2020.
10.
12
遊歩道沿いに咲いていたフシグロ、秋吉台ではあまり多くない。

鐘状の萼筒から白い花が出てくる。

花弁は5枚で先端が浅く窪む、花弁の基部(実際は中間ですが)に突起のように見えているのは肋、ナデシコ科の花で見られます。

雄しべが僅かに見えているが雌しべはまだ見えていない。

節が黒っぽくなるから節黒

葉は対生し披針形~長楕円形

花は横向きですが果実になると上向きになります、閉鎖花がある気がしないでもない。

別の場所、ある花を探しに行きましたがそれは見つからなかったけどフシグロが咲いていました。

こちらは花弁がピンク色、萼筒もかなり赤い。

これは雄しべがハッキリ出ています、多分5本。

こちらは雌しべが出ている、柱頭は3裂、細かな毛状突起が生えている、時間が経つともっと伸びてきて花冠から突き出てきます、雄しべの葯は色が変わってきていて萎れている、雄性先熟。

蛾の幼虫が未熟な果実を食べています、フシグロにとっては葉を食べられるより迷惑だろうな、多分モンシロドクガの幼虫。

ナデシコ科マンテマ属
(9月27日撮影)

鐘状の萼筒から白い花が出てくる。

花弁は5枚で先端が浅く窪む、花弁の基部(実際は中間ですが)に突起のように見えているのは肋、ナデシコ科の花で見られます。

雄しべが僅かに見えているが雌しべはまだ見えていない。

節が黒っぽくなるから節黒

葉は対生し披針形~長楕円形

花は横向きですが果実になると上向きになります、閉鎖花がある気がしないでもない。

別の場所、ある花を探しに行きましたがそれは見つからなかったけどフシグロが咲いていました。

こちらは花弁がピンク色、萼筒もかなり赤い。

これは雄しべがハッキリ出ています、多分5本。

こちらは雌しべが出ている、柱頭は3裂、細かな毛状突起が生えている、時間が経つともっと伸びてきて花冠から突き出てきます、雄しべの葯は色が変わってきていて萎れている、雄性先熟。

蛾の幼虫が未熟な果実を食べています、フシグロにとっては葉を食べられるより迷惑だろうな、多分モンシロドクガの幼虫。

ナデシコ科マンテマ属
(9月27日撮影)
2020.
10.
12
お気に入り空き地に咲いていたイヌタデ属の花、ヤナギタデだと直感しました。この空き地は色んな種類のイヌタデ族が見られましたがヤナギタデは初めてでした。

ヤナギタデに間違いないと思いつつ葉を齧って確認、確かに辛かった、ただ辛味は暫く経ってからジワッと来ます。

花は疎らに付きます。

白花だけど淡紅色を帯びることもあるそうだがここのは白花だけでした。

外側の御しべは5本、これは安定しているけど内側は0か1程度でした、柱頭は2岐している。

萼片に腺点がある、何とか写っているのを画像操作してちょっと強調してみました、前の花でも見えています。

葉は披針形で特に黒斑はないようです。

托葉鞘には短い縁毛があるようですがこれははっきりしない。

タデ科イヌタデ属
(9月27日撮影)

ヤナギタデに間違いないと思いつつ葉を齧って確認、確かに辛かった、ただ辛味は暫く経ってからジワッと来ます。

花は疎らに付きます。

白花だけど淡紅色を帯びることもあるそうだがここのは白花だけでした。

外側の御しべは5本、これは安定しているけど内側は0か1程度でした、柱頭は2岐している。

萼片に腺点がある、何とか写っているのを画像操作してちょっと強調してみました、前の花でも見えています。

葉は披針形で特に黒斑はないようです。

托葉鞘には短い縁毛があるようですがこれははっきりしない。

タデ科イヌタデ属
(9月27日撮影)
2020.
10.
12
オトコエシはそろそろ終わりのこれですがこれは綺麗に咲いていた。

何株かあるみたいですがどれも枝を広げて沢山の花序を付けています、この時期背の低いオトコエシが花を咲かせているのは見かけますがこれは大人の背丈ほどもありました。

この側でオトコオミナエシが多く咲いていましたがやはり花序の色合いが全く違います。

蕊が突き出ています、まだ雄しべが長く雌しべはそれより短い。

中央の花は雄性期ですが左右の花は雌性期、雌しべが雄しべと同じくらい突き出て葯は落ちています。柱頭の色も黄褐色に変わっている。

更に進むと花糸も脱落するようです、中央や左の花で蜜が見えている。

スイカズラ科オミナエシ属
(9月27日撮影)

何株かあるみたいですがどれも枝を広げて沢山の花序を付けています、この時期背の低いオトコエシが花を咲かせているのは見かけますがこれは大人の背丈ほどもありました。

この側でオトコオミナエシが多く咲いていましたがやはり花序の色合いが全く違います。

蕊が突き出ています、まだ雄しべが長く雌しべはそれより短い。

中央の花は雄性期ですが左右の花は雌性期、雌しべが雄しべと同じくらい突き出て葯は落ちています。柱頭の色も黄褐色に変わっている。

更に進むと花糸も脱落するようです、中央や左の花で蜜が見えている。

スイカズラ科オミナエシ属
(9月27日撮影)