2022. 07. 08  
最近は秋吉台でも滅多に見られないオオバノトンボソウ、平尾台初年度で見ることができてラッキー、でもここは乾燥した日当たりのよい斜面、あまりオオバノトンボソウに適した土地ではなさそうなんですが。
オオバノトンボソウ(蕾)

残念ながらまだ蕾でした、見られただけでも良しとしなければ。
オオバノトンボソウ(蕾)

一番下辺りもまだ蕾、開くのには暫く時間がかかりそう、開く前に腐ることも多いから何とか開花まで持ってくれ~。
オオバノトンボソウ(蕾)
ラン科ツレサギソウ属

おまけ、オカウツボの花後、咲いているという情報はあったので気にはしていたのですが見つからず、花後を見つけてしまった、同じ場所に生えることが多いから来年の楽しみ。
オカウツボ(花後)
ハマウツボ科ハマウツボ属

(6月28日撮影)
2022. 07. 08  
草むらの中に咲いていたミシマサイコ、花は極小ですが背が高いので割と目立ちます、この日見かけたのはこの一株だけでしたが多分多いでしょう。
ミシマサイコ

複散形花序、オオシシウドも同様の花序ですがこちらの方がより散と言った感じがします。
ミシマサイコ

セリ科らしく反り返った花弁、広く2裂した花盤
ミシマサイコ

花柱はまだ伸びていません、雄しべが全く見当たらない、脱落しやすいのは確かだけどこれはまだ先初め、落ちるには早すぎるしこれから出てくるんでしょうか。
ミシマサイコ

線形~長披針形の葉、周りの笹の葉と混同しそう。
ミシマサイコ

セリ科ミシマサイコ属

(6月28日撮影)
2022. 07. 08  
山道で咲いていたオオチドメ、秋吉台でも台地上の山道沿いに多く見られますがこちらでも多く見かけました。
オオチドメ

数が多いし花が葉の上に出てくるので目立ちます、名前の似たオオバチドメは葉が大きいのでまだわかりますがこれでなんでオオなんでしょうかね。
オオチドメ

専門的には散形花序だそうですが球形花序と言った方がピッタリ、大きさは3mm程度、花の大きさはその半分くらい。
オオチドメ

扁平なのもありました、小さな花序でも周辺の花から咲き始めます。
オオチドメ

5枚の花弁に5本の雄しべ、2本の花柱はまだあまり伸びていない
オオチドメ

花弁と雄しべが落ちた雌性期の花、花盤と花柱が伸びているのがわかります。
オオチドメ

ウコギ科チドメグサ属

(6月28日撮影)
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平家蟹

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