2021.
10.
31
去年見つけたオケラの大株、去年程ではなかったですが今年も多くの花をつけていました。

普通白い花ですが稀にピンク色のもあり同じ株に同居しています。

雌花と両性花がありこれは雌花、葯筒がないのでより白っぽく見えます。

ピンクの花、これも雌花

オケラといえばやはりこの魚の骨のような苞葉、どのような役割があるんでしょうか、人間の興味を引くものじゃないことは確か(笑)

側にススキがあり木漏れ日が当たったり当たらなかったりでデジカメとしては露出オーバーになったりアンダーになったりで非常に撮りにくい。

(10月18日撮影)
後日別の場所、笹原の中に咲いています、今年はやはり少なかったような。

これも雌花

長い花柱のわりに2裂した柱頭部分は小さい。

筒状花には花弁もありますが細いので花柱と紛れて目立ちません。

ここもピンク色のがありました、柱頭も色が変わっているかな。

これは両性花、数は少なかった、葯筒が褐色なので全体がやや濁って見えます。。

葯筒から伸びた花柱、まだ柱頭は開いていない。

ウメバチソウとのツーショット、この場所は秋吉台の秋を代表するセンブリ、ムラサキセンブリ、ヒメヒゴタイなどが揃っています。

(10月23日撮影)
キク科オケラ属

普通白い花ですが稀にピンク色のもあり同じ株に同居しています。

雌花と両性花がありこれは雌花、葯筒がないのでより白っぽく見えます。

ピンクの花、これも雌花

オケラといえばやはりこの魚の骨のような苞葉、どのような役割があるんでしょうか、人間の興味を引くものじゃないことは確か(笑)

側にススキがあり木漏れ日が当たったり当たらなかったりでデジカメとしては露出オーバーになったりアンダーになったりで非常に撮りにくい。

(10月18日撮影)
後日別の場所、笹原の中に咲いています、今年はやはり少なかったような。

これも雌花

長い花柱のわりに2裂した柱頭部分は小さい。

筒状花には花弁もありますが細いので花柱と紛れて目立ちません。

ここもピンク色のがありました、柱頭も色が変わっているかな。

これは両性花、数は少なかった、葯筒が褐色なので全体がやや濁って見えます。。

葯筒から伸びた花柱、まだ柱頭は開いていない。

ウメバチソウとのツーショット、この場所は秋吉台の秋を代表するセンブリ、ムラサキセンブリ、ヒメヒゴタイなどが揃っています。

(10月23日撮影)
キク科オケラ属
2021.
10.
30
今年はヒメヒゴタイが少ない、このコースはそれ程でもなかったですが別の場所では道沿いで殆ど見かけませんでした。

数が少ないだけでなく草丈も低いのが多い、普段なら大人の背丈を超えるのさえよく見かけるんですが。

アザミに似てますがアザミ属ではなくトウヒレン属、その中ではこれは割とアザミに似ているかなと思います。

花粉を押し出している葯筒、この頃はまだ濃い紫色、

柱頭が伸びてきました、結構クルリンします、この頃には葯筒の色が薄くなっている。

まだ蕾がありました、花弁のように見えているのは総苞の付属体、ほんとわけのわからない名称。

沢山頭花をつけているのもありましたがこれでも草丈1m程度、この日カルスト道路から大分県の由布岳が見えました、ここからも見えていたかもしれない、後で地図を見るとほぼ真南、100km程離れています。

同じ株を反対側から、随分印象が違います、やはりこれが秋吉台らしい風景。

キク科トウヒレン属
(10月23日撮影)

数が少ないだけでなく草丈も低いのが多い、普段なら大人の背丈を超えるのさえよく見かけるんですが。

アザミに似てますがアザミ属ではなくトウヒレン属、その中ではこれは割とアザミに似ているかなと思います。

花粉を押し出している葯筒、この頃はまだ濃い紫色、

柱頭が伸びてきました、結構クルリンします、この頃には葯筒の色が薄くなっている。

まだ蕾がありました、花弁のように見えているのは総苞の付属体、ほんとわけのわからない名称。

沢山頭花をつけているのもありましたがこれでも草丈1m程度、この日カルスト道路から大分県の由布岳が見えました、ここからも見えていたかもしれない、後で地図を見るとほぼ真南、100km程離れています。

同じ株を反対側から、随分印象が違います、やはりこれが秋吉台らしい風景。

キク科トウヒレン属
(10月23日撮影)
2021.
10.
29
この辺りに沢山咲いていたウメバチソウ、まだ蕾も多く暫く楽しめそうです、でも他の場所では今年は少ないような。

白い5弁花、花弁には溝のような筋が入ります。

花弁はやや細いのや幅広いのなど様々、雌しべの周りに5本の押しべがありますが1日1本づつ開いてきます。

これは花弁が平開していないから咲いたばかりでしょうが既に1本の御しべが伸びています。

既に花粉を出した熟した状態、下に見えている柱頭はまだ開いていません、押しべが5本とも短いのは見たこと無いから既に開き始めた頃にはもう1本目が伸びているんでしょうか。

これは1本目が開いた状態、1,2日目辺りででしょうか。

これも同様、こういう状態のを一番見かけます。

これは2本が開いた3,4日目辺り

2本同時に伸びているのもありました、こういうのは初めて見たかな。

これも同様、3,4本目が同時に伸びています、花の後半には1日1本じゃなく複数開くこともあるんでしょうか。

これは最後の1本が雌しべとの最後のお別れ、奥に見えている花糸は葯が付いておらず最初に開いた雄しべのようです。

5本の押しべが開き葯は付いておらず柱頭が開いた雌性期の花、柱頭は4裂しています。周辺の腺体を持った仮雄しべも目立ってきます。

柱頭は外側に曲がる、細かな突起が生えています。

ガラスビーズのような腺体を持つ仮雄しべ、色や形に違いがありますが成長の違いなんでしょうか。

4弁のもありました、雄しべも4本、センブリ程には数の違うのは見かけません。

これも4弁、訳合って10月7日に咲き始めていたのを確認しています、4弁だから覚えている、普通に5弁だとわからないでしょうね。仮雄しべも雄しべも終わり、10日くらいで花は終わるんですね。

ニシキギ科ウメバチソウ属
(10月18日撮影)

白い5弁花、花弁には溝のような筋が入ります。

花弁はやや細いのや幅広いのなど様々、雌しべの周りに5本の押しべがありますが1日1本づつ開いてきます。

これは花弁が平開していないから咲いたばかりでしょうが既に1本の御しべが伸びています。

既に花粉を出した熟した状態、下に見えている柱頭はまだ開いていません、押しべが5本とも短いのは見たこと無いから既に開き始めた頃にはもう1本目が伸びているんでしょうか。

これは1本目が開いた状態、1,2日目辺りででしょうか。

これも同様、こういう状態のを一番見かけます。

これは2本が開いた3,4日目辺り

2本同時に伸びているのもありました、こういうのは初めて見たかな。

これも同様、3,4本目が同時に伸びています、花の後半には1日1本じゃなく複数開くこともあるんでしょうか。

これは最後の1本が雌しべとの最後のお別れ、奥に見えている花糸は葯が付いておらず最初に開いた雄しべのようです。

5本の押しべが開き葯は付いておらず柱頭が開いた雌性期の花、柱頭は4裂しています。周辺の腺体を持った仮雄しべも目立ってきます。

柱頭は外側に曲がる、細かな突起が生えています。

ガラスビーズのような腺体を持つ仮雄しべ、色や形に違いがありますが成長の違いなんでしょうか。

4弁のもありました、雄しべも4本、センブリ程には数の違うのは見かけません。

これも4弁、訳合って10月7日に咲き始めていたのを確認しています、4弁だから覚えている、普通に5弁だとわからないでしょうね。仮雄しべも雄しべも終わり、10日くらいで花は終わるんですね。

ニシキギ科ウメバチソウ属
(10月18日撮影)
2021.
10.
28
センブリも今年は少ないような気がします、取り敢えず背の低い笹薮の中で咲いていたのを撮影。

スッキリした5弁花、花弁の紫色の筋はムラサキセンブリ程は目立ちません、これは柱頭がやや開いているけどまだ十分ではなく雌性期への移行中でしょうか。

蜜腺溝の色形がムラサキセンブリとの一番の違い、緑色で花弁基部よりやや離れています。センブリはあまり色の濃いのはないですがムラサキセンブリは白っぽいのがあったりします。

蟻がやってきています、この子は完全に密泥棒、蜜腺溝から毛が生えているのは邪魔をするためでしょうか、そんなに役に立つ気もしないけどセンブリに蟻が来ているのはあまり見かけないからそれなりに役に立っているんでしょうか。

(10月18日撮影)
5日後同じ場所に来てみたらたくさん咲いていました、前は時間がなかったから十分探さなかったからな(^^;)、この5日の間に咲いた可能性もあるけど。

これは柱頭が開いていない雌性期の花、葯は上向き、外向きのムラサキセンブリとはハッキリ違います。

4弁のがありました。

もう1枚、5弁もいいけど4弁もいいな。

6弁のもありました、今年はこれ以上のは見つからず。

真上から見ると蜜腺溝がリングのようになって見えています、これは花弁がちょっと紫がかっている。

(10月23日撮影)
リンドウ科センブリ属

スッキリした5弁花、花弁の紫色の筋はムラサキセンブリ程は目立ちません、これは柱頭がやや開いているけどまだ十分ではなく雌性期への移行中でしょうか。

蜜腺溝の色形がムラサキセンブリとの一番の違い、緑色で花弁基部よりやや離れています。センブリはあまり色の濃いのはないですがムラサキセンブリは白っぽいのがあったりします。

蟻がやってきています、この子は完全に密泥棒、蜜腺溝から毛が生えているのは邪魔をするためでしょうか、そんなに役に立つ気もしないけどセンブリに蟻が来ているのはあまり見かけないからそれなりに役に立っているんでしょうか。

(10月18日撮影)
5日後同じ場所に来てみたらたくさん咲いていました、前は時間がなかったから十分探さなかったからな(^^;)、この5日の間に咲いた可能性もあるけど。

これは柱頭が開いていない雌性期の花、葯は上向き、外向きのムラサキセンブリとはハッキリ違います。

4弁のがありました。

もう1枚、5弁もいいけど4弁もいいな。

6弁のもありました、今年はこれ以上のは見つからず。

真上から見ると蜜腺溝がリングのようになって見えています、これは花弁がちょっと紫がかっている。

(10月23日撮影)
リンドウ科センブリ属
2021.
10.
27
今年はムラサキセンブリが少ないような気がします、去年一昨年は遊歩道や山道沿いに幾らでも見られたのですが今年はまり生えていません、去年一昨年が多かったのかもしれませんが。

基本は5弁ですがいきなり6弁に遭遇

同じ株にもう一つありました、5プラスマイナス1くらいは割と見かけます、この頃から雨が強くなり傘をさしての撮影。

花弁基部に淡褐色に見えているのが蜜腺溝、一つの花弁に2つあります、センブリの蜜腺溝は緑色で形は楕円形、位置も基部より少し離れています。

葯が外を向いています、これは多分どのサイトでも書かれていない、数年前気が付きました。

4弁のもありました。

やや色が薄いが蜜腺溝や葯の向きでムラサキセンブリだと分かります、柱頭はまだ開いていない。

(10月16日撮影)
訳合って2日後もう一度来てみました、野生の同じ株を撮ることは滅多にありません、右下に見えているのはセンボンヤリの閉鎖花の果実。

6弁のが一つ増えていました、蕾だったのが開いたようです。左側の6弁のは花弁が反ってきています。

柱頭が開いた雌性期になっています。

葯が変な形になっていた、Vサインしている。

よく見ると葯の上部が割れているようです。

影を見るとまるでウサギの耳、葯がカールしています。

正常な5弁花も撮らなくちゃ、花弁の紫色の筋が美しい。

4弁のも柱頭が開いていました。

(10月18日撮影)
リンドウ科センブリ属

基本は5弁ですがいきなり6弁に遭遇

同じ株にもう一つありました、5プラスマイナス1くらいは割と見かけます、この頃から雨が強くなり傘をさしての撮影。

花弁基部に淡褐色に見えているのが蜜腺溝、一つの花弁に2つあります、センブリの蜜腺溝は緑色で形は楕円形、位置も基部より少し離れています。

葯が外を向いています、これは多分どのサイトでも書かれていない、数年前気が付きました。

4弁のもありました。

やや色が薄いが蜜腺溝や葯の向きでムラサキセンブリだと分かります、柱頭はまだ開いていない。

(10月16日撮影)
訳合って2日後もう一度来てみました、野生の同じ株を撮ることは滅多にありません、右下に見えているのはセンボンヤリの閉鎖花の果実。

6弁のが一つ増えていました、蕾だったのが開いたようです。左側の6弁のは花弁が反ってきています。

柱頭が開いた雌性期になっています。

葯が変な形になっていた、Vサインしている。

よく見ると葯の上部が割れているようです。

影を見るとまるでウサギの耳、葯がカールしています。

正常な5弁花も撮らなくちゃ、花弁の紫色の筋が美しい。

4弁のも柱頭が開いていました。

(10月18日撮影)
リンドウ科センブリ属
2021.
10.
26
去年はここでは咲かなかったオオバショウマ、思い切り後ピン(^^;)、もう一ヶ所のは蕾は見かけたけどその後株ごと見当たらず、もう一ヶ所はもう葉も見かけなくなっていました。

手を伸ばして望遠で撮影したけどもうブレブレ、なんとか細長い穂状花序で下から咲き上がっていく様子が分かります。

まだ蕾のもありましたが何故かくねくね、株で枝分かれしています。

3出複葉、小葉は円心形で5-9裂、粗い鋸歯がある、側小葉は左右非対称になっている。

(10月7日撮影)
10日後もう一度来てみたら3枚目と同じ花ですがもう殆ど終わりかけていました、随分早い。枝分かれした方は何とか残っています。

メインの茎は先端で花が残っていました、多数の雄しべと雌しべが一つ見えています。萼や花弁は早落性ですがこれはまだ一部残っている。

これは枝分かれした茎の花、蕾もあるけどもう咲かないかも。

雄しべがすっかり落ちた花、子房と短い花柱、扁平な柱頭が見えています、サラシナショウマは雌しべが2,3本あるけどこちらは1本だけ。

近くにあったのはオオバショウマらしい姿。

花序が揺れカメラも揺れてもうブレブレ。

(10月16日撮影)
キンポウゲ科サラシナショウマ属

手を伸ばして望遠で撮影したけどもうブレブレ、なんとか細長い穂状花序で下から咲き上がっていく様子が分かります。

まだ蕾のもありましたが何故かくねくね、株で枝分かれしています。

3出複葉、小葉は円心形で5-9裂、粗い鋸歯がある、側小葉は左右非対称になっている。

(10月7日撮影)
10日後もう一度来てみたら3枚目と同じ花ですがもう殆ど終わりかけていました、随分早い。枝分かれした方は何とか残っています。

メインの茎は先端で花が残っていました、多数の雄しべと雌しべが一つ見えています。萼や花弁は早落性ですがこれはまだ一部残っている。

これは枝分かれした茎の花、蕾もあるけどもう咲かないかも。

雄しべがすっかり落ちた花、子房と短い花柱、扁平な柱頭が見えています、サラシナショウマは雌しべが2,3本あるけどこちらは1本だけ。

近くにあったのはオオバショウマらしい姿。

花序が揺れカメラも揺れてもうブレブレ。

(10月16日撮影)
キンポウゲ科サラシナショウマ属
2021.
10.
25
これも播州の野山を飾るシマカンギク、地元の自然公園では飾ると言える程多く咲いてくれますが秋吉台では今んとこここだけなので飾るという程でもなく。

でも増えもせず減りもせず、毎年同じくらい咲いてくれます。

舌状花より筒状花の割合が大きい、結構変異があるようでこれは舌状花が随分蜜に付いてます。

筒状花は花というよりは穴、まるで蜂の巣。

葯筒から出始めたばかりの柱頭、既に花粉はあまりついてない。

まだ柱頭が見えない頃の方が花粉が押し出されているのが分かります、手前に舌状花の雌しべが見えている、雨がポチポチ振り始め、どんより曇っていてやはり鮮明さに欠けます。

外側はだいぶ突き出た柱頭、葯筒もバラけてきています、それでも内側はまだ開いていない。

総苞内片は先端が膜質で半透明、外片は伏毛、花柄はもっと毛が生えている。キク科の痩果がついていますがノゲシなのかな、その割には冠毛が少ないけど。

キク属らしい中裂した葉、キク科は成功したグループで種類も属も多いですがキク属は栽培種を除けばあまり見かけてないような気がします。

キク科キク属
(10月16日撮影)

でも増えもせず減りもせず、毎年同じくらい咲いてくれます。

舌状花より筒状花の割合が大きい、結構変異があるようでこれは舌状花が随分蜜に付いてます。

筒状花は花というよりは穴、まるで蜂の巣。

葯筒から出始めたばかりの柱頭、既に花粉はあまりついてない。

まだ柱頭が見えない頃の方が花粉が押し出されているのが分かります、手前に舌状花の雌しべが見えている、雨がポチポチ振り始め、どんより曇っていてやはり鮮明さに欠けます。

外側はだいぶ突き出た柱頭、葯筒もバラけてきています、それでも内側はまだ開いていない。

総苞内片は先端が膜質で半透明、外片は伏毛、花柄はもっと毛が生えている。キク科の痩果がついていますがノゲシなのかな、その割には冠毛が少ないけど。

キク属らしい中裂した葉、キク科は成功したグループで種類も属も多いですがキク属は栽培種を除けばあまり見かけてないような気がします。

キク科キク属
(10月16日撮影)
2021.
10.
24
これも晩秋を飾るシュウメイギク、改良されて様々なタイプがありますが古代中国から入ったのは赤紫色の八重だったそうでこれもそう、そういう意味では元の状態に近く野生と言っていいでしょうか。

キクと名がついているし菊のようにも見えますがキク科ではなくキンポウゲ科。

蕊を見るとキク科でないのが分かります、中央の半球状のが多数の雌しべ。

白く見えているのが柱頭。

キンポウゲ科なので花弁のように見えているのは全て萼片、でも一番後ろ側のは緑色でいかにも萼片のように見えます。

でも緑色になってないのもあります。

これは完全に葉っぱに変化しています、萼や花弁は進化によって葉が変化したものだからこれは先祖返りと言っていいでしょうか。

葉は3出複葉、小葉は3-5浅裂、中裂する。

キンポウゲ科シュウメイギク属
(10月16日撮影)

キクと名がついているし菊のようにも見えますがキク科ではなくキンポウゲ科。

蕊を見るとキク科でないのが分かります、中央の半球状のが多数の雌しべ。

白く見えているのが柱頭。

キンポウゲ科なので花弁のように見えているのは全て萼片、でも一番後ろ側のは緑色でいかにも萼片のように見えます。

でも緑色になってないのもあります。

これは完全に葉っぱに変化しています、萼や花弁は進化によって葉が変化したものだからこれは先祖返りと言っていいでしょうか。

葉は3出複葉、小葉は3-5浅裂、中裂する。

キンポウゲ科シュウメイギク属
(10月16日撮影)
2021.
10.
23
播州の野山を飾るツワブキ、野山と書きましたが海岸に多いので山らしい山ではあまり見かけません。

植えられることも多いので秋吉台で見られるのはまずそれらの逸出でしょうか。

頭花は6cmくらいと大きいので何かと撮りやすい。

葯筒から出た2裂した柱頭、左のはまだ2裂してないけど花粉がついています。

クルリン勢揃い(笑)

舌状花の雌しべ、両性花のよりホッソリしているような、雌性なので当然花粉はついていません。

5裂した筒状花、花弁に筋が入っているので花弁らしく見えます。

総苞は円筒形で太い、内片は1列、外片は小さい。

腎心形の葉、円形と言うより多角形、基部は深く切れ込む。

キク科ツワブキ属
(10月16日撮影)

植えられることも多いので秋吉台で見られるのはまずそれらの逸出でしょうか。

頭花は6cmくらいと大きいので何かと撮りやすい。

葯筒から出た2裂した柱頭、左のはまだ2裂してないけど花粉がついています。

クルリン勢揃い(笑)

舌状花の雌しべ、両性花のよりホッソリしているような、雌性なので当然花粉はついていません。

5裂した筒状花、花弁に筋が入っているので花弁らしく見えます。

総苞は円筒形で太い、内片は1列、外片は小さい。

腎心形の葉、円形と言うより多角形、基部は深く切れ込む。

キク科ツワブキ属
(10月16日撮影)
2021.
10.
22
この辺りに群生しているナギナタコウジュ、今まで見ていた林道はすっかり数が減り他の林道も行くのに時間がかかるので最近は専らここ、近頃すっかり時間優先になっています(汗)

茎は直立し先端に長い穂状花序をつける、左にはまだ蕾、ここではまだ蕾が多かった。

大きい株だと根本から枝分かれしてやはり先端に花序を付けます、これで20cmくらいあったでしょうか。

花は下から咲いていく、片側に偏って着くのを薙刀に例えた、薙刀とは逆に反っていることが多いしよく想像したなと思う。

長短2組の雄しべ、右側の花で上側の葯の間に白く見えているのが柱頭、花冠縁は細かく裂けて毛のようになっている、これがあるからドアップには不向き。

シソ科らしい2裂した柱頭が見えています。

これはもう変顔にしか見えない、腕を前に投げ出して疲れた~な様子。

背後に亀の甲羅のように見えているのは苞、先端が尖っている、縁に毛が生えるが表面は無毛、腺点あるのか無いのか。

一つの苞に数個の花がある、蕾の頃は先端が星のような五角形、シソ科なので下唇3裂、上唇2裂なので5角系でもおかしくないか。萼に腺点があるそうだがこれでは確認できず。

卵形~狭卵形の葉、ハッキリした鋸歯がある、表面に毛が生えているようだ。

裏には腺点が多数ある、

茎や葉柄に毛が多い。

シソ科ナギナタコウジュ属
(10月16日撮影)

茎は直立し先端に長い穂状花序をつける、左にはまだ蕾、ここではまだ蕾が多かった。

大きい株だと根本から枝分かれしてやはり先端に花序を付けます、これで20cmくらいあったでしょうか。

花は下から咲いていく、片側に偏って着くのを薙刀に例えた、薙刀とは逆に反っていることが多いしよく想像したなと思う。

長短2組の雄しべ、右側の花で上側の葯の間に白く見えているのが柱頭、花冠縁は細かく裂けて毛のようになっている、これがあるからドアップには不向き。

シソ科らしい2裂した柱頭が見えています。

これはもう変顔にしか見えない、腕を前に投げ出して疲れた~な様子。

背後に亀の甲羅のように見えているのは苞、先端が尖っている、縁に毛が生えるが表面は無毛、腺点あるのか無いのか。

一つの苞に数個の花がある、蕾の頃は先端が星のような五角形、シソ科なので下唇3裂、上唇2裂なので5角系でもおかしくないか。萼に腺点があるそうだがこれでは確認できず。

卵形~狭卵形の葉、ハッキリした鋸歯がある、表面に毛が生えているようだ。

裏には腺点が多数ある、

茎や葉柄に毛が多い。

シソ科ナギナタコウジュ属
(10月16日撮影)