2020. 06. 28  
砂浜一面に下が見えない程多肉植物が広がっていました、赤い花も咲かせていました。調べてみるとバクヤギク、南アフリカ原産で園芸種として導入されたのが海岸などで野生化しているようです。
バクヤギク

葉を広げている割には花の数は少なかった。
バクヤギク

マツバギクに似た花、それに比べて中央部が広い。
バクヤギク

花弁基部に雄しべが生えているようですがもう落ちかかっています。
バクヤギク

こちらは殆ど落ちている、雄しべを落とす花はよくありますが自分自身の中に落とすのは珍しいかな。
バクヤギク

中央部にモヤモヤしているのが雌しべでしょうか。
バクヤギク

萼筒はカップ型、萼裂片先端が尖っている。
バクヤギク

輪生状に生えている葉、肉厚なのがよく分かる、これは茎が横になっていますがどれも上向きに伸びています。
バクヤギク

断面が三角形、縁が赤くなっているのも多い、表面に微細な突起があるようです。
バクヤギク

ハマミズナ科カルポブロツス属

(6月17日撮影)
2020. 06. 28  
海岸の砂浜に咲いていたランタナ、人家の近くで逸出しているのをよく見かけますがこんな所にも生えるんだ。
ランタナ

半蔓性だそうですが小低木のように見えます。
ランタナ

それにしても派手な色、既に果実もなっていますが熟すと黒くなります。
ランタナ

一つの花が薄い燈黄色から燈色、朱色、赤紫に変わっていくそうで別名七変化、コバノランタナは色が変わらないそうです。
ランタナ

花をアップで見ると確かにクマツヅラ科、クマツヅラは花筒に毛が密生していますがこちらは僅かに生える程度。
ランタナ

蕊らしきものが見えています、雄しべでしょうか。
ランタナ

長い花筒、微毛が生えている。
ランタナ

花柄にも毛が生えている。
ランタナ

粗い鋸歯がある卵形の葉、表面に毛が生えている。
ランタナ

茎や葉柄にも毛、上向きのようです。
ランタナ

クマツヅラ科ランタナ属

(6月17日撮影)
2020. 06. 28  
海岸の砂地に群生していたノアサガオ、本来は紀伊半島以南の海岸に生える野生種ですが園芸種として改良されたのが逸出野生化してあちこちで見かけます、背後に見えているのはダンチク。
ノアサガオ

野生種は6cm程度だそうですがこれは10cmくらいと大きい。ヒトデのような5本の腕の間に膜、と先日アップしたジャガイモと似ている、同じナス科ですからね。
ノアサガオ

撮影は3時頃ですがアサガオというのにまだ開いているのが多かった、いつ頃萎むんでしょうか、左側には円錐を捻ったような蕾。
ノアサガオ

こういうのは遠慮会釈なくカット(笑)
ノアサガオ

5本の雄しべは長中短揃っています、自家受粉や他家受粉ように分けているんでしょうか。
ノアサガオ

柱頭は花粉まみれ、これは自分自身の花粉かな、でも果実は出来ないそうです。コンデジで花粉の粒々が写るくらいだから相当大きそう。
ノアサガオ

花糸の基部には毛が生えている。
ノアサガオ

こちらは萼片じゃなく苞でしょうね、これも毛が生えている。
ノアサガオ

茎にも伏毛が密生。
ノアサガオ

心形の葉、これは浅く3裂しているが裂け方は様々。
ノアサガオ

ヒルガオ科サツマイモ属

(6月17日撮影)
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