2020. 10. 08  
新たな群生地が見つかったコシオガマ、以前この近くで数株生えているのを2度ほど見かけていてそれはいつもの場所から種が飛んできたのかと思っていましたが多分ここからだったんだ。
コシオガマ

思いの外群生していました、ここで見られるんならもうあそこに行く必要はないな。あっち方面もあれは咲かなくなりあれだけを見に行くのは地味すぎるしますます足が遠のきそう。
コシオガマ

こうやって見るとママコナとよく似ています、同じ科ですしね。
コシオガマ

下唇は浅く3裂、2条の隆起があり白くなって長毛が生えている。
コシオガマ

上唇に沿って蕊がある、葯の間に柱頭が見えている、微妙に2裂しているような。
コシオガマ

雄しべは4本、長い花糸が見えている、その上に花柱、柱頭部分の色が変わっている。
コシオガマ

蕊が花冠から突き出ることはない、葯に毛が生えているような。
コシオガマ

下唇下面に斑紋、初めて気がついた。
コシオガマ

下唇隆起部分は花の奥まで続いていてまるで補強材。
コシオガマ

花冠外側に毛が多く生える、腺毛も混じっているようです、毛が長いので影が落ちている。
コシオガマ

花冠はまるごと落ちて長い花柱が残る、下部に毛の痕跡があるようです、肝心の柱頭部分が背後の花と重なってコントラストが落ちてしまった。
コシオガマ

茎、葉、萼に腺毛が密生、触るとベタベタします。
コシオガマ

腺毛拡大、密生しすぎ、他の種も引っかかっている。
コシオガマ

葉は対生し三角状卵形で不規則に裂ける、細かな毛が生えている。
コシオガマ

最後は青空バック、青空が広がって気持ちよかった。
コシオガマ

ハマウツボ科コシオガマ属

(9月27日撮影)
2020. 10. 08  
アカネが咲いていた、今頃が花期だったのかつい忘れてしまう。
アカネ

葉腋から茎を伸ばして集散花序をつける、相手によりかかりますがある程度自立できるようです。
アカネ

花の大きさは3,4mm、花冠は5裂、5本の雄しべ、柱頭は2裂、花弁が結構ざらついている、やはり明るい場所で撮るとバッチリ撮れます。
アカネ

花の奥にリング状のものが見える、腺体だそうです。
アカネ

こちらは腺体がよりハッキリ、柱頭が小さいな。
アカネ

花冠が6裂しているのもありました、雄しべも6本。
アカネ

花冠先端は反る、蕊は花冠からあまり突き出ない。
アカネ

4輪制の葉だけど2枚は托葉です、普通は区別がつきませんがこれは左右のは葉腋から枝が出ているので左右のが本来の葉で前後のが托葉です。
アカネ

赤くなっているのがありましたがこれは果実ではなく虫こぶのアカネツボミフクレフシ。果実は黒く熟します。
アカネツボミフクレフシ

アカネ科アカネ属

(9月27日撮影)
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平家蟹

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