていない。

花柄や萼片裏に繊毛が生える。

葉は線形で対生、托葉はないそうです。画面上下のやや幅の広いのが葉でしょうけど他のはなんでしょう。

下側の2枚のは葉ですが上の4輪生に見えるのはなんでしょう、苞葉になるのかな。

ナデシコ科ツメクサ属
(5月17日撮影)

上部葉腋に花を単生する。

白い5弁花はノミノツヅリに似ていますがこちらの方が少し大きく5mm程。

花柱は5本、ピントがあっていない。

花柄や萼片裏に繊毛が生える。

葉は線形で対生、托葉はないそうです。画面上下のやや幅の広いのが葉でしょうけど他のはなんでしょう。

下側の2枚のは葉ですが上の4輪生に見えるのはなんでしょう、苞葉になるのかな。

ナデシコ科ツメクサ属
(5月17日撮影)
2019.
05.
30
畑側の空き地に咲いていた

アブラナ科なのは確か、更にダイコン属っぽい。

花弁中央が白っぽく周囲がピンク色、ひょっとしてハマダイコンかなと思いましたが、こんなところに生えるわけもなく植えるような花でもない。

花筒部は萼片に包まれている、柱頭が突き出ている。

藪でよく撮れなかったが葉の様子、調べていく内にセイヨウノダイコンというのがあるのを知りました、果実もよく似てる。もう一度行って詳しく見てみなくては。

アブラナ科ダイコン属
(5月17日撮影)

アブラナ科なのは確か、更にダイコン属っぽい。

花弁中央が白っぽく周囲がピンク色、ひょっとしてハマダイコンかなと思いましたが、こんなところに生えるわけもなく植えるような花でもない。

花筒部は萼片に包まれている、柱頭が突き出ている。

藪でよく撮れなかったが葉の様子、調べていく内にセイヨウノダイコンというのがあるのを知りました、果実もよく似てる。もう一度行って詳しく見てみなくては。

アブラナ科ダイコン属
(5月17日撮影)
2019.
05.
29
薄暗い場所に生えているツクシタツナミソウ、林道沿いではたいていこれですね。

タツナミソウより葉身も葉柄も長く黒っぽい感じで区別。

問題はシソバタツナミかどうかだ、以前はツクシタツナミソウはシソバタツナミの変種と言われていましたがどうもそうでもないようです。

葉の裏は濃い紫色のもあれば

紫色が薄いのや

紫色が全く無く緑色の間で狭い場所にはえているのでも様々です。裏側の色だけで判断するのは難しそう。

すぐ近く日のあたっているのを撮影

ドアップすると貧相な毛の生えた禿頭に見える(^^;)

花冠や萼筒、花軸にも毛が多い、腺毛も混じっているようだ。

シソ科タツナミソウ属
(5月17日撮影)

タツナミソウより葉身も葉柄も長く黒っぽい感じで区別。

問題はシソバタツナミかどうかだ、以前はツクシタツナミソウはシソバタツナミの変種と言われていましたがどうもそうでもないようです。

葉の裏は濃い紫色のもあれば

紫色が薄いのや

紫色が全く無く緑色の間で狭い場所にはえているのでも様々です。裏側の色だけで判断するのは難しそう。

すぐ近く日のあたっているのを撮影

ドアップすると貧相な毛の生えた禿頭に見える(^^;)

花冠や萼筒、花軸にも毛が多い、腺毛も混じっているようだ。

シソ科タツナミソウ属
(5月17日撮影)
2019.
05.
29
他の野草に囲まれて生えていたヤマムグラ、他の広い葉に比べて細い葉で大丈夫かと思いますが細い葉には細いならではの利点があるんでしょうね。

先端に集散花序をつける。

花は小さいけど数は割と多いので目立ちます。

花序の下に輪生した葉、セリ科なら苞葉に対応する場所。

4輪生の葉腋から出ているのは茎か花柄か、その途中にも4輪生の葉がある。

花の大きさは3mm程、実際の大きさ以上に小さく感じる。花弁先端は急に細まる、雄しべは4本、柱頭2裂。

左側は花弁が落ちて子房がむきだしになっている、子房に毛が生えている。

葉は4輪生で内2枚は托葉だけど区別はつきません。ヒメヨツバムグラに似ていますが葉が細く十字形になってないので区別がつきます。

葉に上向きの短毛が生えている。

同じ場所に仲間のヤエムグラが生えていた。花はヤマムグラですが果実はヤエムグラ、ヤマムグラのに比べて大きい。

こちらは別の場所、他の野草が生えていないとわかりやすい。

ここでもドアップ試みたけど失敗。

アカネ科ヤエムグラ属
(5月17日撮影)

先端に集散花序をつける。

花は小さいけど数は割と多いので目立ちます。

花序の下に輪生した葉、セリ科なら苞葉に対応する場所。

4輪生の葉腋から出ているのは茎か花柄か、その途中にも4輪生の葉がある。

花の大きさは3mm程、実際の大きさ以上に小さく感じる。花弁先端は急に細まる、雄しべは4本、柱頭2裂。

左側は花弁が落ちて子房がむきだしになっている、子房に毛が生えている。

葉は4輪生で内2枚は托葉だけど区別はつきません。ヒメヨツバムグラに似ていますが葉が細く十字形になってないので区別がつきます。

葉に上向きの短毛が生えている。

同じ場所に仲間のヤエムグラが生えていた。花はヤマムグラですが果実はヤエムグラ、ヤマムグラのに比べて大きい。

こちらは別の場所、他の野草が生えていないとわかりやすい。

ここでもドアップ試みたけど失敗。

アカネ科ヤエムグラ属
(5月17日撮影)