花盗人の花日記

初めてのカギカズラ、ツル性で高い場所に見えていて手が届きません。


望遠で撮ってもこの程度、そろそろ花の終わりの頃のようで球状の花序がバラけ始めています。


幸い目の前に蔓が伸びてきていました、とは言え目の前は深い谷、恐る恐る手を伸ばして引き寄せる。


幸いまだきれいな花が残っていました、初めてブロ友さんちでこれを見た時コロナウイルスだと思いましたね。


細長い花筒、花冠が５裂、雄しべは５本、雌しべは一際長く突き出て柱頭は緑色、花筒内部に毛が生えているようです。


赤いのが見えていますが果実なんでしょうか。


細長い花筒がそのまま膨らんだわけでもなさそう。


先端には花冠が残っていますが蕾じゃないよね、果実になると花冠が閉じるんでしょうか。


でも花冠は形を保ったまま褐色になって散るようなんですが。


一つだけ残っているのがありましたがやはり果実かな、受粉した花としなかった花では花後が違うんでしょうか。果期は９,１０月で熟すると褐色になるようです。


葉は対生し卵形


全縁で艶がある、先端が尖る。


裏側はだいぶ感じが違い無毛ですが粉を吹いているように見えます。


名前の元となった鈎を撮るのをすっかり忘れてた、葉腋から出ていますがこれは托葉ではなく茎が変化したものだそうです、花柄が対になって出ているのもわかります。


アカネ科カギカズラ属

（７月２日撮影）