2023. 01. 05  
キク科以外の野草、まずは常連組
今年は多かったスイセン、家の近所でも11月下旬頃から咲き始めていました。
スイセン

群生しているセイタカアワダチソウの中で一株だけポツンを咲いています、まさに群鶏の一鶴
スイセン

青空バックがとても綺麗だった。
スイセン

羽を広げた丸い顔、大阪万博の太陽の塔を思い浮かべます。
スイセン

雄しべは6本、長短3本づつあります、花粉が出ているのは見たことないような、棒状の雌しべも見えている。
スイセン

常連中の常連オオイヌノフグリ、でも今年はホント少なくまとまって咲いているのがここくらいでした。
オオイヌノフグリ

この公園に咲いているのはどれも下側の花弁が白っぽい。
オオイヌノフグリ

葯の右下に丸い柱頭が見えています。
オオイヌノフグリ

午後2時頃の撮影、雄しべが内側に曲がって自家受粉の準備中。
オオイヌノフグリ

これも常連中の常連ハナイバナ、でもふと気がつくと全然咲いて無くて最後の最後でやっと群生しているのが見つかりました。
ハナイバナ

花冠の中にビーズ上の副花冠、花も小さく色も地味。
ハナイバナ

奥に蕊が見えているのがなんとかわかりますがデジカメではこれが限度。
ハナイバナ

公園は2ヶ所廻りますがどちらでも多く見かけるツルソバ
ツルソバ

これも年中咲いているようですが冬場は果実をあまり見かけない。
ツルソバ

イヌタデ属らしい花、柱頭3岐、雄しべは外側に5本、売り側に3本
ツルソバ

青空バック・・・しても地味は地味
ツルソバ

これも常連組だがやはり少なかったヤブチョロギ。
ヤブチョロギ

冬は花が小さくあまり開きません、点のように見えている雄しべが目玉のよう
ヤブチョロギ

毎年この辺りで見ているキランソウ、株はあるけど花を咲かせているのは少なかった、左側の赤い葉は形からしてオオジシバリでしょうか。
キランソウ

ここのは色が薄い、長短2組の雄しべの間に花柱が見えています。
キランソウ

シソ科は上唇で蕊が見づらいのが多いですがこれのように上唇があまり発達せず蕊が見やすいのもままあります。
キランソウ

別の場所、キランソウらしい色。
キランソウ

雄しべの間に小さく2裂した柱頭が見えています。
キランソウ

何時もこの辺りで見ているウシハコベ、冬場でも咲いています、コハコベは見かけず。
ウシハコベ

柱頭が5裂、花弁は5枚、深裂して10枚に見えるはずだがやはり寒いのかあまり分離して見えてません。
ウシハコベ

4裂した柱頭のもありました、でも花弁は5枚、右側のがちょっと小さいかな。
ウシハコベ

海岸の浜辺に咲いているツルナ、花は年中咲いています。
ツルナ

花は緑色で超地味、花弁ではなく萼片、でも6裂している柱頭がくっきり撮れました、茎についている白いのは塩粒ではなく粒状突起。
ツルナ

もう果実もなっています、齧ってみましたが未熟な状態でもすごく固く前歯では葉を炒めそう歯を痛めそうで噛み砕けなかった。
ツルナ

(1月1日撮影)
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平家蟹

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