2021.
07.
31
久しぶりに見かけたウマノスズクサ、過去記事を見ると7年ぶりでした。以前見ていた場所はもう近寄れず生えているかどうかも確認できず。

花冠が大きく開いたなんとも奇妙な姿、ラッパのように開いているのは萼、下部の丸い部分が萼筒で中に蕊が入っています、カットしてみればよかった。

茶色い開口部、内部に毛が下向きに生えている、入るに易く出るのが難しいか。

昆虫がいましたがさすがに触覚が長すぎて入れないだろ。

蕾の頃から縦に裂けるように開いていきます。

三角状卵形、基部は心形、葉先が丸くなるのが特徴、先に葉を見かけていて見慣れぬ葉だなと思っていましたがウマノスズクサのことはすっかり忘れていた。

ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属
(7月24日撮影)

花冠が大きく開いたなんとも奇妙な姿、ラッパのように開いているのは萼、下部の丸い部分が萼筒で中に蕊が入っています、カットしてみればよかった。

茶色い開口部、内部に毛が下向きに生えている、入るに易く出るのが難しいか。

昆虫がいましたがさすがに触覚が長すぎて入れないだろ。

蕾の頃から縦に裂けるように開いていきます。

三角状卵形、基部は心形、葉先が丸くなるのが特徴、先に葉を見かけていて見慣れぬ葉だなと思っていましたがウマノスズクサのことはすっかり忘れていた。

ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属
(7月24日撮影)
2021.
07.
31
この時期道端などでよく見かけるナツズイセン、華やかな花なので草刈りされても残ることもありやはり美人は得だ。

どこがスイセンに似ているんだと文句を言いたくなるけど似ているのは葉だそうです、それを言ったらこの仲間はどれも似てるんですけどね。

蕾の頃は上向き、花が開くと横向きになります、真横ではなく微妙に上向きのよう。

内花被片と外花被片が3枚づつ、本来ならこの手のは上下が無いんですがこれは下側が大きく開いていて上下を感じさせます。

こちらも下が開いている、花被片がややばらついている。

こちらは下側に1枚の花被片が伸びる、このタイプのは割とありますがやはり上下を感じさせます。

花冠から長く上向きに伸びた蕊、雄しべは6本、雌しべは雄しべより更に長く伸びる。

安倍川餅のような花粉タップリの葯

柱頭は極々小さくこれで花粉がつくのかなと思う程、凸凹があり一応表面積を大きくする工夫はしているようです、でも果実はならない。

ヒガンバナ科ヒガンバナ属
(7月24日撮影)

どこがスイセンに似ているんだと文句を言いたくなるけど似ているのは葉だそうです、それを言ったらこの仲間はどれも似てるんですけどね。

蕾の頃は上向き、花が開くと横向きになります、真横ではなく微妙に上向きのよう。

内花被片と外花被片が3枚づつ、本来ならこの手のは上下が無いんですがこれは下側が大きく開いていて上下を感じさせます。

こちらも下が開いている、花被片がややばらついている。

こちらは下側に1枚の花被片が伸びる、このタイプのは割とありますがやはり上下を感じさせます。

花冠から長く上向きに伸びた蕊、雄しべは6本、雌しべは雄しべより更に長く伸びる。

安倍川餅のような花粉タップリの葯

柱頭は極々小さくこれで花粉がつくのかなと思う程、凸凹があり一応表面積を大きくする工夫はしているようです、でも果実はならない。

ヒガンバナ科ヒガンバナ属
(7月24日撮影)
2021.
07.
31
この時期いたる所で見られるウバユリ、あまり好きな花ではないので滅多に撮らない(^^;)

蕾の頃は直立しますが花が開くと横向き、果実になるとまた直立します。林縁などで咲く花は明るい方向に花を向けることも多いですがこれは特に明るさは気にしないようです。

斑紋のある外花被片と無い内花被片、特に上側の2枚は形状が少し違っていてウサギの耳のよう、役割が違うんでしょうか。

横にも大きな隙間があり葯が見えている、正面からでも横からでも入場可(笑)。

6本の雄しべはそれぞれ長さが異なる、葯が大きいので重ならないようにして花粉を効率よく振りかけるんでしょうか、雌しべもやや長く上側にあるので自家受粉を避けているようです。

粉チーズをふりかけたナゲット。

花糸先端が急激に細くなっています、自由度を高めるユリ科でよく見かける構造、相手は誰なんでしょうね、蝶はこんな奥まで入ってこないし大型の蜂などかな。

膨らんだ柱頭、3裂しているようです、細かな突起が生えている。

ユリ科ウバユリ属
(7月24日撮影)

蕾の頃は直立しますが花が開くと横向き、果実になるとまた直立します。林縁などで咲く花は明るい方向に花を向けることも多いですがこれは特に明るさは気にしないようです。

斑紋のある外花被片と無い内花被片、特に上側の2枚は形状が少し違っていてウサギの耳のよう、役割が違うんでしょうか。

横にも大きな隙間があり葯が見えている、正面からでも横からでも入場可(笑)。

6本の雄しべはそれぞれ長さが異なる、葯が大きいので重ならないようにして花粉を効率よく振りかけるんでしょうか、雌しべもやや長く上側にあるので自家受粉を避けているようです。

粉チーズをふりかけたナゲット。

花糸先端が急激に細くなっています、自由度を高めるユリ科でよく見かける構造、相手は誰なんでしょうね、蝶はこんな奥まで入ってこないし大型の蜂などかな。

膨らんだ柱頭、3裂しているようです、細かな突起が生えている。

ユリ科ウバユリ属
(7月24日撮影)
2021.
07.
30
同じ場所に群生していたミズヒキとシンミズヒキ、右側の黒斑があるのがミズヒキで黒斑のない左のがシンミズヒキです。よく見ると黒斑以外でもシンミズヒキの方が葉がやや細長く先端が尖っています。

まっすぐ茎を伸ばしている、丁度日が当たっていたので分かりやすかった。

シンミズヒキの方が花が密につくそうですがはっきりわかる程のは見たことがありません。

花はミズヒキと変わらず、日が当たっているの油断してブレ写真ばかり(^^;)、でも花の内部に水滴が、ちょっと大きすぎる気もするがやはり蜜でしょう。

早速蟻がやってきています、あの大きさなら食べがい(飲みがい)があるでしょう、お腹に蜜を溜められるのかな、膨れ上がっているようにも見えます。

閉じかけの花でしょうか、先端が鈎状に曲がった花柱が残っています。

黒斑のない葉、ミズヒキでも黒斑のないのがあるから注意が必要。

真横から見ると毛が生えてないのがわかります、触るとサラッとします。

タデ科イヌタデ属
(7月24日撮影)

まっすぐ茎を伸ばしている、丁度日が当たっていたので分かりやすかった。

シンミズヒキの方が花が密につくそうですがはっきりわかる程のは見たことがありません。

花はミズヒキと変わらず、日が当たっているの油断してブレ写真ばかり(^^;)、でも花の内部に水滴が、ちょっと大きすぎる気もするがやはり蜜でしょう。

早速蟻がやってきています、あの大きさなら食べがい(飲みがい)があるでしょう、お腹に蜜を溜められるのかな、膨れ上がっているようにも見えます。

閉じかけの花でしょうか、先端が鈎状に曲がった花柱が残っています。

黒斑のない葉、ミズヒキでも黒斑のないのがあるから注意が必要。

真横から見ると毛が生えてないのがわかります、触るとサラッとします。

タデ科イヌタデ属
(7月24日撮影)
2021.
07.
30
林道に咲いていたヒメキンミズヒキ、キンミズヒキは日当たりの良い場所にも生えますがこちらは日陰を好むような気がします。

キンミズヒキに比べて元々咲かせる花の数は少ないですがこれはまだ2つしか咲いてなかった。

キンミズヒキに比べて花弁がほっそりしています、これは雄しべが8本ある、ヒメは5-8本なのにたいしてキンミズヒキは8-15本、ただ数というのは絶対ということはなく必ず例外がありますね。

すぐ下の花は雄しべが9本でした。花弁も若干太めのように見えます。

2本の花柱に小さく膨らんだ柱頭。

花軸には伏毛が密生。

キンミズヒキに比べて小葉が丸みを帯びています。

こちらにも葉腋に大きな托葉がある。

バラ科キンミズヒキ属
(7月24日撮影)

キンミズヒキに比べて元々咲かせる花の数は少ないですがこれはまだ2つしか咲いてなかった。

キンミズヒキに比べて花弁がほっそりしています、これは雄しべが8本ある、ヒメは5-8本なのにたいしてキンミズヒキは8-15本、ただ数というのは絶対ということはなく必ず例外がありますね。

すぐ下の花は雄しべが9本でした。花弁も若干太めのように見えます。

2本の花柱に小さく膨らんだ柱頭。

花軸には伏毛が密生。

キンミズヒキに比べて小葉が丸みを帯びています。

こちらにも葉腋に大きな托葉がある。

バラ科キンミズヒキ属
(7月24日撮影)
2021.
07.
30
この辺りに群生しているマルバヌスビトハギ、でも草刈りされることも多くこの日も草刈りされていたけど何とか生き残っているのがありました。

花自体は特にヌスビトハギと変わらず。

昆虫が訪問して蕊が跳ね上がっています、円筒状になった雄しべ、それより長い雌しべ。

赤さが目立つ翼弁、竜骨弁はそれより短く白い。

萎れかけていますが旗弁の様子がよく分かるのでアップしてみました、基部に赤い斑紋があります。

ヌスビトハギに比べて全体に葉が大きい、特に頂小葉が大きい、一番幅の広い部分が葉の中央にありますがヌスビトハギでは下部にあります。

マメ科ヌスビトハギ属
(7月24日撮影)

花自体は特にヌスビトハギと変わらず。

昆虫が訪問して蕊が跳ね上がっています、円筒状になった雄しべ、それより長い雌しべ。

赤さが目立つ翼弁、竜骨弁はそれより短く白い。

萎れかけていますが旗弁の様子がよく分かるのでアップしてみました、基部に赤い斑紋があります。

ヌスビトハギに比べて全体に葉が大きい、特に頂小葉が大きい、一番幅の広い部分が葉の中央にありますがヌスビトハギでは下部にあります。

マメ科ヌスビトハギ属
(7月24日撮影)
2021.
07.
29
藪の中に咲いていたミョウガ、左側が茎で右は筍の皮です、1日花で右に前日咲いていた花が萎れています。

野生のミョウガはあちこちで見かけますが滅多に花を咲かせない、この日もミョウガの群落を見かけてはガサゴソ探しでやっと見つけました、花は大きいので咲いていればすぐわかりますが群落の外からではわかりにくい。

上下に花冠、その間に唇弁、ホースのように突き出ているのが葯隔

唇弁の左右に小さな唇弁があるのですが目立ちません。

葯隔先端から雌しべが僅かに突き出て柱頭には細かな突起があります。

葯隔根本には大きな葯があり花粉が出ています、花も少ないけど果実は滅多に出来ない、見てみたいな。

花が出ている茶色い部分は苞、これが野菜としての茗荷となります、もう明日咲く花が出始めている。

ショウガ科ショウガ属
(7月24日撮影)

野生のミョウガはあちこちで見かけますが滅多に花を咲かせない、この日もミョウガの群落を見かけてはガサゴソ探しでやっと見つけました、花は大きいので咲いていればすぐわかりますが群落の外からではわかりにくい。

上下に花冠、その間に唇弁、ホースのように突き出ているのが葯隔

唇弁の左右に小さな唇弁があるのですが目立ちません。

葯隔先端から雌しべが僅かに突き出て柱頭には細かな突起があります。

葯隔根本には大きな葯があり花粉が出ています、花も少ないけど果実は滅多に出来ない、見てみたいな。

花が出ている茶色い部分は苞、これが野菜としての茗荷となります、もう明日咲く花が出始めている。

ショウガ科ショウガ属
(7月24日撮影)
2021.
07.
29
草むらの中に蔓を伸ばして花を咲かせているカボチャ、植栽の野菜の中でもカボチャは特に野良化しやすいように思えます。

午前中早い時間に花は萎みます、これは8時頃の撮影。

雌雄異花でこれは雄花、雄花の方が数が多い。

花の奥にコンパクトに纏まった葯、内部に毛が密生しています、多くの花で蟻が来ていました。

こちらは雌花、蕊の形から雌雄の違いがわかりますが何となくこちらの方が葯のように見えます。

6本の雌しべ、柱頭には細かな突起がある。

雌花のしたには大きな子房があるのでこれでも区別可。

大きく思い果実になるので果柄も太い、野菜としてのカボチャの上側に付いているのが果柄の跡です、果実はこの頃はまだ毛が生えている。

花被片先端に棘のような突起がある。

花被片外側の方まで黄色い毛が生えています。

巻鬚で絡みつきますが葉腋から出ているところから托葉が変化したものだとわかります。

先端で3裂、うち2本だけが巻鬚になり1本は巻いてない、元々そういう性質なのか、巻き付く相手がいなかったのか。

ウリ科カボチャ属
(7月24日撮影)

午前中早い時間に花は萎みます、これは8時頃の撮影。

雌雄異花でこれは雄花、雄花の方が数が多い。

花の奥にコンパクトに纏まった葯、内部に毛が密生しています、多くの花で蟻が来ていました。

こちらは雌花、蕊の形から雌雄の違いがわかりますが何となくこちらの方が葯のように見えます。

6本の雌しべ、柱頭には細かな突起がある。

雌花のしたには大きな子房があるのでこれでも区別可。

大きく思い果実になるので果柄も太い、野菜としてのカボチャの上側に付いているのが果柄の跡です、果実はこの頃はまだ毛が生えている。

花被片先端に棘のような突起がある。

花被片外側の方まで黄色い毛が生えています。

巻鬚で絡みつきますが葉腋から出ているところから托葉が変化したものだとわかります。

先端で3裂、うち2本だけが巻鬚になり1本は巻いてない、元々そういう性質なのか、巻き付く相手がいなかったのか。

ウリ科カボチャ属
(7月24日撮影)
2021.
07.
29
今日は野菜の花3種、と言っても植栽ではないですが。
江戸末期試料用として入ってきたイヌキクイモ、前大戦の食糧難の時代に食用として植えられたのが野生化しています。現代では芋が健康食品として売られているようです、芋が出来ないイヌキクイモは最近は区別しない傾向のようです。

これで高さ2mはありました、高いし花は大きいしで目立ちます。

舌状花が大きく筒状花の割合がずいぶん小さい。

筒状花は5裂、褐色の葯筒先端からオレンジ色の花粉が押し出されている、葯筒株の黄色い部分が花糸なんでしょうか、舌状花に雌しべはなさそうです。

筒状花の中心まで咲いてきて2裂した柱頭が出ています。

クルリンと言うよりクルクルリン(笑)

総苞は太く短い円筒形、毛が多い。

茎には剛毛が生えザラザラしています。

花をつける茎には開出毛が生える。

おまけ、葉の裏を撮っていたら虫の卵かと思いましたが写真を拡大すると虫でした、2匹重なっているように見えます、昆虫なのかな。
(追記)ブロ友さんに教えてもらいました、アワダチソウグンバイという昆虫でした。

キク科ヒマワリ属
(7月24日撮影)
江戸末期試料用として入ってきたイヌキクイモ、前大戦の食糧難の時代に食用として植えられたのが野生化しています。現代では芋が健康食品として売られているようです、芋が出来ないイヌキクイモは最近は区別しない傾向のようです。

これで高さ2mはありました、高いし花は大きいしで目立ちます。

舌状花が大きく筒状花の割合がずいぶん小さい。

筒状花は5裂、褐色の葯筒先端からオレンジ色の花粉が押し出されている、葯筒株の黄色い部分が花糸なんでしょうか、舌状花に雌しべはなさそうです。

筒状花の中心まで咲いてきて2裂した柱頭が出ています。

クルリンと言うよりクルクルリン(笑)

総苞は太く短い円筒形、毛が多い。

茎には剛毛が生えザラザラしています。

花をつける茎には開出毛が生える。

おまけ、葉の裏を撮っていたら虫の卵かと思いましたが写真を拡大すると虫でした、2匹重なっているように見えます、昆虫なのかな。
(追記)ブロ友さんに教えてもらいました、アワダチソウグンバイという昆虫でした。

キク科ヒマワリ属
(7月24日撮影)
2021.
07.
28
去年と同じくらいに咲いていたホンゴウソウ、と言っても絶対数が少ないですが。

来るのが早かったのかまだほとんど咲いてなかった、一番下の花が僅かに開きかけています。

ハエが止まっていました、光を必要としない菌従属栄養植物とは言え花粉を媒介してもらうためには昆虫が必要、この子は蜜を求めてきたのかそれとも偶々止まったのか。

(7月14日撮影)
前回あまり咲いてなかったので10日後もう一度来てみました。いつもの場所より離れた場所で群生していました、同じ希少種のヒナノシャクジョウと同居しているという奇跡、この日はヒナノシャクジョウも撮る予定だったのでそれでなければこの場所に気が付かなかったかと思う。

30cm四方の場所に10株以上咲いていました、こんなに群生しているのは初めてみました、ここも去年の株が残っているから去年も咲いていたんだろうけど気が付かなかったな。

雌雄異花で下の方に雌花、上の方に雄花を付けます、大きさは2mm程度。

棘を出したような雌花、棘のように見えるのは花柱です。

雄花は花被片が反り返る。

雄花から突き出ているのは花糸なのか葯なのか。

白いのは花粉でしょうか、初めてみました。

帰り際に光が当たってきたのでもう一度撮ってみました、写真で見ると赤い茎が目立ちますが肉眼だと経っている状態ではまず分かりません、光が当たってもそうだから当たってないともっと分かりません。

逆光気味に撮ると一層赤さが鮮やか。

日が当たってないとブレ写真ばかりでしたが日が当たると何とか撮れました。

(7月24日撮影)
ホンゴウソウ科ホンゴウソウ属

来るのが早かったのかまだほとんど咲いてなかった、一番下の花が僅かに開きかけています。

ハエが止まっていました、光を必要としない菌従属栄養植物とは言え花粉を媒介してもらうためには昆虫が必要、この子は蜜を求めてきたのかそれとも偶々止まったのか。

(7月14日撮影)
前回あまり咲いてなかったので10日後もう一度来てみました。いつもの場所より離れた場所で群生していました、同じ希少種のヒナノシャクジョウと同居しているという奇跡、この日はヒナノシャクジョウも撮る予定だったのでそれでなければこの場所に気が付かなかったかと思う。

30cm四方の場所に10株以上咲いていました、こんなに群生しているのは初めてみました、ここも去年の株が残っているから去年も咲いていたんだろうけど気が付かなかったな。

雌雄異花で下の方に雌花、上の方に雄花を付けます、大きさは2mm程度。

棘を出したような雌花、棘のように見えるのは花柱です。

雄花は花被片が反り返る。

雄花から突き出ているのは花糸なのか葯なのか。

白いのは花粉でしょうか、初めてみました。

帰り際に光が当たってきたのでもう一度撮ってみました、写真で見ると赤い茎が目立ちますが肉眼だと経っている状態ではまず分かりません、光が当たってもそうだから当たってないともっと分かりません。

逆光気味に撮ると一層赤さが鮮やか。

日が当たってないとブレ写真ばかりでしたが日が当たると何とか撮れました。

(7月24日撮影)
ホンゴウソウ科ホンゴウソウ属