2019. 06. 30  
もう咲いていたクルマバナ、そう言えば3年前もここで見ていたがその時は7月中旬、6月に咲いているのを見たのは初めてかな。
クルマバナ

輪生状に花序を付けますが初めはその間隔が短くまとまって咲いている、成長するに従ってだんだん間延びしていきます。
クルマバナ

正面から見た花の大きさは4,5mm、私的には程よい大きさ、紅紫色の花の色もそれ程濃くなくいい色合い。
クルマバナ

正面から見ると上唇に沿って左右から伸びているのが花糸、中央に見えているのが花柱。
クルマバナ

下唇は3裂、毛が生えている。紫色の斑紋、黄色も混じっている。
クルマバナ

雄しべは長短2組ある、葯室が離れているので短い方も4つ葯があるように見える。花柱は花糸より太いようだ、2裂した花柱はよくわからない、花冠にも毛が生えている。
クルマバナ

萼筒にも長毛が生えている、淵の部分がより濃く彩られている。
クルマバナ

花序下に線形の小総苞、こちらにも長毛が生えている。
クルマバナ

葉は対生し卵形~狭卵形、裏の腺点を撮るのを忘れた。
クルマバナ

茎に下向きの毛が密生している。
クルマバナ

シソ科トウバナ属

(6月23日撮影)
2019. 06. 30  
道端に咲いていたサフランモドキ、野生化しているのを時折見かけます。周りが草刈りされているがこれだけ残っている、綺麗な花だったので残したのでしょうか。
サフランモドキ

上向きに咲く花
サフランモドキ

花も名前も似たイヌサフランがありますがそちらはイヌサフラン科で全く違います。
サフランモドキ

これを撮るのは殆ど蕊の為(笑)、長い葯を持った6本の雄しべは中央に並んでいますが雌しべは片側に偏って伸びています。
サフランモドキ

雄しべより少し長く伸びた雌しべ
サフランモドキ

柱頭は4裂、細かな毛が生えている。
サフランモドキ

ヒガンバナ科タマスダレ属

(6月23日撮影)
2019. 06. 30  
もうキツネノマゴが咲いていた、過去の記録を見ると7月上旬が一番早く新記録記念のアップ、アンド記事増量(笑)、でもこれしか咲いておらずいまいち力が入らずあまり撮ってなかった。
キツネノマゴ

キツネノマゴの由来は不明だそうです、狐の尾の方が納得できるんですけどね。
キツネノマゴ

上唇に沿って雄しべ、茶色い葯の下に白い突起が見えていますが柱頭ではなく葯の距だそうです。
キツネノマゴ

葉に随分毛が生えている、光の当たる角度がちょうどよかった。
キツネノマゴ

キツネノマゴ科キツネノマゴ属

(6月23日撮影)
2019. 06. 29  
水路に繁茂しているホザキノフサモ、同じ水生植物のヤナギモは流れの早い水路でも生えていますがこちらはどちらかと言うと滞留するような場所で生えているようです、ここも水路に堰があり流れが滞っている場所でした。
ホザキノフサモ

花期になると水中から花茎が伸びてきます。
ホザキノフサモ

水中から花茎を伸ばしていく様子、これが面白い。
ホザキノフサモ

雌雄異花で上部に雄花、下部に雌花をつける。
ホザキノフサモ

これは下部の雌花しか咲いておらず雌性先熟のようです。
ホザキノフサモ

節ごとに花を4つつける、赤いのは花弁で緑色のが萼片。蜘蛛はまさしく綱渡り、水面を歩くのは無理だしどうやってここに来た、
ホザキノフサモ

花弁は早落性で開花直前に全て脱落するそうです。下に見えているのは雌花。
ホザキノフサモ

これは中間辺りにあった雄花ですが右上の花は雌花っぽい、中間辺りでは完全には分離していないのでしょうか。他の花でもそのようなのを見たことがあります。
ホザキノフサモ

これは雌花、花弁は落ちているようです。
ホザキノフサモ

柱頭は4裂、細かな突起がある。萼片が櫛歯のようになっている。
ホザキノフサモ

アリノトウグサ科フサモ属

(6月17日撮影)
2019. 06. 29  
咲き始めたキバナノマツバニンジン、3時頃の撮影で丁度この頃から咲き始めます。多分日没までには閉じるんでしょうが時間的に確認できない。
キバナノマツバニンジン

茎の頂部に花を付ける、その下辺りから更に枝を高く伸ばして花を付ける。1枚目の写真でその様子がわかると思います。
キバナノマツバニンジン

大きさ7,8mm、ほぼ黄色の5弁花。
キバナノマツバニンジン

雄しべも雌しべも5本、柱頭が僅かに膨らみ葯からは花粉が出ている。
キバナノマツバニンジン

萼片は5枚、正面のが内側ので左の大きいのが外側の2枚でしょうか。内側の縁に腺毛が生えているそうだがこれでは確認できない。
キバナノマツバニンジン

茎にへばりついた葉、茎の強度を高めるわけでもなさそうだしこれがほんと不思議。
キバナノマツバニンジン

アマ科アマ属

(6月17日撮影)
2019. 06. 29  
空き地に生えていた大きなネギ坊主、ニンニクでしょうね。今は荒れ地だけどここは多分家庭菜園的な畑だった場所かな、その頃植えていたんでしょうか。
ニンニク

球状花序は握り拳くらいの大きさ。
ニンニク

花序の下に膜状の苞。
ニンニク

以前見たニンニク畑のは花が殆ど開いてなかったですがこれは開いていた、でも蕾も多く全部開くんでしょうか。
ニンニク

6枚の花被片、6本の雄しべ、子房から短い花柱が出ている。白い糸状のは花被片が枯れたのかと思っていましたが花糸の両肩の咲きが糸状に長く伸びたものだそうです。
ニンニク

雄しべは基部が広いのと狭いのが交互にあるそうで広い方の花糸から糸状突起が出ているそうです。正面のが狭い花糸で右側のが広い花糸でしょうか。
ニンニク

花被片を取ってみました、子房に白い突起が出ていますが蜜線だそうです。花被片外側にも突起状の毛が生えている。
ニンニク

一応葉も撮ってみました、周りは雑草だらけ。
ニンニク

こちらは別のニンニク畑、花を咲かせていますが全部が全部咲いているわけではない。積まれて捨てられている花も多かった。
ニンニク

ヒガンバナ科ネギ属

(6月17日撮影)
2019. 06. 28  
咲き始めたマタタビ
マタタビ(雄花)

まだ蕾も多く花期はこれから、でも既に落花しているのもあった。
マタタビ(雄花)

雌雄異株でこれは雄花、花冠はまだ十分には開いていない。
マタタビ(雄花)

こちらは更に開いてなくて雄しべがギッシリ詰まってる。
マタタビ(雄花)

お馴染みの白い葉、花が咲き始める少し前から白くなってきています、昆虫へのアピールでしょうが前宣伝か(笑)、全面的に白くなっている葉もあれば部分的に白かったり全く白くなってない葉もあります。
マタタビ(葉)

表は白でも裏は普通に緑色、表側の細胞の間に空気の層が出来て乱反射で白くなるそうです。偶然そういう層が出来るのはまだ理解できるけど花期の頃だけ出来るというのが不思議、もう意思を持っているとしか思えない。
マタタビ(葉)

脈状に棘のような突起があります。
マタタビ(葉)
(6月11日撮影)

一週間後もう一度来てみました、更に花が多く咲いていて最盛期。
マタタビ(雄花)

花弁は平開していてこれが本来の姿。
マタタビ(雄花)

花は下向きに咲きます。
マタタビ(雄花)

今日の目的は前回咲いていなかった両性花、遥か上の方にしか咲いていない、こちらの葉はあまり白くなっていない。
マタタビ(雌花)

ここは獣除けの柵があるし手が届く場所は草刈りされているので間近で花を見られない。一番下にあった花をステッキで引っ張って何とか撮影。
マタタビ(雌花)

片手が塞がっているとアングルも撮りづらい。
マタタビ(雌花)

子房の周りに多数の雄しべ、花柱も多数ある。
マタタビ(雌花)

時間が経つと花弁と雄しべが落ちて子房と花柱だけが残っています。
マタタビ(雌花)
(6月17日撮影)

マタタビ科マタタビ属
2019. 06. 28  
ごく普通に見られるアカメガシワ、雌雄異株でこれは雄株。
アカメガシワ(雄花)

円錐花序ですが中央の花序が長く伸びて基部で枝分かれして短い花序を付けます。
アカメガシワ(雄花)

蕾がたくさんありますが一斉には開かないようです、上からとか下からとか順序よくでもなくランダムに開いてくるのかな。蕾には柄が見当たらにようで花が開く時花柄が伸びてくるんでしょうか。
アカメガシワ(雄花)

雄しべだけの雄花、萼片は反り返っている。花糸に水滴が付いていますが蜜じゃないだろうけど朝露なのかな。
アカメガシワ(雄花)

左側の花は今まさに開こうとしている瞬間、萼の様子が分かりますが3,4裂するそうです。
アカメガシワ(雄花)

葯が2室なのが分かります。褐色になっていて花はそろそろ終わりかな、用が終わると丸ごと落ちてきます。
アカメガシワ(雄花)

こちらは同じ場所に生えていた雌株、雄株に比べるとずっと少ないがなんたって数が多いのでこちらも普通に見られます、雄花に比べて色合いがやや褐色で地味かな。
アカメガシワ(雌花)

雄花とはまるで違いますが花序の構造は中央に長く伸びた花序、基部に枝花序と基本同じです。
アカメガシワ(雌花)

3裂した柱頭、雄花と違いこちらは一斉に開くようです。
アカメガシワ(雌花)

柱頭には乳頭状突起がある。
アカメガシワ(雌花)

雌花の萼片は殆ど反り返っていない、子房には棘状突起が密生、赤くなっているのがお洒落ですが赤くならないのもあります。
アカメガシワ(雌花)

出始めた葉は赤くここから赤芽柏、星状毛が生えているそうですがコンデジでは流石に無理。
アカメガシワ(葉)

葉は互生で卵形または広卵形、葉柄が長い。葉身基部に花外蜜腺がありますが撮影時には気が付かず拡大して貼り付けてみました。
アカメガシワ(葉)

トウダイグサ科アカメガシワ属

(6月17日撮影)
2019. 06. 28  
まだ蕾かなと思ったムクロジ
ムクロジ

よく見たら花が咲いていた、雌雄異花で雄花と雌花が同じ花序に混在しますが見る限りまだ雄花ばかりでした。
ムクロジ

雄花の雄しべは8-10本、外側に5本見えていますが内側のも雄しべのようです。
ムクロジ

これは雌花かなと思いましたが開き始めたばかりの雄花でした。
ムクロジ

偶数羽状複葉、小葉は互生状にずれてつく。
ムクロジ

まだ昨年の実が残っていました。
ムクロジ
(6月17日撮影)

一週間後もう一度来てみました、1枚目と同じ花序です。
ムクロジ

咲いているのは雌花ばかりで雄花は全く見られず、小さな蕾もたくさん残っていますがこれから咲くのなら雌花ばかりなのかな。
ムクロジ

太い花柱が突き出ている、雌花ですが雄しべもあり葯らしきものが見えています。
ムクロジ
(6月23日撮影)

おまけ、4月末に撮った同じ場所だが別のムクロジ、まだ葉は全く出ておらず果実が多数残っています。地面に落ちている果実も多く鳥に人気がないのかな。この木は葉が出てないが他の2本は葉が出ていた。
ムクロジ
(4月28日撮影)

ムクロジ科ムクロジ属
2019. 06. 27  
林道にたくさん生えていたナガバハエドクソウ、十字形の葉が特徴的。
ナガバハエドクソウ

葉は下部に集中、長い茎を伸ばして花を咲かせる。
ナガバハエドクソウ

横から見ると葉は下部と言っても地面際でもない。
ナガバハエドクソウ

唇形花の長さは7mm程、基部にある三角形のは苞でしょうか。
ナガバハエドクソウ

上部萼筒先端が赤く伸びて先端が鈎状に曲がりくっつき虫となる。
ナガバハエドクソウ

3裂した幅広い下唇、上唇も2裂しシソ科的だけどハエドクソウ科。古い分類では1属1種だったけどAPG分類では仲間が増えています。
ナガバハエドクソウ

花の奥に丸く見えているのは葯でしょうがその間に棒状に見えているのが花柱なのでしょうか。
ナガバハエドクソウ

上唇左右に平らな部分があるのがハエドクソウとの区別点、これは左側にあるようにも見える。
ナガバハエドクソウ

こちらは両側にあるように見える。
ナガバハエドクソウ

葉は長卵形~長楕円形、基部は楔形、下の葉は楔形になっていますがその上の葉は切形のような。
ナガバハエドクソウ

ハエドクソウは葉の裏の細脈が目立つそうだがこれはそれ程でもないかな。
ナガバハエドクソウ

茎や葉柄に毛が生える、同じ茎でも葉腋から上と下では生え方が違うような。総合的に判断してこれはナガバハエドクソウ。
ナガバハエドクソウ

同じ林道、シダに囲まれて生えていたけど随分大きかったので撮ってみました。
ナガバハエドクソウ

葉の長さが15cm程もありました、基部は切形
ナガバハエドクソウ

葉の裏の細脈もハッキリしている、ひょっとしてハエドクソウかとも思ったのですがハエドクソウは茎の上部までにも葉が付き基部は心形だそうです。これはどう見ても上部に葉はない。
ナガバハエドクソウ

花自体もハエドクソウの方がやや大きいそうでこれも直前に見たナガバハエドクソウより大きく見えた。
ナガバハエドクソウ

でも上唇左右に張り出しはありません。両者に中間的な形状のもあるんじゃないかと思う今日此の頃。
ナガバハエドクソウ

下唇をとってみました、雄しべは4本で長短2組あるそうです。左右に伸びるのは花糸もハッキリしていて葯室も2つあるようだ、その間に見えているのが短い方の葯かな、花柱は2浅裂するそうだがよく分かりません。
ナガバハエドクソウ

ハエドクソウ科ハエドクソウ属

(6月17日撮影)
プロフィール

平家蟹

  • Author:平家蟹
  • 花盗人の花日記
    へようこそ!!

    ホームページ秋吉台の花々を開設しました。
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