2019. 06. 29  
水路に繁茂しているホザキノフサモ、同じ水生植物のヤナギモは流れの早い水路でも生えていますがこちらはどちらかと言うと滞留するような場所で生えているようです、ここも水路に堰があり流れが滞っている場所でした。
ホザキノフサモ

花期になると水中から花茎が伸びてきます。
ホザキノフサモ

水中から花茎を伸ばしていく様子、これが面白い。
ホザキノフサモ

雌雄異花で上部に雄花、下部に雌花をつける。
ホザキノフサモ

これは下部の雌花しか咲いておらず雌性先熟のようです。
ホザキノフサモ

節ごとに花を4つつける、赤いのは花弁で緑色のが萼片。蜘蛛はまさしく綱渡り、水面を歩くのは無理だしどうやってここに来た、
ホザキノフサモ

花弁は早落性で開花直前に全て脱落するそうです。下に見えているのは雌花。
ホザキノフサモ

これは中間辺りにあった雄花ですが右上の花は雌花っぽい、中間辺りでは完全には分離していないのでしょうか。他の花でもそのようなのを見たことがあります。
ホザキノフサモ

これは雌花、花弁は落ちているようです。
ホザキノフサモ

柱頭は4裂、細かな突起がある。萼片が櫛歯のようになっている。
ホザキノフサモ

アリノトウグサ科フサモ属

(6月17日撮影)
2019. 06. 29  
咲き始めたキバナノマツバニンジン、3時頃の撮影で丁度この頃から咲き始めます。多分日没までには閉じるんでしょうが時間的に確認できない。
キバナノマツバニンジン

茎の頂部に花を付ける、その下辺りから更に枝を高く伸ばして花を付ける。1枚目の写真でその様子がわかると思います。
キバナノマツバニンジン

大きさ7,8mm、ほぼ黄色の5弁花。
キバナノマツバニンジン

雄しべも雌しべも5本、柱頭が僅かに膨らみ葯からは花粉が出ている。
キバナノマツバニンジン

萼片は5枚、正面のが内側ので左の大きいのが外側の2枚でしょうか。内側の縁に腺毛が生えているそうだがこれでは確認できない。
キバナノマツバニンジン

茎にへばりついた葉、茎の強度を高めるわけでもなさそうだしこれがほんと不思議。
キバナノマツバニンジン

アマ科アマ属

(6月17日撮影)
2019. 06. 29  
空き地に生えていた大きなネギ坊主、ニンニクでしょうね。今は荒れ地だけどここは多分家庭菜園的な畑だった場所かな、その頃植えていたんでしょうか。
ニンニク

球状花序は握り拳くらいの大きさ。
ニンニク

花序の下に膜状の苞。
ニンニク

以前見たニンニク畑のは花が殆ど開いてなかったですがこれは開いていた、でも蕾も多く全部開くんでしょうか。
ニンニク

6枚の花被片、6本の雄しべ、子房から短い花柱が出ている。白い糸状のは花被片が枯れたのかと思っていましたが花糸の両肩の咲きが糸状に長く伸びたものだそうです。
ニンニク

雄しべは基部が広いのと狭いのが交互にあるそうで広い方の花糸から糸状突起が出ているそうです。正面のが狭い花糸で右側のが広い花糸でしょうか。
ニンニク

花被片を取ってみました、子房に白い突起が出ていますが蜜線だそうです。花被片外側にも突起状の毛が生えている。
ニンニク

一応葉も撮ってみました、周りは雑草だらけ。
ニンニク

こちらは別のニンニク畑、花を咲かせていますが全部が全部咲いているわけではない。積まれて捨てられている花も多かった。
ニンニク

ヒガンバナ科ネギ属

(6月17日撮影)
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平家蟹

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