2021.
10.
04
今まで見ていたキバナアキギリは柵が出来て全く近寄れなくなりました、ここは以前見かけていた場所、わずかですが咲いていました。

咲いている花の数は少なくても割と大きいしこの色は薄暗い林の中では目立ちます。

こちらは別の場所、ひょっとしたらあるかなと思ってきてみたら予想以上にたくさん咲いていました。

もう既に果実も出来ています、もう一つの目的の果実とアキチョウジは見つからず。

シソ科らしい姿といえば言えますが上唇が随分大きい、疎らに長毛が生えている。

上唇は袋状になっていて雌しべだけが表に出てきます。

下唇は浅く3裂、裂け目付け根辺りが赤くなっているが秋吉台ではこれがない方が多い。

花筒の奥に仮雄しべ、左右に太く見えているのが花糸でT字の縦の部分に当たります、横棒の片方が仮雄しべ、もう片方が長く上唇の中に収まっています。蜜を求めて仮雄しべを推すと梃子の原理で上の雄しべが下がってきて花粉を付けます、その様子を見てみたい。

昆虫訪問後か花の終わりの頃か上唇が大きく開いています、下に見えているのが長い雄しべ、上唇右側にも見えています。

花柱は先端ほど色が濃くなる、柱頭は2列だが上側のがやや小さい。

花冠は丸ごと落ちる、雌しべまで一緒に落ちている、古代中国の戈に似ています。

萼筒は上下に2裂、これも長毛が生える。

鉾型の特徴的な葉。

シソ科アキギリ属
(9月26日撮影)

咲いている花の数は少なくても割と大きいしこの色は薄暗い林の中では目立ちます。

こちらは別の場所、ひょっとしたらあるかなと思ってきてみたら予想以上にたくさん咲いていました。

もう既に果実も出来ています、もう一つの目的の果実とアキチョウジは見つからず。

シソ科らしい姿といえば言えますが上唇が随分大きい、疎らに長毛が生えている。

上唇は袋状になっていて雌しべだけが表に出てきます。

下唇は浅く3裂、裂け目付け根辺りが赤くなっているが秋吉台ではこれがない方が多い。

花筒の奥に仮雄しべ、左右に太く見えているのが花糸でT字の縦の部分に当たります、横棒の片方が仮雄しべ、もう片方が長く上唇の中に収まっています。蜜を求めて仮雄しべを推すと梃子の原理で上の雄しべが下がってきて花粉を付けます、その様子を見てみたい。

昆虫訪問後か花の終わりの頃か上唇が大きく開いています、下に見えているのが長い雄しべ、上唇右側にも見えています。

花柱は先端ほど色が濃くなる、柱頭は2列だが上側のがやや小さい。

花冠は丸ごと落ちる、雌しべまで一緒に落ちている、古代中国の戈に似ています。

萼筒は上下に2裂、これも長毛が生える。

鉾型の特徴的な葉。

シソ科アキギリ属
(9月26日撮影)
2021.
10.
04
この辺りに群生しているカラスノゴマ、周りにチジミザサが見えていますがこれはほんとに厄介者。

長い花柄を伸ばして花をつけるので必然的にうつむき加減になります、花弁は水平に開き長い蕊が目立つ。雄しべは10本、長い仮雄しべが5本。

雄しべは花糸がクネクネ、先端の曲がっている部分が葯で花粉が出ています、子房は毛に包まれている、蜜が出ています。

仮雄しべも花粉がたっぷり出ています、もう仮じゃないじゃないか、役割が違うんでしょうか。

これは花粉が殆ど出ていません、これからなのでしょうか。

まだ未熟な頃、葯が茶色、まるでマニュキュアした爪。

萼片は反り返る、花柄の途中にあるのは小苞で3つある、花柄とともにどれも毛が多い。

花弁と雄しべが落ちて子房と長い花柱が残っています、柱頭は細長くやや膨らむ。

これはまだ未熟ですがこれくらいの長さになります、熟すると赤くなります。

葉の形の分類は分かりにくいですがこれはもう卵形としか言いようがない。

葉柄や脈状にも毛が多い、星状毛があるそうです。

葉柄付け根に線形の托葉がある、茎にも伏毛が多い。

アオイ科カラスノゴマ属
(9月26日撮影)

長い花柄を伸ばして花をつけるので必然的にうつむき加減になります、花弁は水平に開き長い蕊が目立つ。雄しべは10本、長い仮雄しべが5本。

雄しべは花糸がクネクネ、先端の曲がっている部分が葯で花粉が出ています、子房は毛に包まれている、蜜が出ています。

仮雄しべも花粉がたっぷり出ています、もう仮じゃないじゃないか、役割が違うんでしょうか。

これは花粉が殆ど出ていません、これからなのでしょうか。

まだ未熟な頃、葯が茶色、まるでマニュキュアした爪。

萼片は反り返る、花柄の途中にあるのは小苞で3つある、花柄とともにどれも毛が多い。

花弁と雄しべが落ちて子房と長い花柱が残っています、柱頭は細長くやや膨らむ。

これはまだ未熟ですがこれくらいの長さになります、熟すると赤くなります。

葉の形の分類は分かりにくいですがこれはもう卵形としか言いようがない。

葉柄や脈状にも毛が多い、星状毛があるそうです。

葉柄付け根に線形の托葉がある、茎にも伏毛が多い。

アオイ科カラスノゴマ属
(9月26日撮影)
2021.
10.
04
空き地に生えていたチャノキ、ここは4,5年前は杉林だったから流石にその頃は生えてなかっただろうからその後でしょうか。鳥が種子を運んだんでしょうか、果実は食べるようなものじゃないから種子を丸呑みするんでしょうか。

下向きに咲く花、ツバキ科だから雄しべは多いでしょうがこれは多すぎ、左後方の終わった花に雌しべが残っている。

正面から見ると雌しべは見当たらない、と思ったけどよく見ると中央に雌しべが見えています。

更に拡大すると3つの柱頭が見えている。

まるでお菓子のような雄しべ

花弁は5-7、萼片は5,6と一定していない、白い花弁と緑色の萼片はわかりますが中間的な色合いのもありこれを萼とするか花弁とするかで違うんでしょうか。

花が丸ごと落ちて3本の花柱が残っています、中等だけ色が変わっている。

半球形の子房。

茶葉といえば飲料になった製品の呼び名、こちらは本物の茶の葉。

ツバキ科ツバキ属
(9月26日撮影)

下向きに咲く花、ツバキ科だから雄しべは多いでしょうがこれは多すぎ、左後方の終わった花に雌しべが残っている。

正面から見ると雌しべは見当たらない、と思ったけどよく見ると中央に雌しべが見えています。

更に拡大すると3つの柱頭が見えている。

まるでお菓子のような雄しべ

花弁は5-7、萼片は5,6と一定していない、白い花弁と緑色の萼片はわかりますが中間的な色合いのもありこれを萼とするか花弁とするかで違うんでしょうか。

花が丸ごと落ちて3本の花柱が残っています、中等だけ色が変わっている。

半球形の子房。

茶葉といえば飲料になった製品の呼び名、こちらは本物の茶の葉。

ツバキ科ツバキ属
(9月26日撮影)