2019. 09. 30  
咲き始めたキバナアキギリ、ここは日が殆ど当たらない薄暗い湿った場所だけどたいてい真っ先に咲き始めるのでたいていここで撮っています。
キバナアキギリ

蕾の頃は完全に閉じていますが上下が開いて花冠が顔を出す、花冠が落ちても萼は開いたまま。萼筒に長毛が生えている。
キバナアキギリ
(9月16日撮影)

後日別の場所、何時も同じ場所で撮っていると他の場所を忘れるので訪問してみました。ここも数は少ないが細々咲いている。
キバナアキギリ

下唇は3浅裂しているが裂けている付け根がピンク色になっている。この色がないのも多いが大きく広がっているのもある。上唇に長毛が生えているが疎らに生えていると無精しているよう。
キバナアキギリ

上唇から細い柱頭が突き出ている、先端が2裂しているが片側が短い。
キバナアキギリ

特徴的な三角状鉾型の葉。
キバナアキギリ

シソ科は裏側に腺点があることが多いので撮ってみました、疎らだけどあるようです。
キバナアキギリ

最初の場所にももう一度来てみました。大分咲いていた、今年は何時もより広がっているもよう。
キバナアキギリ

上唇が細長くまるでロケット。上唇に長い雄しべと雌しべが収まっている、下部に見えているのが仮雄しべ。
キバナアキギリ

なぜか雄しべの片側が外に飛び出ていた。
キバナアキギリ

仮雄しべドアップ、左右に見えるのが花糸で先端から長さが極端に不揃いの柄が伸びている。下側の仮雄しべを押すと上から雄しべが降りて花粉をつける。それにしても長さが不揃いすぎる気もする、これでうまくつけられるのかな。
キバナアキギリ

これは昆虫が訪問したのでしょうか、上唇から雄しべが下がってきている。
キバナアキギリ
(9月26日撮影)

シソ科アキギリ属
2019. 09. 30  
道端に群生していたシソ科の花、アラゲトウバナだそうです、名前さえ知らなかった。九州北部に分布だそうですがネット上でも殆ど情報がないようで知られてないのかな。
アラゲトウバナ

茎は直立せず盛んに分岐、確かにここのはあまり背が高くなかった。
アラゲトウバナ

茎頂部や枝先に疎らに花序をつける、これはイヌトウバナとそれ程違いはない。
アラゲトウバナ

葉が小さく鋸歯が低い、他の葉もやはり同様に鋸歯が低かった。
アラゲトウバナ

葉の裏に腺点が密生。
アラゲトウバナ

脈上に毛が生えていない、生えるイヌトウバナとの一番の違いか。
アラゲトウバナ

花は特に違いはないかな、左の花を見ると長短2組の雄しべ、短い方はあまり発達してないようだ。
アラゲトウバナ

柱頭は2裂してないようですが随分カールしている、花冠外側にも微毛が生えている。
アラゲトウバナ

上から見ると柱頭が突き出ている、萼片上唇が3裂。
アラゲトウバナ

萼片に長毛が生えるのも同じ、こちらも腺毛があるかな。
アラゲトウバナ

茎に下向きの毛が生える。10日後来てみたら花は殆ど終わっていた。
アラゲトウバナ

シソ科トウバナ属

(9月16日撮影)
2019. 09. 30  
最近は専らここで見ているイヌトウバナ、一昨年周りの藪が広範囲に刈られ環境激変、木陰を好むので心配していましたが咲くのは少し遅くなったけど今年も無事咲いてくれました。
イヌトウバナ

茎頂部や枝先に花序を付ける、花はやや疎ら。
イヌトウバナ

花冠は正面から見ると3,4mm、トウバナより一回り大きい。シソ科らしい花、奥に赤紫色の斑紋が見えている。雄しべは長短2組かな、間に柱頭が見えているが2裂はしていないかな。
イヌトウバナ

萼筒に長毛があるのが特徴、こんなに長いのに肉眼では意外と確認しづらい。先端が小さく丸くなっているのがあるが腺毛があるのでしょうか。
イヌトウバナ

葉は狭卵形~卵形
イヌトウバナ

葉の裏に腺点がある。
イヌトウバナ

更に拡大、脈上に毛がはえている。
イヌトウバナ

茎や花序軸に下向きの毛が生えている。
イヌトウバナ

シソ科トウバナ属

(9月16日撮影)
2019. 09. 29  
イタドリは白い花ですが時折赤い花もあります、去年もこの辺りで撮っていますが多分別株。中央下辺りが赤花、その右側に普通の白い花、左にピンク色の花のがあります。
イタドリ(赤花)

イタドリの赤花をベニイタドリと言うそうですが色は連続的、どこまでをベニと言っていいのやら、なのでタイトルは赤花にしました。
イタドリ(赤花)

もうすっかり果実になっています、それにしても赤い。
イタドリ(赤花)

果実にの中に花が残っていました、受粉しなかったのでしょうか、花そのものは白い。
イタドリ(赤花)

雌雄異株でこれは当然雌株、赤くなり始めた子房の先端に細裂した柱頭が見えている、右の花は小さな雄しべが見えているが雌花でも雄しべが残っているようです。
イタドリ(赤花)

外側の花被片3枚が翼状に張り出して果実を包む。
イタドリ(赤花)

花は地味だけどこれはなんとも言えず綺麗。
イタドリ(赤花)

これは側に咲いていた普通のイタドリの雄花
イタドリ

雄しべが花冠から突き出ているが葯は殆ど落ちている。
イタドリ

花の奥に蜜が見えています、花としての役割は終わっているだろうにね。
イタドリ

こちらは別の場所、まだ沢山の蕾を付けていた、イタドリの花期は結構長いけど9月中旬で蕾をつけるのか。
イタドリ

開いた花が少しありましたがやはりイタドリです、でも緑色の蕾なんて初めて見たような。
イタドリ

8本の雄しべ、奥に見えているのは雌しべの痕跡かな。
イタドリ
(9月16日撮影)

後日もう一度撮ってみました、同じ株です。
イタドリ

花盛りですがやはりうっすら緑色、一般的なイタドリとは大分イメージが違います。
イタドリ

花を見ればやはりイタドリ雄花、蕾の翼が緑色、花被片もうっすら緑がかっている。
イタドリ
(9月26日撮影)

タデ科ソバカズラ属
2019. 09. 29  
大群生していたアキノウナギツカミ、数年前ここで見つけた時は細々状態でその後もそれ程変わりはなかったですが今年になって一気に増えました。
アキノウナギツカミ

枝先に球状の花序を付ける、とても球状には見えませんが。
アキノウナギツカミ

タデ科なのでこれは花弁ではなく萼片、先端部分が淡紅色を帯びる、全体が色づくよりこの方が余程見栄えがするな。
アキノウナギツカミ

花柱は3岐しているかな、雄しべも何本か見えている。
アキノウナギツカミ

アキノウナギツカミと言えばやはりこの棘、おかげで葉鞘を撮るのをすっかり忘れてた。
アキノウナギツカミ

茎は四角くその稜に棘が下向きに生えている。
アキノウナギツカミ

葉は互生で卵状披針形~長披針形、基部が茎を抱く。
アキノウナギツカミ

短い葉柄から主脈裏にかけても棘がはえている。
アキノウナギツカミ

タデ科イヌタデ属

(9月16日撮影)
2019. 09. 29  
アキノウナギツカミに混じって咲いていたヤナギタデ、以前はヤナギタデの方が多かったのですが今年はアキノウナギツカミに圧倒されています。
ヤナギタデ

花はボケボケ写真だけ、アキノウナギツカミの花をさんざん撮った後だからこちらは疎かになってしまった(^^;)
ヤナギタデ

披針形の葉、ほっそりスリム形、斑紋はなさそう。
ヤナギタデ

葉鞘は筒状で縁に毛があるがこれはそれ程目立たない。
ヤナギタデ

アキノウナギツカミとの茎のツーショット、同じイヌタデ属ながら違いすぎる。
ヤナギタデ

タデ科イヌタデ属

(9月16日撮影)
2019. 09. 28  
去年新たな場所で見つかったタヌキマメ、今年も行ってみましたが藪が随分酷くなっていて探すのが大変、草むらの中に埋まるようにやっと一株だけ見つけました。
タヌキマメ

青紫色の魅力的な花、旗弁基部が線状の斑紋で色が濃くなっている、翼弁の間に見えているのが竜骨弁でしょうか。
タヌキマメ

正面から見ると確かに竜骨弁のようで先端が棒状に尖っているようです。
タヌキマメ

花だけじゃなく毛が密生した萼も面白い、まさしく狸の蓑。
タヌキマメ

これは花後でしょうか、萼裂片は上側が2裂、下側が3裂しているそうです。種子を見てみたかったけどもう少し我慢。
タヌキマメ

斜めに線形に伸びているのが葉、マメ科と言えば普通3小葉ですがこれはちっともマメ科らしくない、普通の3小葉ならこんな藪の中でもまだ見つけやすいんでしょうけどね、これだと花が咲いてないとまずわかりません。
タヌキマメ

葉は葉脈が目立たない、縁に淡褐色の長軟毛が生えている。
タヌキマメ

マメ科タヌキマメ属

(9月16日撮影)
2019. 09. 28  
去年この辺りで新たな群生地が見つかったツルマメ、今年は少なかったけど藪が酷くて十分探せなかった。
ツルマメ

葉腋に短い花柄を伸ばして数個の花をつける。左上に伸びるのが葉柄ですが稜があって四角くなっている。
ツルマメ

大きさは5mm程、翼弁が竜骨弁を包んでいるので竜骨弁が見えない。
ツルマメ

萼片や花柄に細かな毛が密生している。
ツルマメ

3小葉は狭卵形~披針形、ここのはツルマメとダイズとの自然雑種ヒロハツルマメだそうだけどネットで検索しても殆ど情報が出てこない。頂小葉が狭卵形だそうだけど個体変異内のような気もする。
ツルマメ

葉の表面に毛が生える。
ツルマメ

裏にも毛があるそうだが目立たないかな。よく見ると側脈が縁に達していない。
ツルマメ

左は葉柄で右は茎ですが捻れているような。
ツルマメ

マメ科ダイズ属

(9月16日撮影)
2019. 09. 28  
道端斜面に群生していたヤブツルアズキ、蔓性ですがここは絡む相手がいないので地面に広がっています、むしろこういう方をよく見かける。
ヤブツルアズキ

葉腋から長い茎を伸ばして先端に総状花序をつける。
ヤブツルアズキ

花はノアズキによく似ていますがこちらは翼弁が竜骨弁を覆っています。
ヤブツルアズキ

横から、翼弁が竜骨弁を覆っている様子、ノアズキは基部を覆う程度。
ヤブツルアズキ

花の裏側、一番株に見えているのが苞でその上部に見えているのが小苞でしょうか、毛が多い。
ヤブツルアズキ

ノアズキと比べて葉の形が違いますがこちらの方が大きいのでほぼそれだけでも区別できる、これは小葉が少し裂けていますがノアズキは裂けることはありません。
ヤブツルアズキ

葉の表面に長い毛が生える、頂小葉基部に小托葉
ヤブツルアズキ

側小葉基部にも小托葉がある。
ヤブツルアズキ

小葉基部にも托葉、葉柄基部が緑色で膨らんでいる、右側は茎で毛が多いが左上に伸びているのは花をつける茎でこちらは毛が生えていないようだ。
ヤブツルアズキ

近くの田んぼ脇の草むらにも群生
ヤブツルアズキ

傍を通る舗装路の水路脇にも群生、この辺りはヤブツルアズキだらけでした。何ヶ所かで見ていますがノアズキに比べてやや湿っぽい場所を好むようでそのような所ばかりで見ていて台地上では見かけません。
ヤブツルアズキ
マメ科ササゲ属

おまけ、川の堰を背後にヒガンバナ、絶賛壁紙中(笑)
ヒガンバナ

(9月7日撮影)
2019. 09. 27  
水路脇に咲いていた見かけぬ野草、新規の花かと期待したのですが
ヒメキンミズヒキ(帯化)

高さは1.5mくらい、上部で随分枝分かれし黄色い花を咲かせている。
ヒメキンミズヒキ(帯化)

でも花を見るとどう見てもキンミズヒキ、花弁が細く雄しべの数も少ないからヒメキンミズヒキでした。
ヒメキンミズヒキ(帯化)

ヒメキンミズヒキも上部で多少枝分かれしますがこんなに多いことはない、これも帯化でしょうか。
ヒメキンミズヒキ(帯化)

それにしても枝分かれしすぎ
ヒメキンミズヒキ(帯化)

花も穂状という感じでもない。
ヒメキンミズヒキ(帯化)

葉はヒメキンミズヒキにしては小葉が細長いけど変異の範囲内かな。目立ったのか気持ち悪かったのか後日見に行ったらこれだけ根本から切られていた。
ヒメキンミズヒキ(帯化)

バラ科キンミズヒキ属

(9月6日撮影)
プロフィール

平家蟹

  • Author:平家蟹
  • 花盗人の花日記
    へようこそ!!

    ホームページ秋吉台の花々を開設しました。
    個々の植物の記事を花・果実・芽生え等1元的にまとめています(秋吉台以外の花もあり)
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