2020. 06. 09  
台地上のあちこちで散発的に咲いているムラサキ、今年は行く回数を減らしているので時間のかかる台地上を歩くことが少なく去年見つけた場所で安易に撮影。
ムラサキ

筋が入ったような特徴的な葉なので花が咲いてなくてもわかります。
ムラサキ

葉腋から枝を伸ばし総状に花序を付ける、一度に多くの花を咲かせることはないようで一株ごとの花期は割と長い。
ムラサキ

この仲間は青系統の色が多いですが代表のムラサキは真っ白な花、むしろ例外ですね。
ムラサキ

花の奥に見えているのは雌しべの柱頭でしょうか、周囲に見えているのは雄しべではなく腺毛のような。
ムラサキ

3行脈が目立つ葉、粒状突起がある。
ムラサキ

裏側は3行脈が浮き上がっていて長毛が生えている、他にも短毛が密生しているようだ。
ムラサキ

葉の下部や茎にも毛が密生している、茎の毛の基部には粒状突起があるようだ。
ムラサキ

ムラサキ科ムラサキ属

(5月29日撮影)
2020. 06. 09  
ニワゼキショウは紫と白の花がありますが両方同じ場所に咲いていたので撮ってみました。
ニワゼキショウ

白花はすぐわかりますが紫の花はカメラを近づけないと分かりづらい。左側(矢印)に偶然オオニワゼキショウも写っていました。
ニワゼキショウ

紫色の花、中心部は更に濃く奥の花筒部分は黄色。
ニワゼキショウ

白花も中心部は濃い、ニワゼキショウは花弁が同形同大ということだが微妙にだがはっきりした違いがある。
ニワゼキショウ

既に大量の果実がなっている。
ニワゼキショウ

同じ場所に咲いていたオオニワゼキショウ、花被片の大きさに違いがあるのがはっきりしている。ニワゼキショウは先端が急速に狭まるがこちらは穏やかに狭まるようだ。
オオニワゼキショウ

ニワゼキショウとの比較、大きさはオオの方が小さい。
オオニワゼキショウ

果実は逆にオオニワゼキショウのほうが大きい(右側)。
オオニワゼキショウ

くびれ部にも違いがあると書かれていた本もあるが微妙なような気がする。緑色の子房はオオの方が既に大きいような。
オオニワゼキショウ

アヤメ科ニワゼキショウ属

(5月29日撮影)
2020. 06. 09  
道端に咲いていたイモカタバミ、近くに植えられている庭があるのでそこからの逸出でしょうか。
イモカタバミ

カタバミの仲間の中でも美形だと思うけどイモとついていて可哀そうな名前、と言ったらイモに可哀そうですが。塊茎がイモ状になっているようですが何時も見るのを忘れる。
イモカタバミ

紅紫色の花、中心部は更に色が濃い、赤紫の筋が入っている。
イモカタバミ

葯が黄色いのが特徴、花糸に毛が生えているようです。
イモカタバミ

花柄や萼片にも毛、萼先端に黄色の小点がある。
イモカタバミ

ハート形の3小葉、これを見ればカタバミ科とわかりますが種は多いのでその先が難しい。
イモカタバミ

葉の表面に毛が多い、裏側に黄色い小点があるそうですが表側にも少し見えています。
イモカタバミ

葉の縁や裏側にも毛が密生。
イモカタバミ

カタバミ科カタバミ属

(5月29日撮影)
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平家蟹

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