2022. 11. 30  
が咲いていた場所のヤブミョウガ、すっかり果実になっています、背後にユキノシタの葉も見えている、やはりどちらも逸出物っぽい。
ヤブミョウガ(果実)

完熟した時の青紫じゃなくまだ僅かに緑色が残っている、これはこれで綺麗。
ヤブミョウガ(果実)

蜘蛛の糸が邪魔、下に萎れた萼片が残っている。
ヤブミョウガ(果実)
ツユクサ科ヤブミョウガ属

おまけ、側にカラスウリの実がなっていた、夜に咲くので花は無理だけど。
カラスウリ(果実)

(11月4日撮影)
2022. 11. 30  
草むらの中の小さな湿地、ここは何度か来てますが周りと比べて草が育ってない、何故かなと思っていましたが雨の後来てみると水浸しでした、どうやら水脈があるようです、謎が1つ解けた。
ミミカキグサ

まだミミカキグサが咲いていた、花期がずいぶん長い。
ミミカキグサ

花は何度も撮ったので果実狙い、まるで恐竜が口を開けているよう、外側の大きなのは萼、内部に果実が見えていますが、既に開いた状態です。
ミミカキグサ(果実)

一番内側のを取り出してみました、前にも見ていますがやはりこれは種子ではなさそう、内果皮かな、既にばらまかれた跡のようです。
ミミカキグサ(果実)

タヌキモ科タヌキモ属

(11月4日撮影)
2022. 11. 29  
林内で赤く熟していたマムシグサ
マムシグサ(果実・種子)

初めは通り過ぎていたのですが帰りにもまだ撮ってよ、と秋波を送っていたので撮ってみました(笑)
マムシグサ(果実・種子)

この辺りに幾つもありました、これはちと形が悪いがしっかり実っています、マムシグサと同様虫を内部に閉じ込めるサネカズラも結実率がいい。
マムシグサ(果実・種子)

それでもずいぶん大小がある、何に違いがあるんでしょうね。
マムシグサ(果実・種子)

こちらは小さい粒が多い、平等にしすぎて全体が貧しくなったか。
マムシグサ(果実・種子)

これは形がよくまさしく赤いトウモロコシ、蜘蛛がいるけどもう昆虫は来ないだろ。
マムシグサ(果実・種子)

粒々もまさしくトウモロコシの粒々にそっくり、全草にシュウ酸カルシウムの針状結晶があり食べると口内炎を起こすとか、そのせいか悪食のイノシシも食べないようです。
マムシグサ(果実・種子)

一つの実に3個の種子が入っていました、臍の跡がある。
マムシグサ(果実・種子)

おまけ、同じ林内に生えていたムサシアブミ
ムサシアブミ(果実)

この辺りに群生していましたがどれもまだ緑色の果実ばかりでした。
ムサシアブミ(果実)
サトイモ科テンナンショウ属

おまけのおまけ、同じ場所のオモト、形は悪いが果実が出来ています、記憶の為アップ。
オモト(果実)
キジカクシ科オモト属

(11月4日撮影)
2022. 11. 28  
時間が中途半端に余ったので駐車場周辺を歩いてみてこれを見つけました。
ハンショウヅル(果実)

ハンショウヅルの果実だ、花は平尾台では見つけてなかったからラッキー、でもこちらではケハンショウヅルが多いからどちらだろ、さすがに果実ではわからない。
ハンショウヅル(果実)

更にふと疑問が湧いた、ハンショウヅルの花期は5,6月だけどもう夏頃にはこんな状態になっている、11月にこんなあまり開いてない状態で残っているか。
ハンショウヅル(果実)

周りの萼片が散って蕊が残っているのがありました。
ハンショウヅル(果実)

蕊が散りかけていた、ひょっとしてタカネハンショウヅルか、それならそれで嬉しい。
ハンショウヅル(果実)

葉も割りとホッソリしていてハンショウヅルよりはタカネハンショウヅルかな、葉だけで区別できるほど観察してないけど、どちらにしろ来年の楽しみ、その後でタイトル変更するかも。
ハンショウヅル(果実)

キンポウゲ科ハンショウヅル属

(11月4日撮影)
2022. 11. 27  
台上で結構多く見かけたノダケ、もう果実期になっています。
ノダケ(果実・種子)

まだ赤紫色の花も残っていますが未熟な果実は普通に緑色、しかし11月上旬とは言えまだ未熟とはね。
ノダケ(果実・種子)

果実はギッシリ詰まっています、やはりセリ科の花序は上を昆虫が這い回るので受粉率もいいのでしょうか。
ノダケ(果実・種子)

やや扁平な果実、大きさは4,5mm程、先端に2裂した花柱は花盤の跡が残っている。
ノダケ(果実・種子)

一つ割ってみました、まだ未熟な白い種子が一つ入っていました、果実はほぼ種子で占められています。
ノダケ(果実・種子)

セリ科シシウド属

(11月4日撮影)
2022. 11. 26  
湿地に生えていたサワヒヨドリ、もうすっかり綿毛になっています、台上では湿地じゃない場所でも普通に見られますが。
サワヒヨドリ(果実)

まだ花が残っているのもありました、あまり深く考えず取り敢えず赤ければサワヒヨドリ。
サワヒヨドリ(果実)

花はあまりキク科らしく感じますが果実季になって綿毛が見えてくるとキク科らしくなります、まだ花柱が残っている。
サワヒヨドリ(果実)

冠毛に上向きの棘があるそうだけどさすがにコンデジでは無理、大きさは6,7mm程
サワヒヨドリ(果実)

まとめてとってみました、白っぽいのがあるけど粃でしょうか、花柱も混じっている。
サワヒヨドリ(果実)

総かの長さは2mm程、縦にハッキリした稜が見えています。
サワヒヨドリ(果実)

キク科ヒヨドリバナ属

(11月4日撮影)
2022. 11. 25  
湿地から枯れたまま立っている長い茎、先端に果実をつけている。
ノハナショウブ(果実・種子)

この果実はもうアヤメ科、ならばここに咲いていたのはノハナショウブ
ノハナショウブ(果実・種子)

上部が3裂して種子が見えています。
ノハナショウブ(果実・種子)

こちらはもう少し開いて種子も少し減っている、風でばらまかれるようです。
ノハナショウブ(果実・種子)

すっかり種子を放出した果実、これはもう完全に覆面レスラーのマスク、前の写真でもまた違ったデザインのが見えています。
ノハナショウブ(果実・種子)

種子を一部取り出してみました、大きさ7,8mm程の半円形。
ノハナショウブ(果実・種子)

複雑な凹凸模様があります、実質的な種子は中央の模様が違う部分で周りのは翼でしょうか。
ノハナショウブ(果実・種子)

両面で少し模様が異なる。
ノハナショウブ(果実・種子)

やや厚みがあり2mm程、翼と言っても風で飛んでいく程ではなく多分浮きとしての役割が大きそう。
ノハナショウブ(果実・種子)

アヤメ科アヤメ属

(11月4日撮影)
2022. 11. 24  
ヤナギアザミの果実を撮ったので序でに隣に咲いていたノアザミも撮ってみました、こちらはまだ花が咲いている。
ノアザミ(果実)

まだ冠毛が開く前、総苞の中にきれいに収まっています。
ノアザミ(果実)

総包片はバラバラになり始めています、花の頃はひとまとまりの総苞としか感じないけどこちらはいかにも総包片。
ノアザミ(果実)

冠毛をむしり取ってみたらどれも痩果がついています、ヤナギアザミとは大違い。
ノアザミ(果実)

痩果の大きさは3mm程、これ自体はヤナギアザミと特に違いはない。
ノアザミ(果実)

冠毛はまだ開いていませんが枝毛があるのがわかります。
ノアザミ(果実)

キク科アザミ属

(11月4日撮影)
2022. 11. 23  
すっかり花が終わっているヤナギアザミ、冠毛&果実を見るため撮ってみました。
ヤナギアザミ(果実)

まだまり開いていない綿毛、まだ花柱の跡が多く残っています、冠毛は淡赤褐色。
ヤナギアザミ(果実)

綿毛が飛び始めています、後方にまだ咲いている花があった。
ヤナギアザミ(果実)

綿毛をむしり取ってみたら痩果が見当たりません、一つだけ中央に残っている。
ヤナギアザミ(果実)

まづ痩果ですね、他は全く見当たらず、結実率が悪いんでしょうか、極端すぎるけど。
ヤナギアザミ(果実)

冠毛には枝毛が多くあります、飛びやすそうだけど痩果がなければ意味がない。
ヤナギアザミ(果実)

別の場所でも見てみました、これはだいぶ飛び始めています。
ヤナギアザミ(果実)

これもむしり取ってみたが痩果は全くついてない。
ヤナギアザミ(果実)

何度かやってみて痩果が一つだけありました、他でも幾つかやってみたがやはり一つだけ。
ヤナギアザミ(果実)

長さは3mm程、キク科の痩果によく見られる縦溝は殆ど見られない、冠毛との間に隙間があり外れやすそうです。
ヤナギアザミ(果実)

キク科アザミ属

(11月4日撮影)
2022. 11. 22  
平尾台台上ではあまりネムノキを見かけませんでしたがここでは花を撮った記憶がありますがあまり状態が良くなかったのでボツ
ネムノキ(果実・種子)

花を多く咲かせていた割には果実は少ない、果実の色は地味ですが青空に映えています。
ネムノキ(果実・種子)

花はマメ科らしくないけど果実はマメ科らしい莢になります、でも超薄っぺら、まるで種子を埋め込んだような窪みがあります。
ネムノキ(果実・種子)

光に透かしてみると種子は莢の幅より更に小さい、先端ほど種子が小さくなる傾向があるような。
ネムノキ(果実・種子)

今まで種子を見たことがなかったので開いてみました、ちょっとコツが有り長辺側からだとなかなか開きませんが先端から開けると簡単に開きました。
ネムノキ(果実・種子)

窪みに収まった状態を撮りたかったけど開いた時点でバラバラ
ネムノキ(果実・種子)

大きさは7,8mmの超楕円形、両面に浅い窪みがあります。
ネムノキ(果実・種子)

まだ細い臍の緒が残っていました。
ネムノキ(果実・種子)

マメ科ネムノキ属

(11月4日撮影)
プロフィール

平家蟹

  • Author:平家蟹
  • 花盗人の花日記
    へようこそ!!

    ホームページ秋吉台の花々を開設しました。
    個々の植物の記事を花・果実・芽生え等1元的にまとめています(秋吉台以外の花もあり)
FC2ブログランキング

ブログ内検索
Comments...A
<>+-
カレンダー
Pulldown 降順 昇順 年別

10月 | 2022年11月 | 12月
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -
プルダウンリスト
QRコード
QR