2022. 05. 21  
他の花を撮る為にしゃがんでいて気が付いたカナビキソウ、このような小さな花は他の花の序でで見つかることも多いです。
カナビキソウ

花の大きさは2mm程、直接にはピントが合わせにくいので指先でピントを合わせて固定し花の方に移動して撮ります。
カナビキソウ

雄しべ5本、中央に柱頭、雄しべの隙間から花柱が見えているが柱頭と同じくらいの大きさ。
カナビキソウ

4弁のもあります、秋吉台では4弁のが多いですがここでは5弁のが多かった。
カナビキソウ

約から花粉が出ています。
カナビキソウ

3弁のもありました、これはさすがに少ない。
カナビキソウ

花の基部から長く伸びているのが苞で短く対になっているのが小苞。
カナビキソウ

ビャクダン科カナビキソウ属

(5月10日撮影)
2022. 05. 21  
道端に生えていた赤い野草、スイバだろうなと思いました。
ヒメスイバ

でも草丈が2,30cmと小さい、ヒメスイバでしょうか。
ヒメスイバ

葉の基部が耳型に張り出しています、ヒメスイバ確定、普通に見られるそうだが秋吉台では一ヶ所で見ているだけ、初めての場所で見つかるのもラッキーかな。
ヒメスイバ

枯れかかった葉は根生葉でしょうか、花期にはなくなるかな。
ヒメスイバ

雌雄異株でこれは雄花、6枚の花被片、6本の雄しべ、葯まで赤い。花が小さくて雌雄が分からず適当に撮りましたが雄花しかなかった。
ヒメスイバ

花被片に大小があって外花被片と内花被片に分かれています、スイバと違い内花被片が伸びて果実を包むことはないそうです、これは雄花だから果実はないですが。
ヒメスイバ

タデ科ギシギシ属

(5月10日撮影)
2022. 05. 21  
そこそこ見られたタツナミソウ、こちらが一応本場だからツクシタツナミソウも探さなくては。
タツナミソウ

お馴染みの花序、お馴染みと言いたくなるくらい代わり映えなし(^^;)、花の基部にある蓋状のようなものも撮って見なくては。
タツナミソウ

花冠はシソ科らしい姿、下唇中央に白地に紫色の斑紋、上唇の間から何か出ていますが雄しべでしょうか。
タツナミソウ

広卵形の葉、写真で見てもなんとなく毛が多いように見えます、茎にも毛が多い。裏側に腺点があるそうだがすっかり忘れてる、シソ科全般に葉の裏に腺点があるから忘れないよう書いておこ。
タツナミソウ

石灰岩の隙間にも生えていました。
タツナミソウ

こちらは花の数が多かった。
タツナミソウ

正面から見ると上唇の間に葯が見えています、やはり雄しべのようです、奥に白い縦縞模様のように見えているのが花柱と花糸でしょうか、上唇上側に毛が生えていて腺毛も混じっている、まるで僅かに毛が残った禿頭状態。
タツナミソウ

シソ科タツナミソウ属

(5月10日撮影)
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平家蟹

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