2021.
02.
28
やっと咲いていたウマノアシガタ、前回来た時蕾があったから咲いているだろうとは思っていましたがこんなにはを広げているのに咲いていたのは一つだけでした。

日陰だったのでウマノアシガタらしいテカリが見られず残念。

花弁下部に灰色っぽく見えているのが蜜腺。

緑色の雌しべに周りに多数の雄しべ、花糸も葯も花弁と同じく黄色、人間の目には緑の雌しべが目立ちますが昆虫もそうなんでしょうか。

萼片もほぼ同じ色、長毛が目立つ、キツネノボタンは萼片が反り返る。

葉は3中深裂、ただ場所によってだいぶ異なり上の方は線形になっている。葉の形から馬の脚形と名付けられたそうだけどどう想像を膨らましても似ているとは思えない。根生葉が似ているそうだけど似てないよね、ひょっとして間違えての命名じゃないかと想像してしまう。

キンポウゲ科キンポウゲ属
(2月21日撮影)

日陰だったのでウマノアシガタらしいテカリが見られず残念。

花弁下部に灰色っぽく見えているのが蜜腺。

緑色の雌しべに周りに多数の雄しべ、花糸も葯も花弁と同じく黄色、人間の目には緑の雌しべが目立ちますが昆虫もそうなんでしょうか。

萼片もほぼ同じ色、長毛が目立つ、キツネノボタンは萼片が反り返る。

葉は3中深裂、ただ場所によってだいぶ異なり上の方は線形になっている。葉の形から馬の脚形と名付けられたそうだけどどう想像を膨らましても似ているとは思えない。根生葉が似ているそうだけど似てないよね、ひょっとして間違えての命名じゃないかと想像してしまう。

キンポウゲ科キンポウゲ属
(2月21日撮影)
2021.
02.
27
やっと咲いていたキイチゴ、足元で咲いていて見逃すとこでした。ここは毎年早く1月時には正月頃咲くこともあるんですが今年は他の花と同様遅かった。

毎年ここで撮っているからこの頃は花ばかり撮っていて茎の腺毛や葉、棘など撮ってないような気がする(汗)

多数の雌しべ、先端が赤くなっている、数が多いし柱頭もそれ程膨らまないのであまり雌しべらしくありません。

雄しべも多数、内側の葯が白っぽかったのでまだ未熟なのかと思ったら熟して花粉が出ていた。

もう一つ咲いていました、こちらは少し前に咲いたようで花弁が一部落ちています。結局咲いていたのはこの2つだけでした。

雌しべがバラけて赤くなり始めています、これくらいの頃が一番可愛い。

雄しべも花粉を出し終わっているようです。

バラ科キイチゴ属
(2月21日撮影)

毎年ここで撮っているからこの頃は花ばかり撮っていて茎の腺毛や葉、棘など撮ってないような気がする(汗)

多数の雌しべ、先端が赤くなっている、数が多いし柱頭もそれ程膨らまないのであまり雌しべらしくありません。

雄しべも多数、内側の葯が白っぽかったのでまだ未熟なのかと思ったら熟して花粉が出ていた。

もう一つ咲いていました、こちらは少し前に咲いたようで花弁が一部落ちています。結局咲いていたのはこの2つだけでした。

雌しべがバラけて赤くなり始めています、これくらいの頃が一番可愛い。

雄しべも花粉を出し終わっているようです。

バラ科キイチゴ属
(2月21日撮影)
2021.
02.
26
6年前撮ったこの芽生え、偶然名前がわかったのでアップ、エノキの芽生えでした。流石にアサガオの仲間とは思わなかったけどエノキか、まだ子葉だけ、中央から本葉が出始めています。

これで高さ2,3cm,まず育ってないだろうな。樹木の芽生えなんてまずお目にかかれないし草本以上に名前が分かりません。

アサ科エノキ属
(4月23日撮影)
序でに不明の芽生え追加、林道下側の斜面にありました。場所的にマムシグサ、ムサシアブミ、ジャノヒゲ等を考えましたがどれとも違うような。

これも木本のような気がします。

(4月7日撮影)

これで高さ2,3cm,まず育ってないだろうな。樹木の芽生えなんてまずお目にかかれないし草本以上に名前が分かりません。

アサ科エノキ属
(4月23日撮影)
序でに不明の芽生え追加、林道下側の斜面にありました。場所的にマムシグサ、ムサシアブミ、ジャノヒゲ等を考えましたがどれとも違うような。

これも木本のような気がします。

(4月7日撮影)
2021.
02.
26
4月下旬の撮影、ハナイカダに止まっていたナナフシモドキ、脚を含めた長さが体長の倍位あります、体が細いから幼虫かもしれない。

左側先端の突起が触覚かと思ってそちらが頭かと思いましたが逆でした(^^;)、左側膨らんだ部分が頭。

前足を揃えて長く伸ばしています、その間に短い触覚が見えています、前脚だけで体長と同じくらいある。
本名がナナフシモドキで別名がナナフシという不思議さ、しかもこの子が本家だよ。ナナフシ(七節)とは節くれだった枝を意味しそれによく似ているからモドキでナナフシモドキと名付けられたそうです、長いからだんだんモドキが省略されてナナフシとなったそうでなんともややこしい。

ナナフシ科ナナフシ属
(4月28日撮影)

左側先端の突起が触覚かと思ってそちらが頭かと思いましたが逆でした(^^;)、左側膨らんだ部分が頭。

前足を揃えて長く伸ばしています、その間に短い触覚が見えています、前脚だけで体長と同じくらいある。
本名がナナフシモドキで別名がナナフシという不思議さ、しかもこの子が本家だよ。ナナフシ(七節)とは節くれだった枝を意味しそれによく似ているからモドキでナナフシモドキと名付けられたそうです、長いからだんだんモドキが省略されてナナフシとなったそうでなんともややこしい。

ナナフシ科ナナフシ属
(4月28日撮影)
2021.
02.
25
4月下旬花を撮ったのと同じ場所のミミナグサ、すでに果実を付けています。

上のは花後の様子、花被片が萼片から殆ど出ていないのが特徴、オランダミミナグサは花後も花被片が出ています。左側のは果実が伸び始め右のは開いて中の種子が見えています。

長く伸びた果実、先端が突起になって開いているのが分かります。

バラまいてみました、すこしこぼれているかもしれませんがこれでほぼ全量。

種子の大きさは1mm弱、全面に細かな突起があります。

扁平な円形ですがよく見るとおへそのある方が薄くなっているようです。

ナデシコ科ミミナグサ属
(4月28日撮影)

上のは花後の様子、花被片が萼片から殆ど出ていないのが特徴、オランダミミナグサは花後も花被片が出ています。左側のは果実が伸び始め右のは開いて中の種子が見えています。

長く伸びた果実、先端が突起になって開いているのが分かります。

バラまいてみました、すこしこぼれているかもしれませんがこれでほぼ全量。

種子の大きさは1mm弱、全面に細かな突起があります。

扁平な円形ですがよく見るとおへそのある方が薄くなっているようです。

ナデシコ科ミミナグサ属
(4月28日撮影)
2021.
02.
25
5月中旬撮影、その時の様子はこちらから。花盛りでしたがこれだけが綿毛になっていました、これは茎の先端でこの花が一番早く咲くので果実になるのも早いようです。

でも粃のような白っぽい痩果が多い、お相手がいないので巧く受粉できなかったんでしょうか。

冠毛を撮るにはどうしても摘む必要があるのでお邪魔物なしに全体像が撮れません、逆向きの棘が生えているそうですがさすがに無理。

痩果は長さ3mm程で円柱状、縦の稜が走っています、オカオグルマは痩果に毛が生えているそうです、まだ撮ってなかったので今シーズン撮らなくては。

キク科オカオグルマ属
(5月13日撮影)

でも粃のような白っぽい痩果が多い、お相手がいないので巧く受粉できなかったんでしょうか。

冠毛を撮るにはどうしても摘む必要があるのでお邪魔物なしに全体像が撮れません、逆向きの棘が生えているそうですがさすがに無理。

痩果は長さ3mm程で円柱状、縦の稜が走っています、オカオグルマは痩果に毛が生えているそうです、まだ撮ってなかったので今シーズン撮らなくては。

キク科オカオグルマ属
(5月13日撮影)
2021.
02.
24
5月中旬撮影のキツネアザミ、右下で花が見えていますがもう殆ど綿毛になっていました、棒状に見えているのは長い花柱。

綿毛は密集している内は何となく薄汚れた色に見えますが

一つだけ取り出すと輝いて見えてなかなか綺麗です。

冠毛には枝毛があって羽毛状になっている、冠毛基部は合着しているようです。

痩果の大きさは2mm程、ハッキリした稜が走っている、左右の小さいのは粃でしょうね。

キク科キツネアザミ属
(5月13日撮影)

綿毛は密集している内は何となく薄汚れた色に見えますが

一つだけ取り出すと輝いて見えてなかなか綺麗です。

冠毛には枝毛があって羽毛状になっている、冠毛基部は合着しているようです。

痩果の大きさは2mm程、ハッキリした稜が走っている、左右の小さいのは粃でしょうね。

キク科キツネアザミ属
(5月13日撮影)
2021.
02.
24
5月末すっかり綿毛になっているツルカノコソウ、大分飛んでいったようで残りも少ない。

冠毛を持った痩果ですがキク科ではなくスイカズラ科、生存に有利な特徴は科を超えて似てくるという例。

冠毛は広角に開いて風を受けそう、でもまだ果実は緑色、十分熟す前に飛んでいきそう。

冠毛には羽毛状になった枝毛がはえる、冠毛自体もキク科に比べてやや太そう、基部は合着しているようです。

痩果の大きさは2mm程、3本の隆起線がある。

反対側は隆起線が1本だけ、冠毛が駄目になっていてこれでは飛んでいかないぞ。

スイカズラ科カノコソウ属
(5月29日撮影)

冠毛を持った痩果ですがキク科ではなくスイカズラ科、生存に有利な特徴は科を超えて似てくるという例。

冠毛は広角に開いて風を受けそう、でもまだ果実は緑色、十分熟す前に飛んでいきそう。

冠毛には羽毛状になった枝毛がはえる、冠毛自体もキク科に比べてやや太そう、基部は合着しているようです。

痩果の大きさは2mm程、3本の隆起線がある。

反対側は隆起線が1本だけ、冠毛が駄目になっていてこれでは飛んでいかないぞ。

スイカズラ科カノコソウ属
(5月29日撮影)
2021.
02.
23
やっと咲いていたキュウリグサ、例年なら1月中には大抵見つかるから随分遅い。

もう果序が随分伸びていて暫く前から咲いていたようです、でもこの日他で見かけるのはロゼットばかり、茎を伸ばしているのもなかった。

3mm程の大きさ、水色の花弁に黄色い副花冠

色がそれ程濃くないのもいいですね、かと言ってハナイバナは地味だし。

花の奥に茶色く見えているのは雄しべでしょうか、花冠から出てこないし花が小さいから分解するのも難しい。

茎や萼に伏毛が多い。

ムラサキ科キュウリグサ属
(2月21日撮影)

もう果序が随分伸びていて暫く前から咲いていたようです、でもこの日他で見かけるのはロゼットばかり、茎を伸ばしているのもなかった。

3mm程の大きさ、水色の花弁に黄色い副花冠

色がそれ程濃くないのもいいですね、かと言ってハナイバナは地味だし。

花の奥に茶色く見えているのは雄しべでしょうか、花冠から出てこないし花が小さいから分解するのも難しい。

茎や萼に伏毛が多い。

ムラサキ科キュウリグサ属
(2月21日撮影)
2021.
02.
23
空き地に生えていたスズメノエンドウ、右上に見えているのはノビルでしょうか。

やっと2つだけ咲いていました。

長さ4mm程の花、普通なら枝先に複数の花をつけるけど咲き始めなのかどちらも一つだけでした。

下から見た花、光背のように見えているのが旗弁、その手前左右のが翼弁、中央に見えているのが竜骨弁。

左がスズメノエンドウ、右側がカラスノエンドウの葉、違いがよく分かります。カラスノエンドウでも細いのがありますがやはりスズメノエンドウは小さい。

先端は葉が変化した巻きひげになる。

マメ科ソラマメ属
(2月21日撮影)

やっと2つだけ咲いていました。

長さ4mm程の花、普通なら枝先に複数の花をつけるけど咲き始めなのかどちらも一つだけでした。

下から見た花、光背のように見えているのが旗弁、その手前左右のが翼弁、中央に見えているのが竜骨弁。

左がスズメノエンドウ、右側がカラスノエンドウの葉、違いがよく分かります。カラスノエンドウでも細いのがありますがやはりスズメノエンドウは小さい。

先端は葉が変化した巻きひげになる。

マメ科ソラマメ属
(2月21日撮影)