2021. 08. 24  
ナンバンギセルがもう咲いていた、ちょっと気まぐれで寄り道して思わぬ幸運に出会いました。
ナンバンギセル

根本はほぼ同じ場所から出ていますが花の向きはバラバラ、同じ方向に向くこともあり花の向きは気紛れのようです。
ナンバンギセル

淡褐色の萼筒から大きな花筒が突き出る、養分は他所から取り放題だから栄養を花につぎ込めます、取り放題と書いたけど寄生されたススキが枯れることはなさそうです。
ナンバンギセル

花筒は一部白くグラーデーションがかかっていっそう綺麗。
ナンバンギセル

花冠は浅く5裂、これもとても綺麗、奥に不気味なのが見えているけど。
ナンバンギセル

まるでキノコのような大きな柱頭、周りに葯が見えていますがこれも大きい、赤い花弁を透かして撮っているのでホワイトバランスが狂ってます。
ナンバンギセル

花弁がミノムシに食われているのがありました、どうやってここまでやってきた。
ナンバンギセル

もう少し食べてくれれば柱頭が見えたんですけどね、外来の寄生蜂が侵入して数を大きく減らしているそうなのでここはそっとしておきました。
ナンバンギセル

ハマウツボ科ナンバンギセル属

(8月19日撮影)
2021. 08. 24  
ヒメシオンが咲いていた、これは予想外だったので嬉しかった。
ヒメシオン

大きさ6,7mm、ノギクの中では最小クラス、他のノギクはもう7月頃からポチポチ咲き始めているのでこれがほぼ最終ランナーでしょうか、ノギクのシーズンはこれからですけどね。
ヒメシオン

小さな花だけど筒状花もしっかり開いているのが分かります。
ヒメシオン

5裂した筒状花、左のでは葯筒から出た柱頭が2裂し始めています、冠毛も見えている。
ヒメシオン

柱頭はあまり開かず摘んだ指のよう、周辺のは舌状花の雌しべ、こちらは柱頭がしっかり開いている。
ヒメシオン

色んな昆虫がやってきていました、こちらの方は全然気にしていません。
ヒメシオン

これはドロバチの仲間でしょうか、これも種類が多くて特定できず。
ヒメシオン

これはノイエバエのようです、口吻を伸ばして蜜を舐めている、ハエと言うと不潔な昆虫のイメージがありますがこの子だってしっかりポリネータの役割を果たしています。
ヒメシオン

更に別の昆虫、その下に小蝿らしきものもいます。小さな花を上向きに密集させている花序はあまり昆虫を選別しないようで色んな昆虫が訪問していました。
ヒメシオン

キク科シオン属

(8月19日撮影)
2021. 08. 24  
長雨がやっと終わって梅雨(じゃないけど)の合間にやっと秋吉台に行くことができました。でもこの日は予報だと雨ではなかったのに出かける時は雨も降っておらず道路も乾いていたのに30分程で土砂降りの大雨、これはまずいと思ったけど美祢市に着く頃は雨もやんで道路も乾いていた、でも秋吉台辺りではまた雨がパラパラと振り始め午前中は雨がちの日でした。
ここは水没した畑、以前にも見たことがあり土地が低くて水没しやすいようです。
水没

そのせいでしょうか、植えられているのも雑穀や大豆程度しか見たことがありません。
水没

道があるので畑だと分かります、この頃から急速に腫れ上がり猛烈に蒸し暑くなりました。
水没

帰り水で一時湖が出来ているかなと期待しましたが残念、周りが土で汚れているので出来たことは出来たようです。以前の様子はこちらから。
一時湖

(8月19日撮影)
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平家蟹

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