2019. 10. 22  
咲き始めたムラサキセンブリ、この日このコースで見かけたのはこの一輪だけ、でも咲いていたよかった。
ムラサキセンブリ

淡紫色の5弁花、花弁の幅は多少変化がありこれはやや幅広いかな。
ムラサキセンブリ

毛が密生しているけどイヌセンブリ程ではない。葯はホッソリしていてこの形もセンブリとは違うような。黒く見えているのは訪問した昆虫。
ムラサキセンブリ

2裂した柱頭、子房も紫色、筋が入っていて2室なのが分かります。
ムラサキセンブリ
(10月11日撮影)

後日別の場所、この辺りも多いのですがこの日はまだこれくらいでした。
ムラサキセンブリ

花弁の色大きさといい、筋の入り具合といい、これくらいがベスト、お気に入りの花は好みも煩いのだ(笑)
ムラサキセンブリ

葯は細長く花粉を出している面が外向きになっています、センブリは上向き。
ムラサキセンブリ

蜜腺溝は色形位置ともセンブリと異なる。こちらは基部にあり形は細長く色は淡褐色、センブリは基部から少し離れ楕円形で緑色。
ムラサキセンブリ
(10月17日撮影)

リンドウ科センブリ属
2019. 10. 22  
昨年イヌセンブリが大発生した場所、今年は少なく事前に確認していたのはこの背の高い株だけでした、この周りに数株あっただけ。
イヌセンブリ

すぐ近くにもう2株、結局見つかったのはこれだけ。昨年はなかったススキ等が生えてきていたけどまだ開いた地面は幾らでもあるのにな、地下でも激烈な生存競争が繰り広げられているかも。この日いつもの場所はまだ小さな蕾ばかりでした。
イヌセンブリ

朝8時前の撮影、朝日が横から当たって陰影のハッキリした花を写すことが出来ました。
イヌセンブリ

毛が密生、センブリに比べて苦味が少ないから役に立たないと言う意味でイヌと名付けられましたが全国的に少なく野草ファンにとっては憧れとなっています。
イヌセンブリ

太い子房、これには縦縞が入っている、花柱は短いようですぐ上に2裂した柱頭がある。
イヌセンブリ

花弁には紫色の縦縞、毛が密生しているので蜜腺溝がよく見えません。
イヌセンブリ

パックリ開いた柱頭、これは開きかけているんじゃなく閉じ始めているんだろうな。
イヌセンブリ

萼片の様子を取ろうとしたら雄しべの葯が目玉のよう、まるでウルトラマンのライバル、バルタン星人(笑)
イヌセンブリ

葉は対生し長楕円状倒披針形~倒卵形、センブリより幅が広い。
イヌセンブリ

リンドウ科センブリ属

(10月11日撮影)
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平家蟹

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