2020. 06. 15  
林道などで割と見られるガマズミ、問題はミヤマガマズミかどうかだ。
ガマズミ

樹高はせいぜい5m程度とそれ程高くならないので花は撮りやすい。
ガマズミ

散形花序に似た複合の集散花序だそうです。
ガマズミ

雄しべが突き出て毛羽立っているように見えます。
ガマズミ

これも花序の端っこで撮影、長い雄しべがよくわかります。
ガマズミ

雌しべは花冠から突き出ない、柱頭は3裂しているようです。
ガマズミ

倒卵形や卵形~円形の葉、浅い鋸歯があるがミヤマの方が粗そうです、葉の先端もミヤマの方が尾状に尖るそうだが微妙なのもありそう。
ガマズミ

托葉はないのでコバノガマズミではありません、葉柄に毛が多い、ミヤマにもあるが少なそう。
ガマズミ

裏面に細かな腺点があるそうだが肉眼では難しそう。
ガマズミ

葉の基部に大きな腺点が数個あります、これは肉眼でもすぐ分かる。
ガマズミ

ミヤマは脈上に長毛がはえるそうだ、これも生えているけど長毛ではないかな。
ガマズミ

ガマズミ科ガマズミ属

(5月29日撮影)
2020. 06. 15  
多くの花を咲かせていたヒマラヤトキワサンザシ、別名カザンデマリ
ヒマラヤトキワサンザシ

白く見える花序もあれば
ヒマラヤトキワサンザシ

少し茶色くがかって花が終わりの頃のもある、全体として花期を長くしているようです。
ヒマラヤトキワサンザシ

多数の花をつけた散形花序、花序の中から葉が出ている。
ヒマラヤトキワサンザシ

花が密集しているので端の方の花を撮影。
ヒマラヤトキワサンザシ

花弁は5枚、雄しべは1枚の花弁ごとに3本づつ、更に花弁の間から内向きに5本、全部で20本ある。
ヒマラヤトキワサンザシ

雌しべは3本ですがそれぞれが2裂しているようです、花盤から蜜が出ている、毛も生えているかな。
ヒマラヤトキワサンザシ

こちらは雌しべがまだ開いていない状態。
ヒマラヤトキワサンザシ

昆虫は来てなかったけど蟻が来てました、当然蜜狙い。
ヒマラヤトキワサンザシ

花托筒は鐘形、花柄とともに毛が生えているようだ。
ヒマラヤトキワサンザシ

楕円形~倒披針形の葉、こちらは葉の中央部が一番幅広くなるそうだが微妙、トキワサンザシとの区別は難しそう。
ヒマラヤトキワサンザシ

若葉の頃は黄色い毛が散生、早期に脱落するそうです、こんな状態では黄色かどうかわかりにくい。
ヒマラヤトキワサンザシ

バラ科トキワサンザシ属

(5月29日撮影)
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平家蟹

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