2019. 06. 24  
田植えの終わった田んぼの脇に咲いていたノギク、春のイメージがある田植えと秋の花の野菊とのミスマッチ、でも野菊はたいていこの頃からポチポチ咲き始めます。
オオユウガギク

ヨメナかどうか迷ったけどオオユウガギクでしょうか、冠毛を見るわけにもいかないし殆どイメージで判断。
オオユウガギク

葯筒から出始めた花粉が三角帽子で鉛筆のよう、周囲の舌状花のは2裂した柱頭が出ているがクルリンしていない。
オオユウガギク

舌状花の雌しべは柱頭が開いている。
オオユウガギク

総苞は浅い鐘形、総苞片の端が赤っぽくなっている。
オオユウガギク

キク科シオン属

(6月17日撮影)
2019. 06. 24  
荒れ地に生えていたイネ科の植物、蕊が出ているのでとりあえず撮影
ホソムギ

小穂が両側に出ていて以前撮ったネズミムギに似ていますが
ホソムギ

小穂に芒がありません、どうやらホソムギのようです。
ホソムギ

膜状に見えているのが苞穎でしょうか、第1苞穎は頂部の小穂だけにつくそうでこれは第2苞穎のようです。
ホソムギ

蕊を撮っても区別点にはなりそうもないけどこれを撮らないと面白くない(笑)
ホソムギ

葉舌は1-3mmと短い、狭い葉耳もある。
ホソムギ

イネ科ドクムギ属

(6月17日撮影)
2019. 06. 24  
田んぼ脇の舗装隙間に生えたエノコログサ、他の草に紛れず全体像が撮れるチャンスは滅多にない。初心者の頃はよく撮っていたけど久しぶりだなとは思ったけど調べてみたら前に撮ったのは12年前だった(^^;)
エノコログサ

茎は基部で分かれて叢生する。
エノコログサ

芒が密生するので蕊が撮りにくい、これも撮らなくなった理由の一つ、芒と書きましたが正確には小穂の柄から生じる長い突起だそうです。
エノコログサ

茶色い葯はなんとか写せましたが白っぽい柱頭は存在が分かる程度、突起は結構クネクネしている。
エノコログサ

穂の最下部にやや離れた小穂があったので拡大撮影、自分なりの解釈で文字入れしてみましたが間違っているかもしれない。第1小花の第2苞穎は小穂とほぼ同長だそうです。突起が小穂の柄から出ているのが分かります。
エノコログサ

葉や葉鞘は無毛、これは毛が生えているように見えましたがこれは毛状になった葉舌だそうです。
エノコログサ

葉鞘を外して拡大撮影してみました。
エノコログサ

田植え後の田んぼを背景に。かたや有用作物かたや雑草、でもアワの原種だとか。
エノコログサ

イネ科エノコログサ属

(6月11日撮影)
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平家蟹

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