2020. 06. 01  
擁壁と電柱の間に生えていた蔓性植物、なんだろうと思ったらツルウメモドキでした。
ツルウメモドキ

葉腋に短い集散花序を出すそうですがこれは大分伸びています。赤く見えているのはメキシコマンネングサのとこで紹介したタカラダニです。
ツルウメモドキ

こちらは短いけど花の数が多い。
ツルウメモドキ

雌雄異株でこれは雄株でした、でも雄花でも雌しべの痕跡があります。
ツルウメモドキ

ただこれは痕跡と言うには随分ハッキリしている。
ツルウメモドキ

柱頭が開いているようにも見えます。
ツルウメモドキ

これはもうはっきり柱頭が3裂している、ただ本来の雌花に比べて子房が小さいような。蜜も見えている。
ツルウメモドキ

もう両性花でいいんじゃないと思うほど開いている。以前にも同様のを見たことがあります、雌雄異株でも雄花雌花の他に両性花をつける植物がありますがこれもそうなんでしょうか、果実がなるのを確認したいけどここは刈り取られるだろうな。
ツルウメモドキ

葉は互生で楕円形もしくは倒卵形、浅い鋸歯がある。
ツルウメモドキ

ニシキギ科ツルウメモドキ属

(5月13日撮影)
2020. 06. 01  
割と見かけるツリバナ、低木であまり高くならないので撮りやすい。
ツリバナ

植物の名前は首を傾げるのもありますがこれは全く同意。
ツリバナ

普通花弁は5枚ですが4枚のもあります。
ツリバナ

地味なニシキギの仲間ですがこれは花弁が淡赤褐色でちょっぴり派手、中央部の花盤が梅鉢のよう、雌しべは出ていますが御しべは花盤に埋もれている。
ツリバナ

左下で花盤から雄しべが出始めている、柱頭は微妙に2裂しているような。
ツリバナ

5本の雄しべが出た状態、花盤から蜜が出ているようです。
ツリバナ

横から見ると短い割には太い花糸
ツリバナ

花弁が落ちて雄しべも脱落、柱頭が赤くなっている。
ツリバナ

枝は長く伸びて葉は対生。
ツリバナ

先端は対生する葉がセットになって枝が突然終わっている。
ツリバナ

ニシキギ科ニシキギ属

(5月13日撮影)
2020. 06. 01  
多分植栽かなと思うけど野生の可能性も多少あるかなと思うニシキギ、こんなとこに1本だけ植えるか、という程度の微かな理由ですが(^^;)
ニシキギ

枝に翼があるのがニシキギで無いのがコマユミ、コマユミは割と見かけますがニシキギは間違いなく野生というのはまだ見たことがありません。
ニシキギ

この時は風が強く時折木漏れ日が当たったり影になったりと非常に撮りづらい状況、と事前に言い訳しておくヾ(^^;)
ニシキギ

本年枝の芽鱗痕のわきから集散花序を出す、花序と言ってもここでは一つ二つ程度。
ニシキギ

花弁は4枚、雄しべは4本、葯が2室なのがわかる、左のは花弁が落ち雄しべも葯だけが落ちています、蟻が来ているから蜜が出ているんでしょうね。
ニシキギ

花盤に白いものがついてますが花粉でしょうか、少々多すぎる気もしますが。
ニシキギ

横から見ると雄しべも雌しべもほぼ同長、雌しべは柱頭がハッキリしない。
ニシキギ

ニシキギ科ニシキギ属

(5月13日撮影)
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