2021.
11.
16
林の中の山道沿いに咲いていたシロダモ、樹木の花としては最後発組です。

雌雄異株でこれは雄株、普通なら雄花は密生するんですがこれは数が少なかった、樹木自体それ程小さいわけでもなかったんですが。

こちらは更に疎ら、でもこの方が個々の花を撮りやすい。

長く伸びた雄しべ、6本ありますが中央の2本はやや短いような、黄色い塊のようなのは腺体、中央に白く見えているのは柱頭、雄花なので機能はしていません。

葯はすっかり開いて花粉を放出し終わっています、柱頭は黒くなっている、腺体はまるで脂肪の塊。

こちらは別の場所、花を密生させているので雄株かと思いましたが

近寄ってみると赤い実がなっています、雌株でした。

赤い実は去年の花から出来たもの、そこから本年枝が伸びて今年の花を咲かせます、雌花は普通疎らなのですがこれは随分密生しています。

4枚の花被片、こちらにも黄色い線街があります、6本の仮雄しべ、仮と言うより痕跡ですね、柱頭は黒くなっていてそろそろ花の終わりのようです。

柱頭がまだ白いのもありました、裂けているのがなんとか分かるかな。

クスノキ科シロダモ属
(11月12日撮影)

雌雄異株でこれは雄株、普通なら雄花は密生するんですがこれは数が少なかった、樹木自体それ程小さいわけでもなかったんですが。

こちらは更に疎ら、でもこの方が個々の花を撮りやすい。

長く伸びた雄しべ、6本ありますが中央の2本はやや短いような、黄色い塊のようなのは腺体、中央に白く見えているのは柱頭、雄花なので機能はしていません。

葯はすっかり開いて花粉を放出し終わっています、柱頭は黒くなっている、腺体はまるで脂肪の塊。

こちらは別の場所、花を密生させているので雄株かと思いましたが

近寄ってみると赤い実がなっています、雌株でした。

赤い実は去年の花から出来たもの、そこから本年枝が伸びて今年の花を咲かせます、雌花は普通疎らなのですがこれは随分密生しています。

4枚の花被片、こちらにも黄色い線街があります、6本の仮雄しべ、仮と言うより痕跡ですね、柱頭は黒くなっていてそろそろ花の終わりのようです。

柱頭がまだ白いのもありました、裂けているのがなんとか分かるかな。

クスノキ科シロダモ属
(11月12日撮影)