2023. 02. 28  
見事な枝振りを見せている落葉樹、冬場は葉がすっかり落ちて樹形の様子がよく分かるのでこれをきっかけに幾つか撮ってみました、名前がわかるのに限られますが。
ハゼノキ樹影

これは果実が残っていてハゼノキだとわかりました、ヤマハゼかどうかはもう気にしない。
ハゼノキ樹影

これも見事な枝振りのナンキンハゼ、これは以前撮っているので知っていました。
ナンキンハゼ樹影

反対側から、太いけど曲がりくねった枝、却って力強さを感じさせます。
ナンキンハゼ樹影

下から見ると2本の木でした。
ナンキンハゼ樹影

これも見事な枝振りのセンダン、背景が空じゃないのでちょっとわかりにくい。
センダン樹影

地面際から2本の幹が出ていますが1本は直立、1本は横方向に伸びています、なんでこうなった。
センダン樹影

反対側から、ここで撮っていてユリノキに気が付きました。
センダン樹影

まだ果実が残っています、でも地面にも果実が一杯、果実のまま落ちているから自ら落としたか、鳥が食べなければいつまでも付けていてもしょうがないしね、どんだけ人気が無いんだか。
センダン樹影

これは樹種はわからないけど気になるので撮ってみました、2本の木ですが多分同じ種、偶々同じ場所で芽生えるのはあるでしょうがそれが同じように成長してここまで大きくなるのは確率的に極めて小さいと思われ2本に見えるけど根は繋がっているんでしょうか。
樹影

(2月12日撮影)
2023. 02. 27  
オドリコソウの側にスイセンが咲いていたのでこれもスマホ練習用に撮ってみました、背後に見えているのがオドリコソウの葉。
スイセン

花被片だけでなく副花冠も白い園芸種、これは時折逸出しているのを見かけます。
スイセン

全身真っ白、普通のスイセンばかり見ているとこれも新鮮。
スイセン

マクロレンズで撮影、花粉が飛び散ってます、昆虫が訪問したんでしょうか。やはり撮りにくい、無駄撃ち承知で何枚も撮る必要があります。
スイセン

内側カメラを利用して下から見上げる感じで撮ってみました、明るくてモニタ画面が殆ど見えず適当に撮ってみたらアングルがずれた、モニタを確認しようと顔を近づけると顔が写ってしまう(^^;)
スイセン

別の場所、黄色いスイセンが咲いていました、ここはもう崖のような急斜面です、コンクリで補強。
スイセン

スマホを横向きにした方が撮りやすいかも、側の樹木のように見えるのはカミヤツデです。
スイセン

前のとは逆でこちらは花被片が黄色、このタイプはあまり見掛けないけど去年ここで咲いていたかな。
スイセン

これも内向きカメラで青空バック、ピントがあってない。
スイセン

これは普通のスイセン、高さ1.5m程の段差の上に咲いていたので下から撮りやすかったので撮影、もっと青空を入れるつもりだったのだが。
スイセン

ヒガンバナ科スイセン属

(2月22日撮影)
2023. 02. 27  
センダンの樹影を撮っていた場所でふと上を見上げると花だか果実のようなものがあった。
ユリノキ(花後)

望遠で撮影、これはユリノキだと直感、この公園は長いこと来ているけどこんなとこにはえていたのか。
ユリノキ(花後)

モクレン科なのでこれは萼じゃなく花被片かな、まだ果実が残っているのもあったかも、翼果だそうです。
ユリノキ(花後)

根本に行ってみました、縦溝が走るゴツゴツした樹皮、これで大きさ30cm以上あったでしょうか。北米原産で明治初期に入ってきたそうで公園や街路樹に使われるので植栽のイメージしかなかったけどこれは植えるような場所ではなくまず野生でしょう。
ユリノキ(樹皮)

上の方、この辺りまでは何とか辿れますが花をつけている細い枝は周りの樹木の枝と混じってハッキリ区別できないけどまず間違いないでしょう。
ユリノキ(樹皮)

反対側、斜面上から撮ってみました、左の高いのがユリノキ
ユリノキ(花後)

木々の間から撮ってみました、花期は5,6月、その頃は他の葉が茂っているだろうから撮れるかどうか。
ユリノキ(花後)

モクレン科ユリノキ属

(2月12日撮影)
2023. 02. 26  
ブロ友さんとこにスイバとギシギシのロゼットが載っていました、その才両者の葉の区別を調べたのでここでも撮ってみました。
ロゼットと言うには大きいですがこのようなのはよく見かけます。
エゾノギシギシ(ロゼット)

葉の裏の葉脈が網目状なのがギシギシ、網目が無いのがスイバ、なのでこれはギシギシ属
エゾノギシギシ(ロゼット)

葉身基部が丸みを帯びるのがギシギシ属、スイバは先端が尖る。
エゾノギシギシ(ロゼット)

葉柄上側が少し凹む、ギシギシ属は溝状に深くなるそうです。
エゾノギシギシ(ロゼット)

より小さなロゼット、問題はどのギシギシかだ、「雑草の芽生えハンドブック1,2」はギシギシ、エゾノギシギシ、アレチギシギシ、ナガバギシギシの4種類が載っていましたが葉柄が短いなどからエゾノギシギシかなと思います、花が咲いたら確かめて見なくては。
エゾノギシギシ(ロゼット)

直ぐ側により小さなロゼットがありました、これも当然ギシギシ属かと思いましたが
スイバ(ロゼット)

葉身基部が尖っています、スイバでした、葉柄上側も溝というほどではないが凹みが深そう。
スイバ(ロゼット)

葉の裏も網目状にはなっていませんでした、スイバ確定。
スイバ(ロゼット)

タデ科ギシギシ属

(2月12日撮影)
2023. 02. 25  
近所でポチポチ咲き始めていたオドリコソウ
オドリコソウ

以前は時には前年12月頃から咲き始めることもあったんですが最近はすっかり遅くなっています、株数自体は以前と変わりなく多く生えているんですが。まー以前が異常だったと言えないこともない。
オドリコソウ

この日はスマホでの撮影練習の為撮ってみました。
オドリコソウ

この程度のアップでも撮りにくい、どうしてもスマホ自体の影が入り込みます。
オドリコソウ

更にアップ、全般に露出オーバー、スマホ側で調整できますが明るい日差しの中ではモニタ画面が見づらい。
(PC側で画像調整してます)
オドリコソウ

横向きアップは更にしづらく、下から見上げる画像はことごとく失敗。
オドリコソウ

マクロレンズを付けて撮ってみましたが焦点深度が極端に小さい、何とか撮れていますが5枚とって使えそうなのはこれだけでした。やはり野草に関しては当分現デジカメを使おう、でもこれも相当古く何時まで持つかだ、特にバッテリーが心配、専用はこういう時困る。
オドリコソウ

シソ科オドリコソウ属

(2月22日撮影)
2023. 02. 25  
正月に見たガガイモの果実、一ヶ月以上経っているのに殆ど変わりがありません、同じアングルで撮っていて背景のヤブツバキが多く咲いているのが違うくらい。
ガガイモ(果実)

左側のは多少開いてきていますがまだ種子は殆ど飛んでいません、右側のは全く変わりなし、果実が捻れているので開くのもむずかしくなったのでしょうか。
ガガイモ(果実)

もう一つのも開いてきてはいますが種子は殆ど飛び出していません。
ガガイモ(果実)

結実率が悪いのに種子が飛んでいかないとますます少なくなるぞ、もう一ヶ所で見ていたのはすっかり飛び散っていました、果実も正常に開く必要があるようです。一度撮っているしネタにするつもりがなかったからこの4枚しか撮ってなかった(^^;)
ガガイモ(果実)

キョウチクトウ科ガガイモ属

(2月12日撮影)
2023. 02. 24  
キョウチクトウ科は果実があまりならないことが多い、ガガイモしかり、テイカカズラしかり、スズサイコしかり、フナバラソウしかり、その代表のキョウチクトウもまたしかり、ただインド原産で日本には花粉を運んでくれる昆虫が少なくクローンも多いのも原因のようです。
そんな中で初めて見つけたキョウチクトウの果実、これで長さ5,6cmくらい。
キョウチクトウ(果実・種子)

果実を見られただけでもラッキーなのに種子まで見ることが出来ました、先端の方はもう飛んでいったのでしょうか、でもこれだけ残っていれば十分。
キョウチクトウ(果実・種子)

茶色い種髪
キョウチクトウ(果実・種子)

果皮の外側は細かな縦溝が走っています。
キョウチクトウ(果実・種子)

内側にも縦溝だが白っぽくすべすべ、仲間のガガイモに似ています。
キョウチクトウ(果実・種子)

一つだけ取り出して撮ってみました。
キョウチクトウ(果実・種子)

ひっくり返して撮影、僅かな風でも飛んで撮りにくい。
キョウチクトウ(果実・種子)

種子は細かな毛に覆われています、長さ3,4mmくらい。
キョウチクトウ(果実・種子)

ガガイモの種髪はほんとフワフワですがこちらはやや固そう。
キョウチクトウ(果実・種子)

もう一つありました、先端にあるのは花柱の痕跡でしょうか、こちらはまだ開いていないけど先端に種髪が見えているから開きかけているかな。
キョウチクトウ(果実・種子)

キョウチクトウ科キョウチクトウ属

(2月12日撮影)
2023. 02. 23  
花冠が随分開いているので撮影、葉の照りなどからこれはサザンカじゃなくツバキ
ツバキ

雄しべの広がり具合などからヤブツバキじゃなくツバキの一品種のようです。
ツバキ

中央に雌しべ、花柱に花粉が降り掛かっている。
ツバキ

葯ドアップ、花粉の粒々が見えるから極端に微小なわけでもなさそう、検索してみたら0.045mm前後だとか、数字が細かいと正確そうに見えるけど当然大きさに違いはあるだろうし最後の”5”はいらんだろ。
ツバキ

花弁にも花粉が落ちています。
ツバキ

花糸と花弁の間に僅かに蜜が出ていました、サザンカとは大違いだ。
ツバキ

子房は無毛だそうですが雄しべが邪魔をしていてよくわからない、サザンカの子房は毛というより突起がありましたがこれは平滑のように見えます、サザンカならここまで見るとたいてい蜜があるのだがこれは全く見られない。
ツバキ

こちらは別のヤブツバキ、正月の時と比べてそんなに違いはないですが
ヤブツバ<br>キ

地面に多く落ちていました。
ヤブツバキ

丸ごと落花するので首が落ちるを連想させて江戸時代の武士に嫌われた、と言うのはどうやら俗説のようです。
ヤブツバキ

花糸基部が合着して円筒状、更に花弁にも合着しています、花糸基部が赤くなっていてまるで花弁の色が滲み出てきているよう
ヤブツバキ

意味もなく下の穴から雄しべを撮ってみました。
ヤブツバキ

ツバキ科ツバキ属

(2月12日撮影)
2023. 02. 22  
相変わらずスミレ属が咲いていない、ここに僅かにコスミレが咲いていただけ、スミレは結局見当たらなかった。
コスミレ

まともに開いていたのはこれ一つだけ。
コスミレ

しかも側弁が捻れて蕊を隠していた。
コスミレ

隠すな隠すな(笑)
コスミレ

隠されていれば見たくなるよね(違)、上唇をとってみました、西日本のコスミレは側弁に毛があるヒゲコスミレが多いそうですがこれは無毛でした。蕊が見たかったがさすがに指では難しい、カッターで切るのも難しそうだし何か工夫しなければ。
コスミレ

スミレ科スミレ属

(2月12日撮影)
2023. 02. 21  
キランソウはだいぶ咲いてきていました、地面にへばりつくように葉を広げるのでこれも草刈りには強そう、でも季節が進むとだんだん立ち上がってきます、他の野草が成長してくるとこのままでは日当たりが悪くなるためでしょうか。
キランソウ

地面際に花を咲かせるので撮るのは意外と難しくあまり接近すると陰になってしまいます。
キランソウ

シソ科らしい長短2組の雄しべ、約から花粉が出ています、正面からくる昆虫を待ち構える作戦、雌しべは見えてないかな。
キランソウ

こちらは葯が開いて無くて赤褐色
キランソウ

雌しべが写っているのがありました、2裂、先端の柱頭が白いのがわかります、これは短い雄しべより更に短い、長い雌しべも見たことあるけど短花柱長花柱花タイプがあるんでしょうか。
キランソウ

下唇中央裂片の模様、シソ科全般に筋+斑紋で構成。
キランソウ

開花直前の蕾、下唇側裂片は既に開き始めているようです。
キランソウ

シソ科キランソウ属

(2月12日撮影)
プロフィール

平家蟹

  • Author:平家蟹
  • 花盗人の花日記
    へようこそ!!

    ホームページ秋吉台の花々を開設しました。
    個々の植物の記事を花・果実・芽生え等1元的にまとめています(秋吉台以外の花もあり)
FC2ブログランキング

ブログ内検索
Comments...A
<>+-
カレンダー
Pulldown 降順 昇順 年別

01月 | 2023年02月 | 03月
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 - - - -
プルダウンリスト
QRコード
QR