2020. 10. 18  
メナモミより一足遅く咲いてくるコメナモミ、舗装の隙間に生えています。周りは土が露出した場所だけど他の野草に占められているのでこんなとこに生えるしか無いか。
コメナモミ

メナモミに比べて全般に低いけどメナモミだって背が低いのがあるし高さだけでは区別できません、背後に赤く見えているのはヒガンバナ。
コメナモミ

黄色い頭花、腺毛をつけた総苞片はメナモミソックリ、頭花だけでは区別困難です。
コメナモミ

茎に毛が少ない、メナモミはふさふさなので区別は容易です。
コメナモミ

3裂した舌状花と5裂した筒状花、筒状花からは短い褐色の葯筒から2裂した柱頭が出ている、舌状花は雌性で雌しべも出ているが筒状花のより長く柱頭も大きく開いている。
コメナモミ

こちらは筒状花からまだ雌しべが出ていないけど舌状花の雌しべが長いのがわかります、外側ではなく内側に伸びている。
コメナモミ

総苞片には大きな腺毛、これも魅力です。果実がくっつき虫になるのは分かるけど花の時にはどんな役割があるんでしょうか。
コメナモミ

舌状花の鱗片にも大きな腺毛がビッシリ、こちらは虫よけかな。内側の筒状花鱗片には腺毛がありません。
コメナモミ

花柄に伏毛が生えている、メナモミには腺毛があるそうだがこちらにはない。
コメナモミ

葉は卵状三角形、葉柄に向かって翼が流れる。
コメナモミ

キク科メナモミ属

(10月4日撮影)
2020. 10. 18  
川辺りに咲いていたコシロノセンダングサ、家の近所では全ての月で見たことがありますがやはり秋から晩秋が一番綺麗な季節です。
コシロノセンダングサ

舌状花以外はコセンダングサと似ていますが白い舌状花があるとグッと華やかになります。
コシロノセンダングサ

筒状花は周辺部から咲く、葯筒から出た柱頭がVサインをしている(笑)
コシロノセンダングサ

筒状花は5裂、花粉はあまり出ている感じはありません。
コシロノセンダングサ

中央部まで咲いた花、柱頭に毛が生えている。周辺部は終わった花ですが蕊は萎れるのか残骸があるような。
コシロノセンダングサ

舌状花は雌性ですが雌しべは痕跡程度、ないのもあります。左のは雌しべが舌状花化しているようです。
コシロノセンダングサ

総苞は円筒形、外片はそれ程大きくありませんが内片との違いがハッキリしています。舌状花の裏は黄色い筋が入っている。
コシロノセンダングサ

センダングサの舌状花はあまり安定しませんがこちらはほぼ5枚、でも偶に変化しているのもありこれは6枚、6枚のは幾つかありましたが他のは見つからず。
コシロノセンダングサ

羽状複葉で3-5枚の小葉がつく、これは小葉の一部が非対称。
コシロノセンダングサ

キク科センダングサ属

(10月4日撮影)
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平家蟹

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