2020. 08. 31  
水がない溝の中に生えていたキバナコスモス、熱帯アメリカ原産で園芸種としても改良され逸出野生化しています。やはり人家近くで見ることが多い。
キバナコスモス

色も色々あるようですがこれはオレンジ色、舌状花は8枚だそうですが改良されたものは八重化していることも多いとか。これも一見8枚に見えますがよく見ると一部で重なっていて11枚くらいあるようです。
キバナコスモス

筒状花が円筒状に立ち上がっているのが特徴、葯筒がまるでオレンジ色の色鉛筆。
キバナコスモス

先端から花粉が出ています、オレンジ色の部分も葯なのかな。
キバナコスモス

更に拡大、この後柱頭が出てくるのかな、見たことがないような。舌状花に毛が生えているように見えます。
キバナコスモス

周辺の筒状花では2裂した柱頭が出ています、葯筒もあるけど短く筒状花の中に隠れている、雌性が強いんでしょうか、舌状花に蕊はなく無性。
キバナコスモス

舌状花の裏は凹凸がクッキリ、キク科だから緑色のは総苞でしょうけど舌状花との中間的なのもあるようです。
キバナコスモス

葉は細かく裂けるがコスモス程ではない。
キバナコスモス

この日は気持ちの良い青空、当然青空バック(笑)
キバナコスモス

思いの外よかったのでもう一枚、やはり白い雲があった方が絵になります。
キバナコスモス

キク科コスモス属

(8月16日撮影)
2020. 08. 31  
お気に入りの空き地に咲いていたヒロハホウキギク、写真だと分かりにくいですが小さな頭花がポツポツ咲いています。以前大群生していた休耕田では殆ど生えてこなくなっていた。
ヒロハホウキギク

花序の枝が大きく開くのが特徴、ホウキギクは狭い、でも悩むのもあったりします。
ヒロハホウキギク

頭花の大きさは7,8mm、ホウキギクはそれより一回り小さい、微妙な違いですが直接比較してみたい。
ヒロハホウキギク

僅かに冠毛が見えているようです、ホウキギクは冠毛が長く目立つようです。
ヒロハホウキギク

葯筒から押し出された花粉が出ていますが柱頭自体はあまり出てこないかな。
ヒロハホウキギク

総苞片は細く尖る、ホウキギクはやは幅広、これも微妙。
ヒロハホウキギク

これは幅は1.5cmくらいありました、でもこれでヒロハと言われてもな。ホウキギクは1cm以下の様ですがこれも微妙、もう区別点は微妙だらけ。
ヒロハホウキギク

最後は無意味に青空バック。
ヒロハホウキギク

キク科ホウキギク属

(8月16日撮影)
2020. 08. 31  
おやこんなとこに隠れていたオオケタデ、ここはいつものお気に入りの空き地、この場所は梅雨時は水没していた。その頃既に芽生えはあっただろうけど水の中だったろうな。
オオケタデ

別名オオベニタデ、こちらの方が余程特徴を表しているような。
オオケタデ

イヌタデ属は大抵そうですが順序よくじゃなくランダムに花が咲いてくるような。
オオケタデ

紅色の5枚の萼片から長い雄しべが突き出ている、雌しべは奥の方に隠れている。
オオケタデ

奥の方に2岐した柱頭、雄しべは普通7本だそうですがこれは外側に5本、内側に3本あります。
オオケタデ

葯も少し赤みがかっている、右側に未熟な葯がありますが熟したのより長い。
オオケタデ

花の中に怪しげな奴がいる、左側のは閉じた花のようで長い雄しべが収まりきれず出ています、多分この後葯は脱落するんでしょうね。
オオケタデ

卵形の大きな葉、これで20cmくらいありました、縁が波打っている。
オオケタデ

托葉鞘や茎に毛が多い、これで大毛蓼。原産地はアジアは確実だけど中国だったり熱帯アジアだったり時には日本も原産地に含まれる、早い話がはっきりしないんでしょうね。
オオケタデ

タデ科イヌタデ属

(8月16日撮影)
2020. 08. 30  
今年はチダケサシが5年ぶりに復活しましたがこれも3年ぶりに復活したヒメノダケ、以前は画面上の藪の中に生えていましたが今年は山道の方に生えていました。
ヒメノダケ

しかも数も増えている、これが一番高く2mに近い。日当たりの良い草原や明るい林内に生えるそうですがここはそういう環境にはちと遠い。
ヒメノダケ

複散形花序、これは花序が多いが背の低いのは花序も少なかった。
ヒメノダケ

花序を下から。
ヒメノダケ

雄しべが突き出た雄性期の花。
ヒメノダケ

横から見ても雌しべは出てないようです。
ヒメノダケ

雄しべが落ちた雌性期の花、セリ科だとこの時期花弁が落ちていることも多いですがこれはしっかり残っている。
ヒメノダケ

これは別の花ですが雄しべは落ちているものの2本の雌しべはまだあまり離れていません。
ヒメノダケ

これは雌しべがハッキリ離れている、それでも花弁はしっかり残っている。
ヒメノダケ

花柱はハッキリ逆向き、柱頭は殆ど膨らんでいない、下に見えているのは花盤、花弁はやっと脱落し始めている、花の大きさは2mm程。
ヒメノダケ

少総苞はあるが総苞片はないそうですがこれはハッキリ残っています、何事にも例外はある。花柄に随分毛が生えている。花には蟻がたくさん来ていました。
ヒメノダケ

単羽状複葉、これは小葉3枚。
ヒメノダケ

これは小葉5枚、鋸歯が細かく尖っている。
ヒメノダケ

葉柄下部は広がって鞘状になるそうです、ノダケは袋状。
ヒメノダケ

セリ科シシウド属

(8月16日撮影)
2020. 08. 30  
人が全く通らない林道に生えているイガホオズキ、タイミングよく木漏れ日が当たっていた。
イガホオズキ

葉腋から果柄を伸ばして鐘形の花を下向きに咲かせる、大抵一つ二つ程度。
イガホオズキ

雄しべは5本、一斉には熟さないのかまだ短い未熟なのがあります。
イガホオズキ

花冠は浅く5裂して5角形になっている、花の奥に緑色の斑紋がある。
イガホオズキ

花粉を出した葯、下側に柱頭が見えています、ほぼ同長ですがこの後伸びてくるんでしょうか、花糸に比べて花柱が太い。
イガホオズキ

花冠縁に毛が目立つ、左側葯の下側に丸い柱頭が見えています。
イガホオズキ

萼に長毛が生える、花冠にも短毛。
イガホオズキ

花後に萼が伸びてきて果実を包みます、ホオズキのように赤くはならない。
イガホオズキ

卵形~広卵形の葉、鋸歯はない。
イガホオズキ

葉の裏の脈上や縁に毛が生えている。
イガホオズキ

ナス科イガホオズキ属

(8月16日撮影)
2020. 08. 30  
側溝脇に群生していたイヌトウバナ、やはり何もない広い空間がいいのか大きく張り出しています。
イヌトウバナ

この側溝は水量が豊富で淀むこともないので藻が生えることもなく綺麗です。
イヌトウバナ

日陰のせいか11時前の撮影なのにまだ朝露がビッシリ
イヌトウバナ

上唇に沿って長短2組の雄しべがあるはずだがそれでなくても撮りづらいのにこう朝露があってはね。
イヌトウバナ

何か突き出ています、先端が2裂しているようなので雌しべでしょうか、花柱下部に微毛がはえているのか朝露がついています。
イヌトウバナ

萼筒に長毛が生えるのが特徴、朝露で分かりにくい。
イヌトウバナ

隣り合って咲いているのに全く朝露がついてないのもありました、日が明けてから咲いたのでしょうか、少なくとも1日花でないことはわかる。
イヌトウバナ

朝露は邪魔になるけどきれいなことは綺麗
イヌトウバナ

もう水のオブジェ
イヌトウバナ

葉は狭卵形~卵形、鋸歯の先端はあまり尖らない。
イヌトウバナ

葉の裏には腺点が密にある。
イヌトウバナ

シソ科イヌトウバナ属

(8月16日撮影)
2020. 08. 29  
例の休耕田、コナギを探していて見慣れぬ花を見つけました、初めはアブノメかと思ったけど
サワトウガラシ

花はそれより大きいし葉も大分違います、これはずっと探していたサワトウガラシだと直感しました。秋吉台日記では12,13年に一度づつ記録があるだけでそれ以降確認されてない花です。私も2,3年探していたけど全く見つからず近頃は諦めていました、こんなとこで見つかるとはね、この休耕田最高(笑)
サワトウガラシ

名前はアゼトウガラシに似ていますが全くの別種、属は違いますがアブノメの仲間です。
サワトウガラシ

青紫色の花、花冠は浅く5裂、何故か花の正面を撮ってない(汗)、花が咲いていたのはこれ一つだけ、奥の方を向いていたので体の移動が面倒だったかな。
サワトウガラシ

ほんといい色合いです、萼片に繊毛が生えている。
サワトウガラシ

葉は対生し線状披針形、下の方に閉鎖花をつけるそうで葉腋に小さく見えているのがそれでしょうか。
サワトウガラシ

中央の太いのが茎、葉腋から伸びているのが花をつける枝、どちらも腺毛が生えています。
サワトウガラシ

オオバコ科サワトウガラシ属

(8月16日撮影)
2020. 08. 29  
例の休耕田に生えていたこれ、初めは苔かと思いましたが
マツバイ

これで高さ10-15cm,小穂が見えます、カヤツリグサ科だ。調べてみるとマツバイのようです、全国の湿地や休耕田で普通に見られるそうですが見るのは初めて、今までも多分見てはないと思う。
マツバイ

細い茎の先端に小穂を1個つける。
マツバイ

小穂の長さは2-4mm。
マツバイ

これは雄しべでしょうか、基部に白く見えているのが柱頭でしょうか、3岐しているそうです。
マツバイ

どこか写ってないか探してみました、画面の片隅に何とか写っていたけど朝露がついているしボケている。
マツバイ

これはどうだろう、再挑戦決定。
マツバイ

カヤツリグサ科ハリイ属

(8月16日撮影)
2020. 08. 29  
水田雑草でお馴染みのコナギ、群生度の違いはありますが大抵の田んぼで見られます。ただ午前中だけ咲く花なのでこの日はいの一番で来てみたけど朝露が酷く畦道を歩いていたら靴やズボンがびっしょりになってしまった。
コナギ

葉が一面に広がり花が葉の上に出てこないので時折かき分ける必要があります。これは数度の挑戦で見つけました、本来ならラッキーなんですが。
コナギ

淡青紫色の花、花弁は6枚、大きさは2cm程。
コナギ

雌しべは1本、雄しべは6本ですが黄色い葯を持ったのが5本と青紫のが1本です。
コナギ

例の休耕田に来てみたらここもたくさん咲いていた、初めからここに来ればよかった、とは言えここはいの一番に来るのは難しい。
コナギ

葉鞘から総状花序が出る、果柄は短いので葉の上には出ません。
コナギ

一つの葉鞘から2-8個の花を咲かせるそうです。
コナギ

内花被片と外花被片があります、朝日が当たってキラキラ輝いている。
コナギ

柱頭には毛状の突起がある、幾つか裂けているようにも見えます。
コナギ

青紫色の葯は花糸が幅広い、2室からなり細長く上が開いている。
コナギ

ミズアオイ科ミズアオイ属

(8月16日撮影)
2020. 08. 28  
全国的に希少なマツバニンジン、秋吉台でもここだけ、今年は梅雨時の雨が多かったので多く生えているかなと思いましたが例年並みの10株程度でした。
マツバニンジン

同じ株を縦構図で。同じ青空でもやはり多少雲があった方が絵になります。
マツバニンジン

淡赤紫色の花、普通もう少し赤っぽいけど今年は少し色が悪かった。
マツバニンジン

ちょっと日が陰った時に撮影、やはり色が悪い。
マツバニンジン

雄しべは5本、葯は紫色だが花粉は白色、柱頭は5裂。
マツバニンジン

花糸も花柱もほぼ同じ長さ、色、歌詞の方が少し色が濃いかな。
マツバニンジン

萼筒は円筒形だがそれ程長くない、萼片5枚とオール5の花。
マツバニンジン

広線形の葉、同じ仲間のキバナノマツバニンジン程には茎に密着しないようです。
マツバニンジン

意識的に太陽を入れてみました。
マツバニンジン

透明感のある花弁。
マツバニンジン

蕊の影が花弁に落ちている、だから何なんだと言われても困るけど。
マツバニンジン

アマ科アマ属

(8月16日撮影)
プロフィール

平家蟹

  • Author:平家蟹
  • 花盗人の花日記
    へようこそ!!

    ホームページ秋吉台の花々を開設しました。
    個々の植物の記事を花・果実・芽生え等1元的にまとめています(秋吉台以外の花もあり)
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