2020. 06. 26  
タイトゴメやツルナと同じ岩場に生えていたママコノシリヌグイ
ママコノシリヌグイ

花が咲いていたから撮ったけどこういう時に限ってよく撮れている。
ママコノシリヌグイ

イヌタデ属の中でも綺麗な花だと思う。御しべは外側に5本売り側に3本、花柱は3本かな。
ママコノシリヌグイ

ここにもいつもの蟻がいる、匂いを感じて来るんでしょうか、先日新聞記事で蚊は自らの羽ばたきによる気圧変化で周りの様子を感知できるそうですが昆虫のセンサーはまだまだ人間の作るセンサーより遥かに高機能なんでしょうね。
ママコノシリヌグイ

ママコノシリヌグイと言えばやはりこの棘、これが名前の由来ですがこれで肌を傷つける程度ならともかくお尻を拭うなんて考えるか。
ママコノシリヌグイ

葉は三角形または長三角形、この裏にも棘がある。
ママコノシリヌグイ

葉の基部に円形の托葉、鼠返しのようですが少なくとも蟻返しにはなってないようです(笑)
ママコノシリヌグイ

こちらは礫の海岸に生えているママコノシリヌグイ、かなり粗い礫だし海が荒れると波をかぶるような場所なので土壌はまずないでしょう、ずっと下の方にあるだろう土の層まで根を伸ばしているんでしょうか。
ママコノシリヌグイ

ここに来始めた10年以上も前からこの場所で生え続けているからこんな場所に対応しているんでしょうね。
ママコノシリヌグイ

タデ科イヌタデ属

(6月17日撮影)
2020. 06. 26  
これもこの海岸に多いツルナ、砂浜を好むようです。
ツルナ

茎の下部は地を這いますが先端は立ち上がっている。
ツルナ

葉腋に数個の花をつける、多分1年中咲いている。
ツルナ

黄色いのは萼片、普通4裂、花柱は4-6、これは5本かな。御しべは9-16、これは16本あるように見えます、4本一組のような。
ツルナ

雄しべが落ちて5本の花柱がよく分かる、子房には微突起があるようだ。
ツルナ

花の終わりの頃萼片は内側に閉じるようです、果実は萼筒の中なので萼片は先端に残る程度。
ツルナ

葉は互生で卵状三角形、多肉質で柔らかい。
ツルナ

葉の裏側は葉脈が浮き出ている、葉が厚いのがわかります。
ツルナ

粒状突起があるがはっきり見えているのは砂粒です。
ツルナ

ハマミズナ科ツルナ属

(6月17日撮影)
2020. 06. 26  
この砂浜に多く生えているオカヒジキ、背景をちょっとぼかしたら霧がかかったようになってしまった。
オカヒジキ

若い葉や茎は食用になるそうですがこの小さいのでも十分固い、漢字で書くと陸鹿尾菜、読めません(笑)
オカヒジキ

葉腋に花を咲かせる、5本のお蕊ははっきり分かる、左右にあるのは小苞で先端が棘状になる。
オカヒジキ

花が咲いているのは少なかったが花期は7-10月だそうでこれからのようです。
オカヒジキ

丸く見えているのが雌しべでしょうか、2裂しているそうです。
オカヒジキ

葉は肉質円柱形、先端が棘状になる。
オカヒジキ

葉に微細な凹凸がある。
オカヒジキ

ヒユ科オカヒジキ属

(6月17日撮影)
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平家蟹

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