2020.
10.
24
一週間前来た時は膨らんだ蕾が出ていたのでそろそろ咲くかなと来てみたら一つだけ咲いていました。

側の株も多くの蕾を付け先端のは今にも開きそうだけど開花せず。

一週間後もう一度来てみたらだいぶ咲いていました、上の方から咲いていくようで下はまだ蕾です。

花が重いのか枝は地面を這っていますが先端が持ち上がっています。

もう一株も多く花を咲かせていました。

花弁の斑紋をホトトギスの胸の模様に見立てて命名、今なら豹柄ですね。日本在来種で名前は古くからあったと思われその頃はヒョウなんて全く存在しませんからね。

花被片基部に黄色い斑紋、中央に見えているのは花柱ではなく花糸でここにも斑紋があります。

雄しべは6本、雌しべは3本で柱頭が2裂している、花粉が出ているのは見たことないから昆虫が訪問したら出るのかもしれない。

花柱には大きな腺毛が生えていますが斑紋があるので写しにくい。

花被片外側にも腺毛がありますが蕾の頃の方が顕著です。

花の基部に距がありますが右側の小さな蕾だと目立たない、開く直前に急に大きくなるようです。

葉の表裏、葉柄に毛が多く生える。

ホトトギス科ホトトギス属
(10月4、11日撮影)

側の株も多くの蕾を付け先端のは今にも開きそうだけど開花せず。

一週間後もう一度来てみたらだいぶ咲いていました、上の方から咲いていくようで下はまだ蕾です。

花が重いのか枝は地面を這っていますが先端が持ち上がっています。

もう一株も多く花を咲かせていました。

花弁の斑紋をホトトギスの胸の模様に見立てて命名、今なら豹柄ですね。日本在来種で名前は古くからあったと思われその頃はヒョウなんて全く存在しませんからね。

花被片基部に黄色い斑紋、中央に見えているのは花柱ではなく花糸でここにも斑紋があります。

雄しべは6本、雌しべは3本で柱頭が2裂している、花粉が出ているのは見たことないから昆虫が訪問したら出るのかもしれない。

花柱には大きな腺毛が生えていますが斑紋があるので写しにくい。

花被片外側にも腺毛がありますが蕾の頃の方が顕著です。

花の基部に距がありますが右側の小さな蕾だと目立たない、開く直前に急に大きくなるようです。

葉の表裏、葉柄に毛が多く生える。

ホトトギス科ホトトギス属
(10月4、11日撮影)
2020.
10.
24
この辺りに群生しているナギナタコウジュ、でも直前に草刈りされ小さな株ばかり残され開花がだいぶ遅れました、何時も見ていた林道は今年はとうとう生えてこなかった。

これで高さ5cmにも満たず、それでもナギナタコウジュらしい花を咲かせています。

背の高いのもあってこれで15cm程、それでもナギナタコウジュとしては背が低い。

長い花穂、片側に偏るのを薙刀に見立てて薙刀香需、こんな花は他にもあるけどやはり名前は早い者勝ち。

花冠先端が毛状に裂ける、これはほんとにドアップ向きじゃないと思う。

一つの苞から1-5個の花をつける、中央の花で2裂した柱頭が見えている。

雄しべは4本、下側の2本が長い、花冠や萼片に毛が生えている。

最上部の苞は花をつけない、いうなればここて打ち止めのサイン。

亀の甲羅のような苞、先端が尖る、無毛だが縁に短毛が生える。

苞に腺点があるようです、白く光っているのは何か液体が出ているんでしょうか。

葉は対生で卵形~狭卵形、粗い鋸歯がある。

裏に腺点が密生、葉柄にも毛が生えている。

シソ科ナギナタコウジュ属
(10月11日撮影)

これで高さ5cmにも満たず、それでもナギナタコウジュらしい花を咲かせています。

背の高いのもあってこれで15cm程、それでもナギナタコウジュとしては背が低い。

長い花穂、片側に偏るのを薙刀に見立てて薙刀香需、こんな花は他にもあるけどやはり名前は早い者勝ち。

花冠先端が毛状に裂ける、これはほんとにドアップ向きじゃないと思う。

一つの苞から1-5個の花をつける、中央の花で2裂した柱頭が見えている。

雄しべは4本、下側の2本が長い、花冠や萼片に毛が生えている。

最上部の苞は花をつけない、いうなればここて打ち止めのサイン。

亀の甲羅のような苞、先端が尖る、無毛だが縁に短毛が生える。

苞に腺点があるようです、白く光っているのは何か液体が出ているんでしょうか。

葉は対生で卵形~狭卵形、粗い鋸歯がある。

裏に腺点が密生、葉柄にも毛が生えている。

シソ科ナギナタコウジュ属
(10月11日撮影)
2020.
10.
24
民家近くで野生化しているのをよく見かけるチャノキ、秋吉台が茶の産地というのは聞かないからこれは生け垣などに使われていたのが逸出したんでしょうね。

真っ白な花弁は割と大きいのですがやはり球状になった多数の雄しべの方が目立ちます。これはまだ花弁が窪んでいるから咲いたばかり。

多数の雄しべの中央に雌しべが見えています、花柱先端が3裂している。

こちらは少し時間が経って花弁は平開状態

雌しべは特に変わりなし、柱頭の色がちょっと違うのがわかります。

これは花弁が反ってきてそろそろ終わりの頃、葯も黄色から淡褐色になっています。

雄しべ基部は花弁に合着しソックリ落ちて雌しべだけが残ります。

葉の上に花粉が落ちている、特に昆虫が訪れなくても落ちるようで無駄遣いか。

もやしのような雄しべ、葯が2室なのがわかります、白い部分が葯隔でしょうか。

葉は楕円形、これははっきりした鋸歯がある、照葉樹林の代表で艶があります。

ツバキ科ツバキ属
(10月11日撮影)

真っ白な花弁は割と大きいのですがやはり球状になった多数の雄しべの方が目立ちます。これはまだ花弁が窪んでいるから咲いたばかり。

多数の雄しべの中央に雌しべが見えています、花柱先端が3裂している。

こちらは少し時間が経って花弁は平開状態

雌しべは特に変わりなし、柱頭の色がちょっと違うのがわかります。

これは花弁が反ってきてそろそろ終わりの頃、葯も黄色から淡褐色になっています。

雄しべ基部は花弁に合着しソックリ落ちて雌しべだけが残ります。

葉の上に花粉が落ちている、特に昆虫が訪れなくても落ちるようで無駄遣いか。

もやしのような雄しべ、葯が2室なのがわかります、白い部分が葯隔でしょうか。

葉は楕円形、これははっきりした鋸歯がある、照葉樹林の代表で艶があります。

ツバキ科ツバキ属
(10月11日撮影)