2019. 06. 09  
今年はいつもの群生地でも少なかったムラサキ、別の場所で探してみました。この辺りは何時もなら2,3ヶ所で見るのですが今年はこの一ヶ所3株だけでした。左の影の中に2株、右側に1株見えています。
ムラサキ

寄らば大樹の陰、ならぬ大岩の陰、でも花の数は少ない。
ムラサキ

ムラサキの花は傷んでいることも多いですがこれは真っ白でした。
ムラサキ

地元の方に新たな群生地を教えてもらって飛んでいきました。
ムラサキ

ほんと幾らでも咲いている。
ムラサキ

今年でもこれくらい咲いているから例年ならどれくらい咲いているやら、来年も楽しみです。
ムラサキ

やや花が傷んでいますがこれくらいなら問題なし。
ムラサキ

ムラサキ科ムラサキ属

(5月29日撮影)
2019. 06. 09  
イボタノキはあちこちで見られるので何か心を動かされないと撮影する気になれません。これは心を動かされました(笑)、石灰岩の割れ目に生えている、草本や蔓植物だと見かけますが純然たる木本ではあまり見かけません。
イボタノキ

ちょうど花盛り、天気もよく適度に雲があっていい雰囲気でした。
イボタノキ

まだ蕾を持った花序もあれば
イボタノキ

花が散り始めたのもあり
イボタノキ

すっかり散って花柱だけが残っているのもあり。花序ごとに色々で全体で花季を長くしているようです。
イボタノキ

真っ白な花、雄しべは2つ、その奥に丸い柱頭が見えている。
イボタノキ

花冠が丸ごと落ちるので雌しべは見やすいですが雄しべはまず見られない、これは枯れた雄しべが引っかかって残っていました。
イボタノキ

モクセイ科イボタノキ属

いろんな昆虫が多くやってきていました。この子は我関せずで食事中、シマハナアブでしょうか。
シマハナアブ

やれ打つな蝿が手を擦る足を擦る by 一茶、蝿じゃないですが。
シマハナアブ

これは甲虫、名前は分からず。この子はこちらを警戒してる。
甲虫

(5月29日撮影)
2019. 06. 09  
今年も無事初回の訪問で花が咲いていたカンコノキ、ここまで来るのに時間がかかるんですよ。大分咲いていたからもう少し前から咲いていたようだが流石にリスクはおかせない。
カンコノキ

葉腋から出ている様子がよく分かる、雌雄異株でこれは雌花、雌花は花柄が短い事が多いがこれはそれ程でもない。
カンコノキ

花はあまり開かない、中に見えているのが柱頭なんでしょうか、既に果実のような形をしている。
カンコノキ

雌雄異株だけど同株もある、ここのは既に同株と確認しているので雄花を探したがあまり咲いてなかった。普通なら雄花の方がずっと多いんですけどね。
カンコノキ

周りに見えているのは萼片、雌花と違い大きく開きます。
カンコノキ

雄花の周りに雌花が見えている。
カンコノキ

同じ場所から出ていますが上のは雌花でしょうか、それともまだ開いていない雄花?
カンコノキ

何時も外から全景を撮っているので内側から撮ってみました。これが一番大きい木、根本から随分枝分かれしています。これで何歳くらいなんでしょうね。それにしてもこれがコミカンソウの仲間とはね、APG分類は直感的に納得出来ないのもよくありますがこれもその一つです。
カンコノキ

これが2番めに大きい木、これも枝分かれしている。
カンコノキ

これが3番目、それ程枝分かれしていない。他のは同株を確認しているがこれはしてないので確認してみよう。
カンコノキ

コミカンソウ科カンコノキ属

(5月29日撮影)
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平家蟹

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