2022.
01.
31
住宅街の中の人の殆ど通らない小道に咲いていたウスジロノゲシ、背後のゴミに生活臭が(笑)

ノゲシの頭花の周辺部の舌状花が白くなっている、違いはほぼこれだけ。ノゲシ程ではないがそんなに珍しいものでもない。

全体がパラボラ状、2裂した柱頭が伸びている。

両手を上げて踊る踊り子・・・に見えないこともない。

総苞には棘のような毛が生える、触っても痛くはない。

葉の基部が茎を抱くがこの抱き方はノゲシよりオニノゲシに似ている。

キク科ノゲシ属
(1月25日撮影)

ノゲシの頭花の周辺部の舌状花が白くなっている、違いはほぼこれだけ。ノゲシ程ではないがそんなに珍しいものでもない。

全体がパラボラ状、2裂した柱頭が伸びている。

両手を上げて踊る踊り子・・・に見えないこともない。

総苞には棘のような毛が生える、触っても痛くはない。

葉の基部が茎を抱くがこの抱き方はノゲシよりオニノゲシに似ている。

キク科ノゲシ属
(1月25日撮影)
2022.
01.
30
初めはトキワハゼが咲いているかと思ったけど葉がぜんぜん違う

どう見てもタツナミソウの仲間、この場所で咲いているのはコバノタツナミ、以前もここで1月に咲いているのを見た頃がありますが久しぶりに見かけました。

本来名から花茎を伸ばして多くの花をつけますが茎が伸びずに花を咲かせたのでしょうか。

しかし花序があってこそのタツナミソウ属、一輪だけではちっともタツナミソウ属らしくない。

上唇の左右裂片がまるで恥じらいのポーズ(笑)

鋸歯に丸みがあり表面に細かな毛が多く生えている。

シソ科タツナミソウ属
(1月25日撮影)

どう見てもタツナミソウの仲間、この場所で咲いているのはコバノタツナミ、以前もここで1月に咲いているのを見た頃がありますが久しぶりに見かけました。

本来名から花茎を伸ばして多くの花をつけますが茎が伸びずに花を咲かせたのでしょうか。

しかし花序があってこそのタツナミソウ属、一輪だけではちっともタツナミソウ属らしくない。

上唇の左右裂片がまるで恥じらいのポーズ(笑)

鋸歯に丸みがあり表面に細かな毛が多く生えている。

シソ科タツナミソウ属
(1月25日撮影)
2022.
01.
29
やっと咲いていたカラスノエンドウ、花期は3月以降だからやっとという言い方もおかしいですがこの場所は1月中には咲くんですよ。

もう一株で一つだけの花、結局この2株だけでした。

盛期には見向きもしないけど花のすくないこの時期は格別(笑)

旗弁の赤い筋模様が美しい。

ラメをかけたようにキラキラ輝いています、細かな毛が生えているんでしょうか。

忘れていけないのが托葉の蜜線

早速アリが来て舐めています、お尻に液体のようなのが見えますがおしっこなんでしょうか。しかしアリが活動するような気温じゃないし外に出てきても蜜を出している花も少ないだろうにどうやってこの場所にたどり着いたんでしょうね。

花をつけていない下の方の枝の托葉は蜜線が見当たらないので撮ってみましたが写真で見てみるとハッキリ写ってました(汗)、左側のは薄いけど右側のは普通の色。

茎は角ばり細かな毛が生える、葉など全般に毛が多い。

枝の先端は3分岐した巻きひげになる、小葉が変化したものだが変われば変わるもんだ。

マメ科ソラマメ属
(1月25日撮影)

もう一株で一つだけの花、結局この2株だけでした。

盛期には見向きもしないけど花のすくないこの時期は格別(笑)

旗弁の赤い筋模様が美しい。

ラメをかけたようにキラキラ輝いています、細かな毛が生えているんでしょうか。

忘れていけないのが托葉の蜜線

早速アリが来て舐めています、お尻に液体のようなのが見えますがおしっこなんでしょうか。しかしアリが活動するような気温じゃないし外に出てきても蜜を出している花も少ないだろうにどうやってこの場所にたどり着いたんでしょうね。

花をつけていない下の方の枝の托葉は蜜線が見当たらないので撮ってみましたが写真で見てみるとハッキリ写ってました(汗)、左側のは薄いけど右側のは普通の色。

茎は角ばり細かな毛が生える、葉など全般に毛が多い。

枝の先端は3分岐した巻きひげになる、小葉が変化したものだが変われば変わるもんだ。

マメ科ソラマメ属
(1月25日撮影)
2022.
01.
28
滅多に果実がならないソクズ、これでも多くなっている方、同じ株の他の花序は全くと言っていい程なっていませんでした。

果序の中に一つでもなっていれば多い方、大抵の果序は全くなっていません。戦隊は緑色になりもう蜜を出していません。

ジューシーで美味しそう、と言っても大きさ3mm程度、数も少ないとなれば目立たないし鳥だって食べるのに効率が悪そう。

先端に花の跡が残っています、三角状のは萼片の跡、3裂した柱頭も確認できます。

まだ花が咲いているのもありました、戦隊も黄色いし咲き残っていたのではなく新たに咲いたもよう。

ガマズミ科ニワトコ属
(11月7日撮影)

果序の中に一つでもなっていれば多い方、大抵の果序は全くなっていません。戦隊は緑色になりもう蜜を出していません。

ジューシーで美味しそう、と言っても大きさ3mm程度、数も少ないとなれば目立たないし鳥だって食べるのに効率が悪そう。

先端に花の跡が残っています、三角状のは萼片の跡、3裂した柱頭も確認できます。

まだ花が咲いているのもありました、戦隊も黄色いし咲き残っていたのではなく新たに咲いたもよう。

ガマズミ科ニワトコ属
(11月7日撮影)
2022.
01.
27
すっかり果実になっているイチビ、果実の色は茶色のと黒色の系統のがありこれは茶色、古くから中国経由で渡来しているのが茶色で近年牧草と一緒に入ってきたのが黒色だと言われています、遺伝的にも異なる系統だそうです。

十数個の分果からなり上部が開いて種子が見えています、1分果に数個の種子が入っています。

まだ緑色のもありました。

若い葉も出ていました、1年草だから今頃葉を出してもしょうがないんでしょうが。

下向きにして振ると種子は簡単に出てきます、3,4mmの大きさ、数が多く種子も大きいなら増えるはずだ。

ハート形の種子

表面には細かな筋状の凹凸が見えています。右上に突起のように見えているのが臍の緒でしょうか、凹んだ部分にも見えるな。

果皮の一部が取れて種子本体が見えていました、更に濃い黒褐色。

アオイ科イチビ属
(11月7日撮影)

十数個の分果からなり上部が開いて種子が見えています、1分果に数個の種子が入っています。

まだ緑色のもありました。

若い葉も出ていました、1年草だから今頃葉を出してもしょうがないんでしょうが。

下向きにして振ると種子は簡単に出てきます、3,4mmの大きさ、数が多く種子も大きいなら増えるはずだ。

ハート形の種子

表面には細かな筋状の凹凸が見えています。右上に突起のように見えているのが臍の緒でしょうか、凹んだ部分にも見えるな。

果皮の一部が取れて種子本体が見えていました、更に濃い黒褐色。

アオイ科イチビ属
(11月7日撮影)
2022.
01.
26
これも秋になると目立つヨウシュヤマゴボウ、目立つのは果実ではなく真っ赤な果序軸ですが。

軸だけでなく果柄や萼まで鮮やかな真紅

先端が凹んでいます、白い粉がふいているようにみえますがブドウなどに見られるプルームでしょうか。

花柱の跡も残っていて下部は果皮の中に埋もれています。

潰してみました、まるで血だらけの状態、こうなるからあまり種子を見たくない。

果肉の中に寒天質の粒々が見えています、オオイヌホオズキ等に見られる球状顆粒に似ています、科はまるで違うんですが。真紅の粒々も見えています。

種子の表面には細かな突起が見えています。

取り出してみると突起は目立たず艷やか、やや扁平。

ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属
(11月7日撮影)

軸だけでなく果柄や萼まで鮮やかな真紅

先端が凹んでいます、白い粉がふいているようにみえますがブドウなどに見られるプルームでしょうか。

花柱の跡も残っていて下部は果皮の中に埋もれています。

潰してみました、まるで血だらけの状態、こうなるからあまり種子を見たくない。

果肉の中に寒天質の粒々が見えています、オオイヌホオズキ等に見られる球状顆粒に似ています、科はまるで違うんですが。真紅の粒々も見えています。

種子の表面には細かな突起が見えています。

取り出してみると突起は目立たず艷やか、やや扁平。

ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属
(11月7日撮影)
2022.
01.
25
花を撮ったのと同じ場所、まだ葉は青々としていますがすっかり果実になっていました。

花被片が萎れたまま残っています、いかにもこれを摘んで採ってくれといった雰囲気。

果実表面には多数の突起がありいかにも南国のフルーツといった感じ

カットしてみたら中はほとんど空っぽ、小さな種子があります、仕切りがありますが果実の形から3室のようです。

種子の数も少ない、種子はできないと書かれていることもあるけど出来ることもあるんでしょうか。

大きさは1.5mm程、表面に細かな突起があります。

無理矢理拡大してこの程度、未成熟とは思えないけどこれで発芽するのかな。

カンナ科カンナ属
(11月7日撮影)

花被片が萎れたまま残っています、いかにもこれを摘んで採ってくれといった雰囲気。

果実表面には多数の突起がありいかにも南国のフルーツといった感じ

カットしてみたら中はほとんど空っぽ、小さな種子があります、仕切りがありますが果実の形から3室のようです。

種子の数も少ない、種子はできないと書かれていることもあるけど出来ることもあるんでしょうか。

大きさは1.5mm程、表面に細かな突起があります。

無理矢理拡大してこの程度、未成熟とは思えないけどこれで発芽するのかな。

カンナ科カンナ属
(11月7日撮影)
2022.
01.
24
沢山の果実をつけていたコミカンソウ、これで高さ20cmくらい、できれば日向で撮りたかったけど全体像がわかりやすかったので撮影

枝の元側に雌花、先の方に雄花をつける、左側は食べられたのか、落ちたのか、右側は左側の落ちた跡とは違い萎んだ雄花のようです。

野草の果実としては一級品の美しさ、でも大きさは3mm程

ジューシーで美味しそう、これで食べられたらなと思う。

別の場所、道端で群生していました、もう少し早く来れば右側のように日が当たっていたのにな。

ここでも落ちたのがあります、やはり食べられたのではなさそうかな。

やはり日が当たっていると一層美しい、これはちょっと赤みが足りなかった。

葉が閉じています、就眠運動をするのでしょうか、因みに撮影は2時半頃。先端近くまで果実がなっているけど雄花の割合は少ないんでしょうか。

コミカンソウ科コミカンソウ属
(11月7日撮影)

枝の元側に雌花、先の方に雄花をつける、左側は食べられたのか、落ちたのか、右側は左側の落ちた跡とは違い萎んだ雄花のようです。

野草の果実としては一級品の美しさ、でも大きさは3mm程

ジューシーで美味しそう、これで食べられたらなと思う。

別の場所、道端で群生していました、もう少し早く来れば右側のように日が当たっていたのにな。

ここでも落ちたのがあります、やはり食べられたのではなさそうかな。

やはり日が当たっていると一層美しい、これはちょっと赤みが足りなかった。

葉が閉じています、就眠運動をするのでしょうか、因みに撮影は2時半頃。先端近くまで果実がなっているけど雄花の割合は少ないんでしょうか。

コミカンソウ科コミカンソウ属
(11月7日撮影)
2022.
01.
23
今年はサネカズラの果実をあまり見かけない、秋吉台でもそうだったけどこの公園でも2つ見かけただけ、見かける時はすごく見かけるから裏年なんてのがあるんでしょうか。

常緑なので青々した葉が残っています、葉に艶がありやや厚くいかにも常緑と思える葉。

粒々は一つ一つの果実、緑色のもありますが受粉しなかったんでしょうね。大抵はどの果実もよく実っています、雌花はあまり開かないので中で昆虫が出口を探してウロウロして花粉を付けまくるんでしょうね、同様の構造をしているマムシグサもやはり実付きがいいです。

カットしてみると果汁がたっぷり、鳥には人気があるようで花托しか残っていないのもよく見かけます。

種子が2個入っていました、大きさ5mm程、これぞ腎形と言いたくなるような形。

表面は模様もなにもない、こういうのは撮っていて面白くない。

マツブサ科サネカズラ属
(11月7日撮影)

常緑なので青々した葉が残っています、葉に艶がありやや厚くいかにも常緑と思える葉。

粒々は一つ一つの果実、緑色のもありますが受粉しなかったんでしょうね。大抵はどの果実もよく実っています、雌花はあまり開かないので中で昆虫が出口を探してウロウロして花粉を付けまくるんでしょうね、同様の構造をしているマムシグサもやはり実付きがいいです。

カットしてみると果汁がたっぷり、鳥には人気があるようで花托しか残っていないのもよく見かけます。

種子が2個入っていました、大きさ5mm程、これぞ腎形と言いたくなるような形。

表面は模様もなにもない、こういうのは撮っていて面白くない。

マツブサ科サネカズラ属
(11月7日撮影)
2022.
01.
22
擁壁からぶら下がっていたカラスウリの果実、ここは近所の公園、ここでは多いですが秋吉台では何故かあまり見かけない。

もうオレンジ色の果実ばかりなのにまだ葉に緑色が残っていた。

長楕円形の果実、これで5cm程、標準的な大きさでしょうか。

瓢箪のようないびつな形のもありました。

まだ太い花柱が残っています、カボチャとかメロンとか同じウリ科の植物は花柱が固くなります、やはり果実が大きくなるためなんでしょうか。

カットしてみました、果皮は乾燥気味で切りやすい。

果肉は充実しておらず種子の周りに繊維状にまとわりついている状態。

種子の大きさは1cm程、野草としては大きい方でしょうか、カマキリの頭のような変わった形をしています。

帯状の隆起部分がある、まるで種子本体を包んでいるよう、これは細かな突起がありますがないのもあります。

反対側はやや凹んでいる、こちらにも帯状隆起、突起は殆どない。

ウリ科カラスウリ属
(11月7日撮影)

もうオレンジ色の果実ばかりなのにまだ葉に緑色が残っていた。

長楕円形の果実、これで5cm程、標準的な大きさでしょうか。

瓢箪のようないびつな形のもありました。

まだ太い花柱が残っています、カボチャとかメロンとか同じウリ科の植物は花柱が固くなります、やはり果実が大きくなるためなんでしょうか。

カットしてみました、果皮は乾燥気味で切りやすい。

果肉は充実しておらず種子の周りに繊維状にまとわりついている状態。

種子の大きさは1cm程、野草としては大きい方でしょうか、カマキリの頭のような変わった形をしています。

帯状の隆起部分がある、まるで種子本体を包んでいるよう、これは細かな突起がありますがないのもあります。

反対側はやや凹んでいる、こちらにも帯状隆起、突起は殆どない。

ウリ科カラスウリ属
(11月7日撮影)