2022.
05.
31
ユキノシタが生えていた石垣の上に生えていたヤマアイ

丸い子房が見えています、これは雌株、雌雄異株で雌株は数が少ないので撮影

左右の丸いのが子房

子房の上から2本の柱頭が伸びている。

子房は普通凸凹しているのですがこれはそれがあまりない。

雌株を撮ったら雄株を探します、この辺りはたくさんのヤマアイが生えていました。

雄株は全然見当たらずこれも雌株のように見えますがちょっと変

中央の葉雌花ですが左右のは雄しべが僅かに見えていて雄花のようです。

雌雄異株と言われていますが同株もあるようで雄株は見つからず。

同じ果柄に雌花と雄花がついています、これはもう両性花と言っていいんでしょうか。

雄花はもっと伸びてくるんですがこれはあまり伸びていません。

雄しべの葯が残っているのもありました、これも両性花でしょうか。最初の4枚のもよく見ると雄花が写っているのもありました、ここはもう同株ばかりでした。

トウダイグサ科ヤマアイ属
(5月18日撮影)

丸い子房が見えています、これは雌株、雌雄異株で雌株は数が少ないので撮影

左右の丸いのが子房

子房の上から2本の柱頭が伸びている。

子房は普通凸凹しているのですがこれはそれがあまりない。

雌株を撮ったら雄株を探します、この辺りはたくさんのヤマアイが生えていました。

雄株は全然見当たらずこれも雌株のように見えますがちょっと変

中央の葉雌花ですが左右のは雄しべが僅かに見えていて雄花のようです。

雌雄異株と言われていますが同株もあるようで雄株は見つからず。

同じ果柄に雌花と雄花がついています、これはもう両性花と言っていいんでしょうか。

雄花はもっと伸びてくるんですがこれはあまり伸びていません。

雄しべの葯が残っているのもありました、これも両性花でしょうか。最初の4枚のもよく見ると雄花が写っているのもありました、ここはもう同株ばかりでした。

トウダイグサ科ヤマアイ属
(5月18日撮影)
2022.
05.
31
違和感を感じて撮ってみたヘビイチゴ

普通5弁の花が4弁です、花弁隙間から見えている萼片が四角く見える。

横から見ると4弁とは分からない。

もう一つありました。

後は通常と同じ撮り方

副萼片は萼片より小さい、萼片に毛が生えているが副萼片はあまり生えていない。

もう一つありました、完全に白飛び

正常のとのツーショット、ここのは全体に花が小さく7,8mmくらいしかありませんでした。

バラ科キジムシロ属
(5月18日撮影)

普通5弁の花が4弁です、花弁隙間から見えている萼片が四角く見える。

横から見ると4弁とは分からない。

もう一つありました。

後は通常と同じ撮り方

副萼片は萼片より小さい、萼片に毛が生えているが副萼片はあまり生えていない。

もう一つありました、完全に白飛び

正常のとのツーショット、ここのは全体に花が小さく7,8mmくらいしかありませんでした。

バラ科キジムシロ属
(5月18日撮影)
2022.
05.
30
古い石垣にたくさん生えていたユキノシタ、花は咲いてなかったけど毛を撮るには好都合な状態だったので撮影

花は半開きのが幾つか有るだけ、茎は赤く毛が密生、腺毛も多数生えている。

枝にも腺毛や毛が多数はえる。

茎にも多数の腺毛、毛より腺毛の方が多そうだ。

茎下部の方は毛が多く腺毛は殆なさそう、毛に透明感がある。

腎円形の葉、赤い斑紋がある、長毛が密生。

葉に毛が生えるのはよくあるけどここまで長いのはそうそう無い、この毛も透明感がある。

別の場所、一つだけ咲いていた、下の方は蕾か半開き、一番上のが先に咲くんでしょうか。

5枚の花弁の内下2枚が大きく斑紋がない、でもこれはちょっとおかしい。

上の3枚はどれも同じ形同じ模様のはずが右側のはおかしい、下の程には大きくないが上のよりは大きい、でも赤い斑紋がなく基部の黄色い斑紋も小さい。

子房の上を半分だけ花盤が覆う、まるでティアラ。

子房から長い花柱が伸びて柱頭はやや膨らみ曲がっている。

萼片はやや反る、ここや花柄にも腺毛があるが写りが悪い。

ユキノシタ科ユキノシタ属
(5月18日撮影)

花は半開きのが幾つか有るだけ、茎は赤く毛が密生、腺毛も多数生えている。

枝にも腺毛や毛が多数はえる。

茎にも多数の腺毛、毛より腺毛の方が多そうだ。

茎下部の方は毛が多く腺毛は殆なさそう、毛に透明感がある。

腎円形の葉、赤い斑紋がある、長毛が密生。

葉に毛が生えるのはよくあるけどここまで長いのはそうそう無い、この毛も透明感がある。

別の場所、一つだけ咲いていた、下の方は蕾か半開き、一番上のが先に咲くんでしょうか。

5枚の花弁の内下2枚が大きく斑紋がない、でもこれはちょっとおかしい。

上の3枚はどれも同じ形同じ模様のはずが右側のはおかしい、下の程には大きくないが上のよりは大きい、でも赤い斑紋がなく基部の黄色い斑紋も小さい。

子房の上を半分だけ花盤が覆う、まるでティアラ。

子房から長い花柱が伸びて柱頭はやや膨らみ曲がっている。

萼片はやや反る、ここや花柄にも腺毛があるが写りが悪い。

ユキノシタ科ユキノシタ属
(5月18日撮影)
2022.
05.
30
湿っぽい場所を好むミズタビラコ、ここも多く生えていました、他の花も少しは咲いてくれないかなと思う程。

これで高さ15cm程、誰も来ないせいか伸び伸び育っています。

ムラサキ科らしい主脈ばかり目立つ葉

木漏れ日が当たっていい雰囲気でした。

巻散花序、下から咲いていくと同時に茎も伸びるので下の方は疎らになってきます。

淡青色の花、花冠基部に副花冠がある、それでなくても小さいのにこれがあるから蕊が更に見にくい。

何撮ってんだよ、とこちらを覗く目が(笑)、花冠の中に2室の葯、その手前に柱頭が見えている。

ムラサキ科キュウリグサ属
(5月18日撮影)

これで高さ15cm程、誰も来ないせいか伸び伸び育っています。

ムラサキ科らしい主脈ばかり目立つ葉

木漏れ日が当たっていい雰囲気でした。

巻散花序、下から咲いていくと同時に茎も伸びるので下の方は疎らになってきます。

淡青色の花、花冠基部に副花冠がある、それでなくても小さいのにこれがあるから蕊が更に見にくい。

何撮ってんだよ、とこちらを覗く目が(笑)、花冠の中に2室の葯、その手前に柱頭が見えている。

ムラサキ科キュウリグサ属
(5月18日撮影)
2022.
05.
30
駐車場脇に咲いていたサワギク、前回来た時もここに咲いていたのを思い出しました、ただその時はブログにアップしてないし他の花も撮ってないようで何時来たか分からず、多分ここも10年以上来てないだろうな。

茎頂部に多数の頭花をつける、これは少ない方。

茎頂部で枝分かれしている、中央の花が真っ先に咲きます、葉腋からも茎を伸ばして花を咲かせるがこれはまだ咲いていない。

頭花の大きさ1cm程、ホッソリした舌状花は好み。

総苞はやや太めの円筒形、2裂した柱頭が出ていますがあまり伸びてきません。

葉は羽状に深裂する、主脈や茎に毛が多い。似た名前のナルトサワギクは特定外来生物に指定されています。

キク科サワギク属
(5月18日撮影)

茎頂部に多数の頭花をつける、これは少ない方。

茎頂部で枝分かれしている、中央の花が真っ先に咲きます、葉腋からも茎を伸ばして花を咲かせるがこれはまだ咲いていない。

頭花の大きさ1cm程、ホッソリした舌状花は好み。

総苞はやや太めの円筒形、2裂した柱頭が出ていますがあまり伸びてきません。

葉は羽状に深裂する、主脈や茎に毛が多い。似た名前のナルトサワギクは特定外来生物に指定されています。

キク科サワギク属
(5月18日撮影)
2022.
05.
29
岩の割れ目に生えていたヒメレンゲ、湿っぽいこういう場所が好みのようです。

これはホント絵になりますね、カメラの腕は置いといて(笑)

苔むした場所にも生えています、ここも下は岩

天然の盆栽

開花の頃は葯が赤い。

花粉が出ています、葯が黒っぽくなっている。

子房から伸びた雌しべ、柱頭が僅かに膨らんでいる。

葉は互生だそうですがもう対生のようにも見えます。

下の方の茎は赤い斑紋があった、一番下の突起のようなのは葉でしょうか、こちらにも斑紋、一般的な特徴ではなさそう。

ベンケイソウ科マンネングサ属
(5月18日撮影)

これはホント絵になりますね、カメラの腕は置いといて(笑)

苔むした場所にも生えています、ここも下は岩

天然の盆栽

開花の頃は葯が赤い。

花粉が出ています、葯が黒っぽくなっている。

子房から伸びた雌しべ、柱頭が僅かに膨らんでいる。

葉は互生だそうですがもう対生のようにも見えます。

下の方の茎は赤い斑紋があった、一番下の突起のようなのは葉でしょうか、こちらにも斑紋、一般的な特徴ではなさそう。

ベンケイソウ科マンネングサ属
(5月18日撮影)
2022.
05.
29
この日最初に見かけた野草、ヤマムグラです、岩の崖面割れ目に生えていて全体像がわかりやすかったので撮影

木漏れ日が当たっていたので撮影もしやすかったけど白飛びもしやすい。

細い4枚の葉、多分花茎が出ている左右のが葉で前後のが托葉、長さが少し異なる。ヨツバムグラは葉が短く幅が広い、ヒメヨツバムグラは明るい場所に生えやはり葉は短い。

花の大きさは3mm程度、4弁で先端が突起のように尖る。

雌しべは2本、柱頭が膨らんでいる。

花弁の下に毛が生えている、毛がないのはケナシヤマムグラと呼ぶそうですが少なそう、ヨツバムグラ等は毛がない。

アカネ科ヤエムグラ属
(5月18日撮影)

木漏れ日が当たっていたので撮影もしやすかったけど白飛びもしやすい。

細い4枚の葉、多分花茎が出ている左右のが葉で前後のが托葉、長さが少し異なる。ヨツバムグラは葉が短く幅が広い、ヒメヨツバムグラは明るい場所に生えやはり葉は短い。

花の大きさは3mm程度、4弁で先端が突起のように尖る。

雌しべは2本、柱頭が膨らんでいる。

花弁の下に毛が生えている、毛がないのはケナシヤマムグラと呼ぶそうですが少なそう、ヨツバムグラ等は毛がない。

アカネ科ヤエムグラ属
(5月18日撮影)
2022.
05.
29
谷の中に咲いていたタニギキョウ、谷でない場所で見かける方が多いですが。意外と数は少なかった。

時折木漏れ日が当たってくれます。

横から見ると柱頭が伸びています、花弁が細いのでその隙間から撮影できる、柱頭がまだ開いていない、花柱についているのは花粉なんでしょうか。

こちらは柱頭が開いています。

横から見ると3裂しているのがわかります。

キキョウ科タニギキョウ属
(5月18日撮影)

時折木漏れ日が当たってくれます。

横から見ると柱頭が伸びています、花弁が細いのでその隙間から撮影できる、柱頭がまだ開いていない、花柱についているのは花粉なんでしょうか。

こちらは柱頭が開いています。

横から見ると3裂しているのがわかります。

キキョウ科タニギキョウ属
(5月18日撮影)
2022.
05.
28
遊歩道(殆ど山道ですが)から外れた場所に群生していたアリドオシ

棘が長い、これはもうオオアリドオシではなくアリドオシ、秋吉台では数が少ないので見られてよかった。

下向きに咲く花、ただ株がたくさんある割には花が少ない、蕾もあるけどこれからなのかな、ただ花を咲かせていない株も多い。

長い花筒から雌しべが突き出ている、雄しべはやっと顔を覗かせている程度。

柱頭は4裂さが随分クネクネしている。

花冠は4裂、光に透かしてみました。

花筒内部に毛が密生している。

柱頭には微突起、やはり日が当たっていると写りが違う。

まだ去年の実が残っていました、赤くて艶々

もう一ヶ所群生している場所がありました、こちらは花が少し多い。

アカネ科アリドオシ属
(5月18日撮影)

棘が長い、これはもうオオアリドオシではなくアリドオシ、秋吉台では数が少ないので見られてよかった。

下向きに咲く花、ただ株がたくさんある割には花が少ない、蕾もあるけどこれからなのかな、ただ花を咲かせていない株も多い。

長い花筒から雌しべが突き出ている、雄しべはやっと顔を覗かせている程度。

柱頭は4裂さが随分クネクネしている。

花冠は4裂、光に透かしてみました。

花筒内部に毛が密生している。

柱頭には微突起、やはり日が当たっていると写りが違う。

まだ去年の実が残っていました、赤くて艶々

もう一ヶ所群生している場所がありました、こちらは花が少し多い。

アカネ科アリドオシ属
(5月18日撮影)
2022.
05.
28
割と花期が長いヤマツツジ、コバノミツバツツジより先に咲き始めあちらが終わった後でもまだ咲いています。

ツツジは種類が多く区別が難しいですがこれは殆ど色で判断しています。

雌しべは1本、雄しべ5本

上側の花弁に赤い斑紋、花弁と同系色なので人間の目にはそれ程目立ちませんが昆虫だと目立つんでしょうね。

花糸も花柱も真っ赤っ赤、柱頭はやや膨らみこれも真っ赤っ赤、葯の上部から花粉がでている。

2室で花粉が出ている様子はまるで稚魚の目玉

花柄や萼片に毛が密生している、ツツジ全般まだ果実を見てないな。

楕円形または頼成楕円形の葉、表面に艶があり毛も生えている。

裏面にも毛、脈上に多い。

ツツジ科ツツジ属
(5月18日撮影)

ツツジは種類が多く区別が難しいですがこれは殆ど色で判断しています。

雌しべは1本、雄しべ5本

上側の花弁に赤い斑紋、花弁と同系色なので人間の目にはそれ程目立ちませんが昆虫だと目立つんでしょうね。

花糸も花柱も真っ赤っ赤、柱頭はやや膨らみこれも真っ赤っ赤、葯の上部から花粉がでている。

2室で花粉が出ている様子はまるで稚魚の目玉

花柄や萼片に毛が密生している、ツツジ全般まだ果実を見てないな。

楕円形または頼成楕円形の葉、表面に艶があり毛も生えている。

裏面にも毛、脈上に多い。

ツツジ科ツツジ属
(5月18日撮影)