2020. 06. 11  
林縁などで割と見かけるウリノキ、葉の下にぶら下げるように花を咲かせますが低木なので目の高さに見られることもあって撮影しやすい。
ウリノキ

葉腋から集散花序をつける。蕾の頃は緑色、だんだん白くなって開花する。
ウリノキ

長い花弁がカールして長い葯が露出、この姿がお気に入り。
ウリノキ

花弁の数は6-8枚ですがカールする時は3,4裂することが多い。
ウリノキ

雄しべとほぼ同じ長さの雌しべ、柱頭が膨らんでいる。
ウリノキ

2裂しているのがありました、こんなの初めて見たような。
ウリノキ

飾りをぶら下げた神社のお守り。
ウリノキ

まるで睨まれているぞ(笑)。
ウリノキ

既に花弁が落ちて雌しべだけ残っているのがありました。
ウリノキ

葉は互生で浅く3-5裂する、軟毛が散生しているのでザラザラしています。
ウリノキ

裏側は葉脈が浮き上がる、こちらは艶がある。
ウリノキ

ミズキ科ウリノキ属

(5月29日撮影)
2020. 06. 11  
そろそろ終わりの頃のエゴノキ、これは樹高が低いこともあって花の数も少なかった。
エゴノキ

ランプをぶら下げるように下向きに花を咲かせる。
エゴノキ

花冠は雄しべごと落花、これは途中で引っかかっている、高木が多いので地面に散らばっている花で気がつくことも多いですが上を見上げても見当たらないこともある。
エゴノキ

雄しべは10本、花糸より葯が長い、花糸は途中で曲がっている。
エゴノキ

雄しべの中から雌しべが突き出る、柱頭は小さく花柱の太さと変わらない、色が黄色くなっていて突起もあるようだ。
エゴノキ

花冠が落ちて残った花柱。
エゴノキ

エゴノキ科エゴノキ属

(5月29日撮影)
2020. 06. 11  
林道脇に生えているイボタノキ、秋吉台では割と見かけます、この隣に生えていたのは切られてけどね。
イボタノキ

総状に多数の花を咲かせる、一斉に咲くので目立ちます。
イボタノキ

葉腋に花をつける樹木は多いですがこれは枝先に花序を付けているのがわかります。
イボタノキ

4裂する花冠、雄しべは2本、雌しべは短いので見えません。
イボタノキ

花冠は丸ごと落花、蜘蛛の糸に引っかかって空中に浮かんでいる、しかしこういうのをよく見かけますが粘着力の凄いこと。
イボタノキ

花冠が落ちた後は雌しべが残る、短いと書いたけどあくまでも花冠との比較、こうやって見ると結構長い。
イボタノキ

柱頭は2裂というか2つあるようで矢じりのような形をしています。
イボタノキ

葉は対生し長楕円形で全縁。
イボタノキ

若い色のもありました、今年の葉でしょうか。落葉低木ですが暖かい場所では落葉しないこともあるようで多分秋吉台でもそうかなと、確認してないけど。
イボタノキ

若い枝には毛が生えている。
イボタノキ

モクセイ科イボタノキ属

(5月29日撮影)
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平家蟹

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