2020.
10.
05
サクラが咲いていた、多分ソメイヨシノ。よく見ると左側の葉が残っている枝は花を咲かせていませんが右側の葉が落ちている枝だけ花を咲かせています。原因は多分台風10号、風が強く雨量が少なくて塩害が予想されサクラやイチョウがかなり葉を落としていました。ひょっとしてサクラが咲くかなと思っていましたがまさか秋吉台で咲くとはね。

ただこの辺りに何本も植えられていますが花を咲かせていたのはこれだけ、葉をすっかり落としていた木もありましたが花を咲かせていたのはありませんでした。

チラホラ程度じゃなく結構咲いています。

花見するほどではないけれど(笑)

望遠で撮影、4倍なのでこの程度。

ヒガンバナとサクラが同時に見られるという滅多にお目にかかれない光景。

バラ科サクラ属
(10月4日撮影)

ただこの辺りに何本も植えられていますが花を咲かせていたのはこれだけ、葉をすっかり落としていた木もありましたが花を咲かせていたのはありませんでした。

チラホラ程度じゃなく結構咲いています。

花見するほどではないけれど(笑)

望遠で撮影、4倍なのでこの程度。

ヒガンバナとサクラが同時に見られるという滅多にお目にかかれない光景。

バラ科サクラ属
(10月4日撮影)
2020.
10.
05
湿っぽい林縁に咲いていたキバナアキギリ

この日咲いていたのは一つと今にも咲きそうな一つだけ。

淡い黄色、上唇は長く下唇は3裂、花の奥に赤く見えているのは仮雄しべ

下唇裂け目の付け根に赤い斑紋がある、大きいのや全く無いのもあります。

変わった形の仮雄しべ、中央に真っすぐ伸びているのは花柱でしょうか。

こんなに目立った花柱は初めて見たような。

本来なら上唇先端から柱頭が出ているんですけどね。

(9月27日撮影)
一週間後もう一度来てみました、同じ株です。右が前に咲いていた花で左が蕾だった花だと思ったのですが蕾の様子をよく見てみると前の花は既に散っていて蕾も見えていなかったのが咲いたようです、一つの花の寿命は結構短そう、最大でも一週間程度でしょうか。

この花も上唇がだいぶ開いて雄しべが出ています。

これは上唇が開いていない花、蕊がピッタリ収まってます。雄しべは上唇先端から出ておらず仮雄しべより随分長い。

左に見えているのが花糸の下部、その先でT字状になり下側に短い仮雄しべ、上側が長い雄しべになります。昆虫が奥に入る際ここを押すと上の雄しべが下がって花粉をふりかけます。

雄しべの片割れが出ていました、葯が結構長い、もう一つの葯も上唇の中に透けて見えています。

2裂した柱頭、アキギリ属は片方が短い。

まだ蕾が多くこれからどんどん咲いていく、花軸や萼筒に毛が多い。

(9月27日撮影)
シソ科アキギリ属

この日咲いていたのは一つと今にも咲きそうな一つだけ。

淡い黄色、上唇は長く下唇は3裂、花の奥に赤く見えているのは仮雄しべ

下唇裂け目の付け根に赤い斑紋がある、大きいのや全く無いのもあります。

変わった形の仮雄しべ、中央に真っすぐ伸びているのは花柱でしょうか。

こんなに目立った花柱は初めて見たような。

本来なら上唇先端から柱頭が出ているんですけどね。

(9月27日撮影)
一週間後もう一度来てみました、同じ株です。右が前に咲いていた花で左が蕾だった花だと思ったのですが蕾の様子をよく見てみると前の花は既に散っていて蕾も見えていなかったのが咲いたようです、一つの花の寿命は結構短そう、最大でも一週間程度でしょうか。

この花も上唇がだいぶ開いて雄しべが出ています。

これは上唇が開いていない花、蕊がピッタリ収まってます。雄しべは上唇先端から出ておらず仮雄しべより随分長い。

左に見えているのが花糸の下部、その先でT字状になり下側に短い仮雄しべ、上側が長い雄しべになります。昆虫が奥に入る際ここを押すと上の雄しべが下がって花粉をふりかけます。

雄しべの片割れが出ていました、葯が結構長い、もう一つの葯も上唇の中に透けて見えています。

2裂した柱頭、アキギリ属は片方が短い。

まだ蕾が多くこれからどんどん咲いていく、花軸や萼筒に毛が多い。

(9月27日撮影)
シソ科アキギリ属
2020.
10.
05
福島以南の全国的に分布しているキクアザミ、でも数は少なく各地で絶滅危惧種になっています。秋吉台でも生えているのはここだけ、年々少なくなっているようで今年はこの一株だけでした。

頂部や枝先に散房状の頭花をつける、これは6つ見えています。

頭花は筒状花だけで全て両性花、葯筒から出た柱頭がクルリンしている。

長い筒状花から出た長い葯筒、更に柱頭が出ていますがあまり花粉はついていないような。

総苞片は5-7列、殆ど反り返らないようです、クモ毛があるそうだが見当たらないかな。

葉は卵状で中~浅裂する、基部は心形、長い葉柄がある。

上の方の葉は葉柄が短くなり裂け方も小さい。

キク科トウヒレン属
(9月27日撮影)

頂部や枝先に散房状の頭花をつける、これは6つ見えています。

頭花は筒状花だけで全て両性花、葯筒から出た柱頭がクルリンしている。

長い筒状花から出た長い葯筒、更に柱頭が出ていますがあまり花粉はついていないような。

総苞片は5-7列、殆ど反り返らないようです、クモ毛があるそうだが見当たらないかな。

葉は卵状で中~浅裂する、基部は心形、長い葉柄がある。

上の方の葉は葉柄が短くなり裂け方も小さい。

キク科トウヒレン属
(9月27日撮影)