2021. 08. 23  
いつもの場所のツルマオ、ですが今年はちょっと違っていました。
ツルマオ

走出枝でしょうか、縦横に広がっています、今までこんな様子は見られませんでした。今まで直立した様子ばかり見ていたので何でツルと名がついているんだと思いましたがこれなら納得です。
ツルマオ

這った茎の葉腋辺りから茎を直立させています、今までも走出枝はあったんでしょうが1枚目で分かるように密集しすぎて下の方が見えませんでした。
ツルマオ

茎から根が出ています、葉腋から少し離れた場所から出ているようです、上向きの根もあります。でもここはセメント舗装、大丈夫かな。
ツルマオ

葉腋に雌花を咲かせる、花柱が2裂3裂しているように見えますが一つの子房に1本の花柱かもしれない。本来上の方に雄花序を咲かせるのですが相変わらず見当たりません。
ツルマオ

茎に毛が生えていますが葉腋下に多く上には少ないようです、葉柄にも毛。
ツルマオ

3行脈が目立つ葉、これはほんとに美しく観葉植物として使えそうだけどイラクサ科のイメージが悪いか。
ツルマオ

イラクサ科ツルマオ属

(8月11日撮影)
2021. 08. 23  
ある野草を探しに薄暗い林内に入っていきましたがそれは見つからなかったけどこちらを見つけました、イラクサ科なのは分かりますがこの仲間も区別が難しい。
ムカゴイラクサ

下を見るとムカゴが付いています、ムカゴイラクサでした、だからムカゴは好き(笑)、ムカゴをつける野草はいくつもありますが科(あるいは属)レベルで少数だから区別しやすくなります。
ムカゴイラクサ

雌雄異花でこれは雌花序、下に雄花序があるはずですが全く見当たりません、大きくなると1m近くになりますがこれは20cm程度、小さくて両方は付けられなかったのでしょうか、普通そういう場合雄花序をつけるんですけどね。
ムカゴイラクサ

イラクサ科らしい長い花柱を持った花
ムカゴイラクサ

先端が2裂しているのがありました、あの部分が柱頭になるんでしょうか。
ムカゴイラクサ

茎や葉、葉柄に棘があります、イラクサは刺された経験がありますがこちらは触っているけど刺されたことはありません。
ムカゴイラクサ

イラクサ科ムカゴイラクサ属

(8月11日撮影)
2021. 08. 23  
花らしくない花を咲かせるヤマノイモ、でもこの時期結構目立ちます。
ヤマノイモ

雌雄異株で他の仲間と同様雌株は花序が下垂します、子房も見えているので雌株だと分かります。
ヤマノイモ

花は殆ど開かない、内花被片と外花被片に別れています。
ヤマノイモ

内部に見えているのが柱頭のようで3裂しています、果実が3室なのと対応、中が撮れたのは初めてのような気がします。
ヤマノイモ

柱頭はそれぞれが2裂しているような、痕跡の雄しべもありそうです。
ヤマノイモ

雄花序は上に伸びる。
ヤマノイモ

こちらは子房がないので花軸に直接ついているように見えます。
ヤマノイモ

仲間のオニドコロと一緒に群生していました。
ヤマノイモ

どちらも雄花だけど花の様子がまるで違います、ヤマノイモ科の代表ですがむしろ花としてはヤマノイモの方が例外のような。
ヤマノイモ

葉は三角状披針形、オニドコロの葉は結構変異がありますがこちらはどれも同じような細長い葉です。
ヤマノイモ

葉は対生、オニドコロは互生、葉腋から花茎を伸ばしている、上下に伸びているのが茎ですが捻れがあります、茎の強度を高めているんでしょうか。
ヤマノイモ

ヤマノイモ科ヤマノイモ属

(8月11日撮影)
2021. 08. 22  
休耕田に群生していたセリ、周辺部に多く中央部では全く見られません、これは他の野草でも同様の傾向があります。
セリ

白い花を咲かせた雄性期の花、人間の目にはこの頃が花として認識されます。
セリ

多数の雄しべが突き出ています、茶色い葯は花粉を放出した後でしょうか。
セリ

蕾の頃も可愛い、巧みに雄しべを畳み込んでいます、既に花柱が突き出ている。
セリ

左は雄性期、右が雌性期、同じ株でも花序毎に異なるようです。
セリ

雌性期の花、花弁は落ちてもう花の感じはありません。
セリ

長い2本の花柱が伸びています、既に子房も膨らみ始めているかな。
セリ

Vサインした花柱、先端の柱頭が僅かに膨らんでいる。
セリ

セリ科はあまり昆虫を選別しないのかいろんな昆虫がやってきています、これは幼虫かもしれない。
セリ

セリ科セリ属

(8月11日撮影)
2021. 08. 22  
人の通らない山道に生えていたナガバノヤノネグサ、少なくとも秋吉台ではヤノネグサよりずっと多く割と見られ花期も早いです。
ナガバノヤノネグサ

花序下の茎に腺毛があるのG特徴ですが花が咲く頃は腺体がなくなっていることが多い。
ナガバノヤノネグサ

なんとか腺毛らしいのが残っているのがありました。
ナガバノヤノネグサ

大きさ1.5mm程、5本の雄しべと2岐した柱頭が見えている。
ナガバノヤノネグサ

丸い水滴のような蜜が出ています。
ナガバノヤノネグサ

葉は長楕円状披針形、基部が矢尻型、主脈下部が白っぽくなっているのが特徴。
ナガバノヤノネグサ

葉は無毛だそうですがこれは毛が多く映えています、下の葉はあまり見られないから成長するとなくなるんでしょうか。
ナガバノヤノネグサ

茎下部に下向きの長毛が生えていました、片側に付いています。
ナガバノヤノネグサ

タデ科イヌタデ属

(8月11日撮影)
2021. 08. 21  
湿っぽい場所に群生しているコバギボウシ
コバギボウシ

1日で閉じる1日花、上の蕾から開いた花、閉じかけてている花、すっかり萎れた花とまるでアニメのように様座なな姿の花が並んでいます。
コバギボウシ

青紫色の涼しげな花、気に入りではあるけどやはり数が多すぎる。
コバギボウシ

青地に濃い紫色の筋状斑紋、花の奥に白い筋もあっていっそう涼しげ。
コバギボウシ

大きいほうが内花被片でやや小さいのが外花被片、内花被片の方は縁が白くなっている。
コバギボウシ

花冠から突き出た雄しべと雌しべ、どちらも先端が上向き内側に反曲している。
コバギボウシ

柱頭の凸凹は花粉でしょうか、随分付いている。
コバギボウシ

普通1本の茎に咲くのは一つだけですがこれは2つ咲いていました、一番上の花でもう打ち止め。
コバギボウシ

2段重ねの花、滅多に見られないかも。
コバギボウシ

キジカクシ科ギボウシ属

(8月11日撮影)
2021. 08. 21  
土砂捨場に咲いているヤブミョウガ、ここはもうあまり捨てられないのか草茫々です。
ヤブミョウガ

茎は普通直立ですがここのは斜めになっているのが多い、斜面だし捨てられた土砂なのでまだ流動しているんでしょうか。
ヤブミョウガ

6枚の花被片は形が違い、丸い内花被片と、先がやや尖る外花被片に別れます。
ヤブミョウガ

雄しべ6本、雌しべ1本、同じ株に花柱の長い両性花と短い雄性花に分かれるそうですが長花柱花短花柱花の方が適当かなと思います。
ヤブミョウガ

花柱先端に小さいけどハッキリした柱頭、花糸に長短がある、右側のは花粉が出ているけど左のは出ていない、ツユクサと同様飾りの仮雄しべがあるんでしょうか、それとも熟する時期が違うだけなのか。
ヤブミョウガ

柱頭が2裂している、これはどの葯もまだ花粉が出てないような。
ヤブミョウガ

雌しべの短い短花柱花、これも花糸に長短があります、花粉が出ているし柱頭も膨らんでいるようだからやはり雄性花じゃなく両性だろうな。
ヤブミョウガ

花序軸や花柄に短毛、腺毛も混じっているような。周りのは閉じた花、まだ花柱が突き出ている。
ヤブミョウガ
(8月11日撮影)

後日新たな場所で群生しているのを見つけたので記憶のためアップ、ここなら楽に行けそう。
ヤブミョウガ

既に果実になていました、黒く熟したのとまだ未熟なのと違いがハッキリ。
ヤブミョウガ

まだ花が残っていません、これは雌しべが見当たらないがアングルのせいの可能性もあるけど
ヤブミョウガ

こちらも2つとも雌しべが見当たりません、純粋に雌しべのない雄花があるのでしょうか。
ヤブミョウガ

(8月19日撮影)

ツユクサ科ヤブミョウガ属
2021. 08. 20  
雌雄異株のサネカズラ、上から見たのでは雌雄がわかりません。
サネカズラ

中を覗くと赤い、雄花です、これくらい雌雄の違いがはっきり分かるのも少ない。
サネカズラ

かなり特異な構造、赤いのは葯隔で突起のように見えているのが葯です、葯隔が見られるなんて滅多に無い。
サネカズラ

普通異株ですが同株もあります、ここのは同株であるのを確認しているので雌花を探してみました。これは花被片の一部が赤くなり中の葯が透けて見えているのかなと思いましたが
サネカズラ

花が殆ど開いていません、雌花でした、中の緑色も見えているので雌花なのは確実。
サネカズラ

矯正開花(笑)、確かに雌花でした。
サネカズラ

色以外見かけは雄花と似ていますが植物の構造としては全く違います、緑色のは子房でその間から雌しべが突き出ています。
サネカズラ

透明感のある雌しべ、柱頭は2裂しているようです、子房表面に細かな突起がある、果実になると全くなくなりますが。
サネカズラ

既に未熟な果実が出来ていました、まだ花柱の一部が残っている。
サネカズラ

マツブサ科サネカズラ属

(8月11日撮影)
2021. 08. 20  
普通に見られるボタンヅル、なので撮るのも気分次第、何故ここで撮る気になったか自分でもわかりませんが(汗)
ボタンヅル

葉が3小葉で鋸歯がある、花が小さい、真っ白でなくやや汚れた色などセンニンソウとの違いは容易。
ボタンヅル

蕾の頃先端が丸くなる、センニンソウは尖る。
ボタンヅル

白いのは萼片、雄しべとほぼ同長、センニンソウは萼片の方が長い。ここまで接近する頃は既に区別しているのであまり気にすることはないですが。
ボタンヅル

雄しべが元気な頃はまだ柱頭は開いていません、右下の花は花の終わりの頃で柱頭が開いている。
ボタンヅル

柱頭は外向きに曲がる、細かな突起がある、花柱は筒状になっていますが合着はしてないようです。
ボタンヅル

すっかり枯れた萼片には毛が密生している、初めて気が付きました、見慣れた花でも新たな発見があるから面白い。
ボタンヅル

改めてまだ白い頃の萼片を見るとやはり毛が密生しているようです、花弁に毛が生えることもありますがこんなに密生することもあまりないような、これもこれが萼片である証拠でしょうか。
ボタンヅル

キンポウゲ科センニンソウ属

(8月11日撮影)
2021. 08. 19  
湿っぽい場所に生えるハシカグサ、木陰で見かけることが多いですが日当たりの良い場所でも生えていたりします、この頃から雨が振り始め葉が濡れている。
ハシカグサ

2mm程の大きさ、花冠はあまり開かないので真上から内部の蕊を狙います、雄しべ4本、雌しべ1本、どれも白い色。
ハシカグサ

これは柱頭が2裂しているのが分かります、雄しべは短い花糸がある。
ハシカグサ

これは木陰にあったのかまだ朝露が付いていました。
ハシカグサ

花冠が5裂しているのもあります、それに対応して雄しべも5本。
ハシカグサ

花冠はあまり開かないけどこれは大分開いています。
ハシカグサ

石槨のちゃんだったけど雄しべが茶色くなっていた。
ハシカグサ

アカネ科ハシカグサ属

(8月11日撮影)
プロフィール

平家蟹

  • Author:平家蟹
  • 花盗人の花日記
    へようこそ!!

    ホームページ秋吉台の花々を開設しました。
    個々の植物の記事を花・果実・芽生え等1元的にまとめています(秋吉台以外の花もあり)
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