2021.
01.
31
古墳遠征の帰りに寄ってみたセリバオウレン、まだこれからだけど撮るには十分な数が咲いていました。

まさしくスプリング・エフェメラル、春の妖精ですね、冬だけど、それにしても随分気が早い。

雌雄異株でこれは雄花、はっきり言って雌花より華やかです、雌雄がある植物は雄花が先に咲くことが多くここも雄花の方が多かった。

ここは時折木漏れ日が差していい雰囲気で撮れます。

外側に大きく見えているのが萼片で5枚、その間に同型だけど小さく見えているのが花弁で10枚あります。

萼片に水気が見えていますがこれは蜜ではなく前々日に降った雨のせいでしょうね。

これは両性花、緑色の雌しべが見えている、左のは雌しべが見えていないがこれから出てくるんでしょうね。

雌しべは10本ほどで先端が曲がっている、雄しべは雄花の雄しべほど伸びてないようです。

これは雄しべの数が大分少ない。全く雄しべのない完全な雌花はあるんでしょうか、極少ないか無いような気もしないでもない。

中央が雄花で右上が雌花、比べても雌花のほうが地味ですね。

青空バックならぬ樹間バック。

キンポウゲ科オウレン属
(1月28日撮影)

まさしくスプリング・エフェメラル、春の妖精ですね、冬だけど、それにしても随分気が早い。

雌雄異株でこれは雄花、はっきり言って雌花より華やかです、雌雄がある植物は雄花が先に咲くことが多くここも雄花の方が多かった。

ここは時折木漏れ日が差していい雰囲気で撮れます。

外側に大きく見えているのが萼片で5枚、その間に同型だけど小さく見えているのが花弁で10枚あります。

萼片に水気が見えていますがこれは蜜ではなく前々日に降った雨のせいでしょうね。

これは両性花、緑色の雌しべが見えている、左のは雌しべが見えていないがこれから出てくるんでしょうね。

雌しべは10本ほどで先端が曲がっている、雄しべは雄花の雄しべほど伸びてないようです。

これは雄しべの数が大分少ない。全く雄しべのない完全な雌花はあるんでしょうか、極少ないか無いような気もしないでもない。

中央が雄花で右上が雌花、比べても雌花のほうが地味ですね。

青空バックならぬ樹間バック。

キンポウゲ科オウレン属
(1月28日撮影)
2021.
01.
30
正月の公園花巡りでは一株しか咲いてなかったホトケノザ、この日も少なく探す羽目になりました。ここは日当たりの良いコンクリ壁の前、暖かかったんでしょうか。

兎を思い浮かべるような可愛い姿、細長い花筒の奥の蜜を吸えるのはツリアブかヒゲナガハナバチの仲間くらいだそうですが訪問昆虫はあまり見たことないな、そもそもこの2種類はそれ程多い昆虫でもないし。

その割には数が多い、やはり閉鎖花をつけるせいでしょうか、左上のは花筒が長いから閉鎖花じゃなく蕾でしょうか。

正面から見ると細長い姿、斑紋や蜜標があってなかなか親切設計、花粉はオレンジ色。

ツリアブが長い口吻を差し込むとちょうど頭辺りが上部の蕊に触れるようです。

上唇を取り除いてみました、左右の4本がやや透明感のある花糸、中央の白っぽいのが花柱ですが柱頭は長短2組の葯の間辺りかな。

少しほぐしてみましたが花柱や2裂した柱頭が微妙に隠れている、葯には毛が生えているようです。。

横から見ると左側の突き出ているのは葯ですがその右側に2裂した柱頭があるような、背後にやや膨れているのも花柱です。

この日は思った暖かくは無かったけど気持ちの良い青空でした。当地はどちらかというと日本海側気候になるので冬は雲が多く青空は意外と少ない。

シソ科オドリコソウ属
(1月25日撮影)

兎を思い浮かべるような可愛い姿、細長い花筒の奥の蜜を吸えるのはツリアブかヒゲナガハナバチの仲間くらいだそうですが訪問昆虫はあまり見たことないな、そもそもこの2種類はそれ程多い昆虫でもないし。

その割には数が多い、やはり閉鎖花をつけるせいでしょうか、左上のは花筒が長いから閉鎖花じゃなく蕾でしょうか。

正面から見ると細長い姿、斑紋や蜜標があってなかなか親切設計、花粉はオレンジ色。

ツリアブが長い口吻を差し込むとちょうど頭辺りが上部の蕊に触れるようです。

上唇を取り除いてみました、左右の4本がやや透明感のある花糸、中央の白っぽいのが花柱ですが柱頭は長短2組の葯の間辺りかな。

少しほぐしてみましたが花柱や2裂した柱頭が微妙に隠れている、葯には毛が生えているようです。。

横から見ると左側の突き出ているのは葯ですがその右側に2裂した柱頭があるような、背後にやや膨れているのも花柱です。

この日は思った暖かくは無かったけど気持ちの良い青空でした。当地はどちらかというと日本海側気候になるので冬は雲が多く青空は意外と少ない。

シソ科オドリコソウ属
(1月25日撮影)
2021.
01.
29
正月の公園花巡りでは咲いていなかったシロバナタンポポ、この日は大分見かけましたがやはり例年よりは少ない。

やはり日当たりの良い場所で撮ると輝いてます。

細長い葯筒から柱頭が伸びて花粉を押し出しています、柱頭はあまり開いていない。

周辺の舌状花は柱頭が十分開いている。

日本のタンポポは総苞が反り返らないのが特徴ですがこれは在来種だけどすこし反り返ります。

最後はセイヨウタンポポとのツーショット、頭花の大きさは同じくらいですが舌状花はセイヨウタンポポの方がずっと多い。

キク科タンポポ属
(1月25日撮影)

やはり日当たりの良い場所で撮ると輝いてます。

細長い葯筒から柱頭が伸びて花粉を押し出しています、柱頭はあまり開いていない。

周辺の舌状花は柱頭が十分開いている。

日本のタンポポは総苞が反り返らないのが特徴ですがこれは在来種だけどすこし反り返ります。

最後はセイヨウタンポポとのツーショット、頭花の大きさは同じくらいですが舌状花はセイヨウタンポポの方がずっと多い。

キク科タンポポ属
(1月25日撮影)
2021.
01.
28
もうだいぶ咲いていたフラサバソウ、カメラを離すと多く写りますが花が小さく近づけると花が少なく加減が難しい。

花冠は4深裂する。

2本の雄しべ、右側に雌しべが見えている、オオイヌノフグリは花の終わりに自家受粉しますがこちらはどうなんでしょう。

花冠は淡青紫色で青い筋が入っている、これは肉眼で見るよりデジカメの方が綺麗に見えるかも。

花柄は割と長いが花が突き出ているイメージはありません。

オオイヌノフグリとのツーショット。

オオバコ科クワガタソウ属
(1月25日撮影)

花冠は4深裂する。

2本の雄しべ、右側に雌しべが見えている、オオイヌノフグリは花の終わりに自家受粉しますがこちらはどうなんでしょう。

花冠は淡青紫色で青い筋が入っている、これは肉眼で見るよりデジカメの方が綺麗に見えるかも。

花柄は割と長いが花が突き出ているイメージはありません。

オオイヌノフグリとのツーショット。

オオバコ科クワガタソウ属
(1月25日撮影)
2021.
01.
27
正月の公園花巡りでは咲いていなかったオオイヌノフグリ、さすがにもう咲いていました、とは言え例年よりはだいぶ少なく群生状態のはここだけでした。

アングルで何とか群生状態を写そうと思ったけどそこまでの群生でもなかった。

別名星の瞳、あまり綺麗すぎる名前なので使いたくはない。

でもなんやかんや言っても綺麗です、数がそこそこ少なければもっと価値が上がるんでしょうけどインフレすぎる。

花弁は4裂ですが5裂のがありました。

もう一つ、こういうのを探しているわけでもないんですが何故か目に入ります。

オオバコ科クワガタソウ属
(1月25日撮影)

アングルで何とか群生状態を写そうと思ったけどそこまでの群生でもなかった。

別名星の瞳、あまり綺麗すぎる名前なので使いたくはない。

でもなんやかんや言っても綺麗です、数がそこそこ少なければもっと価値が上がるんでしょうけどインフレすぎる。

花弁は4裂ですが5裂のがありました。

もう一つ、こういうのを探しているわけでもないんですが何故か目に入ります。

オオバコ科クワガタソウ属
(1月25日撮影)
2021.
01.
26
春のような陽気に誘われて近所の花散策に出かけてみました、しかしやはり例年に比べて咲いている花がずいぶん少ない。常連さんも咲いてはいたが随分少なかった。
この日の一番の目的はイヌノフグリ、我が家の近く10m程の場所に生えていて日曜にははっきり確認していたのにこの日は全く無くなっていた。他のどうでもいい野草はそのまま残っているのでどうもイヌノフグリと分かっていて摘み取っている人がいるような気がします。前からそう感じていたけど(-_-メ)。
ここは近所の一番の群生地、例年並みに生えていましたが咲いている花はまだ少なかった。右側の葉はホトケノザで左のがイヌノフグリです。

まだ十分開いていない、これで大きさ2mm程。

近くにもう一つ

十分開いていないというか潰れてます。

更に離れた場所、開いている花も蕾もまだ少なかった。

これが一番開いていた、でも露出オーバー、カメラを近づけると影になるから撮りにくい。

両側に2本の雄しべ、中央に雌しべがあるのがなんとか分かる。2月になればもっと咲いていそう。

オオバコ科クワガタソウ属
(1月25日撮影)
この日の一番の目的はイヌノフグリ、我が家の近く10m程の場所に生えていて日曜にははっきり確認していたのにこの日は全く無くなっていた。他のどうでもいい野草はそのまま残っているのでどうもイヌノフグリと分かっていて摘み取っている人がいるような気がします。前からそう感じていたけど(-_-メ)。
ここは近所の一番の群生地、例年並みに生えていましたが咲いている花はまだ少なかった。右側の葉はホトケノザで左のがイヌノフグリです。

まだ十分開いていない、これで大きさ2mm程。

近くにもう一つ

十分開いていないというか潰れてます。

更に離れた場所、開いている花も蕾もまだ少なかった。

これが一番開いていた、でも露出オーバー、カメラを近づけると影になるから撮りにくい。

両側に2本の雄しべ、中央に雌しべがあるのがなんとか分かる。2月になればもっと咲いていそう。

オオバコ科クワガタソウ属
(1月25日撮影)
2021.
01.
25
アヤメの果実を撮ってみました、この仲間は花柱があまり一般的な花柱らしくなくてどうも果実のイメージがわかず撮っていませんでした。

まだ緑色のが多かったですがこれはかなり褐色になっていました。

3室からなっているのがわかります。

カットしてみました、まだ中の種子は未熟な緑色でした。

整然と並んでいます、まるで豆だ。

右側のは熟した種子というより未成熟だったような、左側の種子も熟すると萎んでいくようですが。熟したのを見たかったのですがこの後刈り取られました。

アヤメ科アヤメ属
(7月17日撮影)

まだ緑色のが多かったですがこれはかなり褐色になっていました。

3室からなっているのがわかります。

カットしてみました、まだ中の種子は未熟な緑色でした。

整然と並んでいます、まるで豆だ。

右側のは熟した種子というより未成熟だったような、左側の種子も熟すると萎んでいくようですが。熟したのを見たかったのですがこの後刈り取られました。

アヤメ科アヤメ属
(7月17日撮影)
2021.
01.
24
7月下旬の撮影、すっかり果実となっていたミズキ

本来は濃く熟しますがこれはまだ赤かった、白っぽいのも多く熟し始めたばかりのようです。

果柄も赤くなり始めています、黒塾すれば2色効果が出るんでしょうがこの時はまだまだ。

花柱が残っているのもありました、僅かに萼片も見えていますがクマノミズキはもっと萼片が目立つようです。

大きさは6,7mm、まるでリンゴのよう。

これが一番赤い状態、濃く熟したら種子(正確には核果)を見に来ようと思っていましたがその頃にはすっかり無くなっていた。鳥に人気があるんでしょうか。

ミズキ科ミズキ属
(7月26日撮影)

本来は濃く熟しますがこれはまだ赤かった、白っぽいのも多く熟し始めたばかりのようです。

果柄も赤くなり始めています、黒塾すれば2色効果が出るんでしょうがこの時はまだまだ。

花柱が残っているのもありました、僅かに萼片も見えていますがクマノミズキはもっと萼片が目立つようです。

大きさは6,7mm、まるでリンゴのよう。

これが一番赤い状態、濃く熟したら種子(正確には核果)を見に来ようと思っていましたがその頃にはすっかり無くなっていた。鳥に人気があるんでしょうか。

ミズキ科ミズキ属
(7月26日撮影)
2021.
01.
23
8月3日花を撮った時に既に果実も出来ていたヤマニガナ、これは冠毛があまり開いていません。

開いたのもありました、白いのは受粉しなかった粃、随分多い。

痩果はハッキリした稜があり長さ4mm、幅2mm程、長さも長いですがこの仲間でこんな太い痩果を見たのは初めてでした、短く太い嘴もある。ぶれてしまったのが残念。

冠毛は真っ直ぐ、逆向きの毛が生えているそうですがさすがに無理。

キク科ヤマニガナ属
(8月3日撮影)

開いたのもありました、白いのは受粉しなかった粃、随分多い。

痩果はハッキリした稜があり長さ4mm、幅2mm程、長さも長いですがこの仲間でこんな太い痩果を見たのは初めてでした、短く太い嘴もある。ぶれてしまったのが残念。

冠毛は真っ直ぐ、逆向きの毛が生えているそうですがさすがに無理。

キク科ヤマニガナ属
(8月3日撮影)
2021.
01.
22
花を撮ったのと同じ株のオオセンナリ、果実がなっていました。

外側のは萼片で内側に球形の果実があります、大きさ1cm程、先端に雌しべの跡が残っていてまるで栓をしているようです。

種子の大きさは2mm程、片側がやや窪んだほぼ円形。

微細な凹凸が目立ちます。

まるで碁石のよう、多少厚みがあります。果実の中でもこのように重なって並んでいるんでしょうね。

ナス科オオセンナリ属
(8月3日撮影)

外側のは萼片で内側に球形の果実があります、大きさ1cm程、先端に雌しべの跡が残っていてまるで栓をしているようです。

種子の大きさは2mm程、片側がやや窪んだほぼ円形。

微細な凹凸が目立ちます。

まるで碁石のよう、多少厚みがあります。果実の中でもこのように重なって並んでいるんでしょうね。

ナス科オオセンナリ属
(8月3日撮影)