2020. 05. 28  
一番見学しやすい場所にあるニガキ、同じものならば安易に流れるのは致し方ないこと(笑)、最初に見つけたのは林道の一番奥にあるので最近は行ってないな。
ニガキ

本年枝野葉腋から集散花序を出す。
ニガキ

雌雄異株でこれは雄株、近くに雌株があるのもここに来る理由ですが今年は枝が切られて花が咲いてなかった、残念。
ニガキ

雄しべが4本、花弁も4枚、中央に丸く緑色のは花盤、花糸の下部に毛が生えている。
ニガキ

雄しべが5本のもありました、概ね4,5本のようです。花柄や花弁にも毛が生えている。
ニガキ

小さな昆虫が訪問、左側の花盤には蜜が出ているようです。
ニガキ

奇数羽状複葉、小葉は4-6対、小葉は卵状長楕円形で細かな鋸歯がある。1枚の葉は大きいので全体が撮れなかった。
ニガキ

ニガキ科ニガキ属

(5月13日撮影)
2020. 05. 28  
4月末沢山の蕾をつけていたアリドオシ、その時は開花していたのはなかった。2週間後来てみたらもう大部分散っていた。
アリドオシ

まだ何とか残っているのもありました、左側のがそれで右側のは散りかけています。
アリドオシ

一つでも咲いていればいいんですけどね、でもギリギリセーフ。
アリドオシ

花冠は4裂
アリドオシ

雌しべの柱頭は4裂、雄しべも4本
アリドオシ

柱頭は突起のような毛が生えていて花粉を捕まえやすくなっています。
アリドオシ

花筒内部には毛が密生。
アリドオシ

花冠は丸ごと落ちるようです、柱頭が開いているせいか雌しべに引っかかっているのも多くありました。
アリドオシ

棘は葉と同長か長い、ただここのは葉よりやや短いのが殆ど、でもオオアリドオシよりははっきり長いです。
アリドオシ

棘は葉の基部(葉腋ではない)から出ているのが多いですが左のように葉がないのもあります、短枝が変化したものだそうです。
アリドオシ

アカネ科アリドオシ属

(5月13日撮影)
2020. 05. 27  
去年と同じ場所のコジキイチゴ、増えもせず減りもせず2株だけかな。
コジキイチゴ

咲いている花は相変わらず少なかった、花弁は細めで隙間に細長い萼片が見えている。
コジキイチゴ

多数の雌しべはやや長く突き出る、周りの雄しべはまだあまり伸びていない、葯も開いてないようだ。
コジキイチゴ

花弁が落ちた花、前のと比べると雄しべが大分伸びているのがわかる、花床に毛が生えているようだ。
コジキイチゴ

花柄や萼片に赤い腺毛
コジキイチゴ

もう食虫植物かと思うほど生えている。
コジキイチゴ

奇数羽状複葉、小葉は2-4対で割と細長い。
コジキイチゴ

葉軸にも棘があり腺毛が密生。
コジキイチゴ

小葉には不揃いの重鋸歯がある。
コジキイチゴ

葉軸の棘と腺毛。
コジキイチゴ

小葉の脈にも棘と腺毛、側脈にも腺毛が生えているようだ。
コジキイチゴ

赤い腺毛と鋭い棘、棘は下向き、花より魅力的だ(笑)
コジキイチゴ

茎には更に腺毛が密生、少し黒っぽくなっている、棘は下向きではなく直立している。
コジキイチゴ

腺毛を逆光で。
コジキイチゴ

バラ科キイチゴ属

(5月13日撮影)
2020. 05. 27  
休耕田で咲いていたカワヂシャ、コオニタビラコの果実を探していて見つけました。今まで見ていた3ヶ所は雑草が繁茂してすっかり見られなくなっていたので久しぶりでした。
カワヂシャ

大きさ4mm程、花冠は4深裂し淡紫色の筋がある、オオカワヂシャは筋がもっと濃い。
カワヂシャ

普通4深裂ですが3深裂のもありました。
カワヂシャ

蜜が出ているようです、蜜は光の加減がよくないと分かりにくい。
カワヂシャ

御しべは雌しべよりやや長そうだ、これも当然自家受粉するだろうから雄しべが内側に曲がる為雌しべより長くないと都合が悪いだろうな。
カワヂシャ

茎には腺毛が生える。
カワヂシャ

葉は対生し基部が茎を抱く、尖った鋸歯がある、オオカワヂシャは鋸歯が目立たないそうです。
カワヂシャ

前の場所は一株だけだったけど見つかる時は見つかるもので別の休耕田でも見つけました。
カワヂシャ

ここは休耕田でも時折畑作されるので雑草がそれ程生えていません。
カワヂシャ

こちらは筋が殆どない白い花、なので最初はてっきりムシクサかと思って撮りまくりましたよ(ガッカリ)。
カワヂシャ

葉腋から長い茎を伸ばしていますがムシクサはこんな姿にはならないようです。
カワヂシャ

花冠は雄しべを道連れにしてまるごと落花。
カワヂシャ

これも腺毛が生えていますが疎ら、生えていないのもあるようです。
カワヂシャ

オオバコ科クワガタソウ属

(5月13日撮影)
2020. 05. 27  
いつもの場所のハナウド、去年は少なく花が咲くのも遅かったけど今年はほぼ例年どおりでした。
ハナウド

大きな散形花序、ちょうど花盛りの状態でした。
ハナウド

周辺の花が大きく更に一つの花も外側の花弁が大きく2深裂しています。
ハナウド

花盤から蜜が溢れ出ています。
ハナウド

御しべは直立、2本の雌しべも出ているがまだ開いていない、人間の目で花盛りの頃は雌しべはまで開いていないことが多い。
ハナウド

花弁の裏側に毛が生えていた、これは初めての確認、でも生えていな方が多いかな。
ハナウド

上から見るとはぼ白一色ですが下から見ると緑の花柄などがアクセントとなって花束のようで綺麗。
ハナウド

小花柄や小総苞にも毛が多い。
ハナウド

茎には稜がありこちらも毛が多い。
ハナウド

葉柄基部は袋状となり茎を抱く。
ハナウド

葉は大きく3出複葉または羽状複葉。
ハナウド

こちらは別の場所、こちらの方が多いですが広い範囲に少しづつ生えている。
ハナウド

セリ科ハナウド属

(5月13日撮影)
2020. 05. 26  
日当たりの良いあまり草の茂らない空き地に咲いていたヒナギキョウ、黄色い花はカタバミの仲間、画面中央辺りに咲いているんですがこの角度では殆ど目立ちません。
ヒナギキョウ

同じ空き地、右上にはニワゼキショウが咲いているがそちらには目もくれず。
ヒナギキョウ

細い茎は枝分かれをせず先端に一つの花をつける。
ヒナギキョウ

青空バックしても花の内部が見えないのでいまいち。
ヒナギキョウ

大きさは7,8mm、まさしくキキョウのお雛様、柱頭が3裂しているがどの花も柱頭が開いていた、雄性先熟でしょうけどね。
ヒナギキョウ

花冠はロート状、蕊は突き出ません。
ヒナギキョウ

柱頭が2裂しているのもありました、毛がたくさん生えている。
ヒナギキョウ

花柱は意外と太い、木の根っこのように見えているのは花糸でしょうか、蜜も出ているようです。
ヒナギキョウ

茎の株にヘラ型~倒披針形の葉、こんな葉なので草むらの中では競争に負けるようです。
ヒナギキョウ

キキョウ科ヒナギキョウ属

(5月13日撮影)
2020. 05. 26  
草むらの中に生えているオヤブジラミ、これで草丈1mくらい。
オヤブジラミ

ヤブジラミに比べて小花柄が長いので花序がやや疎らに見える、これはあまりそう見えませんが。
オヤブジラミ

花序の中央に小さな花がある、属は違いますがヤブニンジンも周囲の花は両性花で中央のは雄花、こちらもそうなんでしょうか。
オヤブジラミ

5弁の花は外側のがやや大きい、雄しべは5本だけどこれは6本あるように見える、花柱は2本。
オヤブジラミ

雄しべが落ちた花、雌しべの基部に見えているのが花盤で2裂している。
オヤブジラミ

小花柄や子房に上向きの棘が生える、少総苞にも棘が生えている。
オヤブジラミ

既に果実がなっています、熟すと黒くなる。
オヤブジラミ

完熟すると2つの分果に分かれるそうでそれを見てみたい。
オヤブジラミ

3回3出複葉、小葉は細かく裂ける。
オヤブジラミ

茎には稜があり棘が生えている、上向き下向き両方あるようです。
オヤブジラミ

セリ科ヤブジラミ属

(5月13日撮影)
2020. 05. 26  
おやこんなとこにも咲いていたユキノシタ、そう言えば以前も見ていたけどその時も咲くのが早かった。
ユキノシタ

まだ花序の先端の花だけ咲いていて他は蕾。
ユキノシタ

下側の2枚の花弁が白く大きい、普通細長いけどこれは割と幅広い。
ユキノシタ

上の花弁は赤い斑紋があり基部には黄色い斑紋、場所の関係で手を伸ばして撮ったので薄暗いこともありブレてるな。
ユキノシタ

下側の花弁はやや前に傾いている、多少なりにも昆虫の着陸場所なんでしょうか。
ユキノシタ

長く突き出た2本の雌しべ、緑色の子房は下側が合着、黄色いのは花盤で上半分だけ覆っている。これも果実を撮ってないな。
ユキノシタ

腎円形の葉、褐色の斑紋があることが多い。
ユキノシタ

葉の表に毛が密生、裏側にも生えている。
ユキノシタ

茎や花序軸にも毛が密生、腺毛もあるはずだがブレているので確認できない。基部にあるのは苞葉でしょうか、これにも毛が生えている。
ユキノシタ

ユキノシタ科ユキノシタ属

(5月13日撮影)
2020. 05. 25  
湿っぽい場所に生えることが多いヤブデマリ、割とお気に入りで秋吉台で初めて見つけたのは林道の一番奥、次の年もわざわざそこまで足を運びましたが今はあちこちで見ているのでそれ程でもなく。
ヤブデマリ

ここは斜面だしそれ程高木にはならないので花序を真上から見ています、科は全く違うがコガクウツギと似ている、花の数はこちらがずっと多い。
ヤブデマリ

葉腋から長い茎を伸ばして花を咲かせる様子はまるで空中庭園。
ヤブデマリ

散房花序、中央に生殖花、周囲に装飾花。
ヤブデマリ

生殖花の廻りを装飾花が囲む様子はまるで花園に群がる蝶、コガクウツギと違い装飾花がない花序はまずありません。
ヤブデマリ

でもこれはさすがに装飾花が多すぎるだろ。
ヤブデマリ

装飾花の萼片は5枚、内側の1枚が極端に小さい、コガクウツギに見られた生殖花はこちらにはありません。
ヤブデマリ

装飾花の花弁は反り返り雄しべが直立する、まだ雌しべは開いてないかな。
ヤブデマリ

花の奥に雌しべ、右の花で僅かに花柱が伸びているようだ。
ヤブデマリ

葉は対生で楕円形~広楕円形、先は短く尖り鈍い鋸歯がある。
ヤブデマリ

裏面の脈上に星状毛があるそうだが目立ってないかな。
ヤブデマリ

ガマズミ科ガマズミ属

(5月13日撮影)
2020. 05. 25  
あまり日の当たらない林縁や林内でよく見かけるコガクウツギ、やはりそういう薄暗い場所では白い装飾花が目立ちます。
コガクウツギ

1花序に1-3個の装飾花がつく。
コガクウツギ

大きな装飾花、周りのは萼片で普通3,4枚、大きさは不揃いですが極端な違いはありません。
コガクウツギ

装飾花ですが中央に生殖花もありますが結実はしないようです。周りの突起のようなのが花弁でその内側に雄しべ、雌しべもあるはずだがこれは確認できない。
コガクウツギ

装飾花のない花序もあります、むしろこちらの方が多い。
コガクウツギ

5枚の花弁、10本の雄しべ、花弁基部から伸びている雄しべは内側に、花弁の間の雄しべは外側に伸びているようです。
コガクウツギ

花柱が3本伸びているのがわかる、薄暗い場所だからボケボケ(^^;)
コガクウツギ

花柱が4本のもありました、アジサイ科全般に果実を見てないから撮らなくちゃ。
コガクウツギ

葉は対生で長楕円形、艶があり鋸歯は上半分に疎らにある、ブツブツのように見えているのは毛が生えているようです。、
コガクウツギ

アジサイ科アジサイ属

(5月13日撮影)
プロフィール

平家蟹

  • Author:平家蟹
  • 花盗人の花日記
    へようこそ!!

    ホームページ秋吉台の花々を開設しました。
    個々の植物の記事を花・果実・芽生え等1元的にまとめています(秋吉台以外の花もあり)
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