2020. 10. 03  
久しぶりに撮ってみたクワクサ、花が咲いていれば分かりやすい。
クワクサ

雌雄同株異花なのは覚えていましたがこれは雄花
クワクサ

丸い花被片が4裂し雄しべが出ていく様子がわかります、花被片に腺毛が生えているようだ。
クワクサ

雌花はどんなのだったか覚えておらず幾つか撮影している中に写っていました、左側のは花が終わって閉じた雄花、右側の糸状に伸びているのが雌しべの柱頭です。
クワクサ

これも右側のが雌花、一つの花序の中に雌花と雄花が混在しているそうだがここで見た限り雄花序雌花序と言った感じだった。
クワクサ

葉は互生で卵形、鈍い鋸歯がある。
クワクサ

葉の裏の脈上に毛が生えている、全体に腺毛が密生、窪んでいるのではなく僅かに突き出ているような、その為でしょうか何かがくっついています。
クワクサ

クワ科クワクサ属

(9月20日撮影)
2020. 10. 03  
この辺りに群生しているクソニンジン、しかしなんとも可哀そうな名前、いい匂いと悪い匂いは紙一重、これもハーブと言えばハーブなんですけどね。サプリメントにも使うそうだけどさすがに原材料名にクソニンジンは使わないだろうな。
クソニンジン

これで高さ1m程度、時には大人の背丈ほどになります。
クソニンジン

多数の頭花を下向きに付ける。
クソニンジン

茎から横枝を伸ばして先端に頭花をつける。
クソニンジン

下の方ほど柄が長く時には複数の頭花をつけます。
クソニンジン

筒状花だけの花、頭花の大きさは2mm程、それでもやはり周辺部から咲いてきます。
クソニンジン

2裂した柱頭、周辺部は雌性花、中央部は両性花だそうでこれは雌性花の雌しべでしょうか。
クソニンジン

葉は細かく裂ける、別名ホソバニンジン、花よりこちらの方が余程美しい。
クソニンジン

根生葉はないようです、茎下部は木質化している。
クソニンジン

キク科ヨモギ属

(9月20日撮影)
2020. 10. 03  
キュウリグサが咲いていた、これは流石にビックリ。正月早々咲くこともあって冬に咲くのは驚かないけど基本春の花です。周りにアメリカタカサブロウ、エノキグサ、ザクロソウ、トウバナなどが見えていますがこれらはこの時期普通です。
キュウリグサ

季節外れに咲くと花が小さかったりあまり綺麗でなかったりしますが貼ると変わらずきれいに咲いていた。
キュウリグサ

ここは地形的にやや気温が低くそれで咲いたのかな。
キュウリグサ

一株だけでなく周りに何株も咲いていました。この時期咲いているならもう真夏以外咲いているんじゃなかろうか。
キュウリグサ

ムラサキ科キュウリグサ属

(9月20日撮影)
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平家蟹

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