2023.
03.
31
空地になって半年くらい、そこにイヌコハコベが群生していた、以前は道路向かいの石垣の隙間に細々生えていたんですがそちらはあまり見られなくなっていたけどこんな場所に引越していたのか。

花弁はなく萼片基部に赤紫色の斑紋があるのが特徴

斑紋の色が薄いのもあります。

花弁がないので花なのか花後なのか分かりにくい、これは左が多分蕾、中央は花、右は花後と思われます。

これは開いた花、柱頭が3裂しているのがわかります、花粉を出している葯も見えている。

萼片には毛が多く腺毛が交じる。

萼片の中から花被が伸びているのでこれはもう果実期。

中に種子が入っています、ナデシコ科らしい突起がある種子。

これで一株、四方八方に茎を伸ばしているのがわかります、芽生えを探してみたが見つからず。気になる芽生えが見えていますが。

ナデシコ科ハコベ属
(3月10日撮影)

花弁はなく萼片基部に赤紫色の斑紋があるのが特徴

斑紋の色が薄いのもあります。

花弁がないので花なのか花後なのか分かりにくい、これは左が多分蕾、中央は花、右は花後と思われます。

これは開いた花、柱頭が3裂しているのがわかります、花粉を出している葯も見えている。

萼片には毛が多く腺毛が交じる。

萼片の中から花被が伸びているのでこれはもう果実期。

中に種子が入っています、ナデシコ科らしい突起がある種子。

これで一株、四方八方に茎を伸ばしているのがわかります、芽生えを探してみたが見つからず。気になる芽生えが見えていますが。

ナデシコ科ハコベ属
(3月10日撮影)
2023.
03.
31
今年はハナニラも随分遅かった、もう大分咲いてきていますがこの日はパラパラ程度。

この日は花なら何でも撮る状態でした。

蕊拡大、雄しべは6本だが長短2組なのがわかる、でも極端な違いはない。柱頭は2裂しているかな、微突起があるようです。

花被片が7枚のもありました。

雄しべも7本、花被片1枚毎に雄しべが1本ついているようです、雌しべも1本余計にあるような。

これもスマホで撮影、特に明るくなることもなく自然に撮れている。

ホワイトバランスはオートにしているけど前のフキは日陰の場所、その差があるんでしょうか。

望遠で撮影、柱頭の微突起も写っている、日当たりの有無が大きく影響しているかな。

ヒガンバナ科ハナニラ属
(3月10日撮影)

この日は花なら何でも撮る状態でした。

蕊拡大、雄しべは6本だが長短2組なのがわかる、でも極端な違いはない。柱頭は2裂しているかな、微突起があるようです。

花被片が7枚のもありました。

雄しべも7本、花被片1枚毎に雄しべが1本ついているようです、雌しべも1本余計にあるような。

これもスマホで撮影、特に明るくなることもなく自然に撮れている。

ホワイトバランスはオートにしているけど前のフキは日陰の場所、その差があるんでしょうか。

望遠で撮影、柱頭の微突起も写っている、日当たりの有無が大きく影響しているかな。

ヒガンバナ科ハナニラ属
(3月10日撮影)
2023.
03.
30
民家と民家の間の隙間のような場所に生えていたフキ、民家の近くで生えているのを割りと見かけますが植えられていたのが逸出したのでしょうか、でも庭に植えられているのは見たことがなく買って植えられていたものの子孫なのかな。

横から見ると葉腋から花柄を伸ばしているのがわかります、この後上部が伸びてきて花が疎らになっていく。

雌雄異株、これは筒状花だけなので雄株のようです。

筒状花は5弁、中に葯筒の先端が見えている。

葯筒の下に花糸がなんとか見えている、葯筒先端の突起のようなのは花粉でしょうか、中央部ではまだ見えてないかな。

これもスマホで撮ってみました、明るいというより人工的に着色されたような感じ、デジカメだって何らかの操作はされているでしょうが。

5cm程度なら問題なし。

更に近づける、やはり甘いですが葯筒先端の花粉のようなのがなんとか分かる、さすがにこれではまだ全面的に移行出来ませんが。

マクロレンズ装着、この距離では特に無しのと変わりなし。

マクロの方がより接近できるような気もしますがその差は微妙、取り付ける面倒さを考えると無しでもいいかな、気分次第になりそう(^^;)

キク科フキ属
(3月10日撮影)

横から見ると葉腋から花柄を伸ばしているのがわかります、この後上部が伸びてきて花が疎らになっていく。

雌雄異株、これは筒状花だけなので雄株のようです。

筒状花は5弁、中に葯筒の先端が見えている。

葯筒の下に花糸がなんとか見えている、葯筒先端の突起のようなのは花粉でしょうか、中央部ではまだ見えてないかな。

これもスマホで撮ってみました、明るいというより人工的に着色されたような感じ、デジカメだって何らかの操作はされているでしょうが。

5cm程度なら問題なし。

更に近づける、やはり甘いですが葯筒先端の花粉のようなのがなんとか分かる、さすがにこれではまだ全面的に移行出来ませんが。

マクロレンズ装着、この距離では特に無しのと変わりなし。

マクロの方がより接近できるような気もしますがその差は微妙、取り付ける面倒さを考えると無しでもいいかな、気分次第になりそう(^^;)

キク科フキ属
(3月10日撮影)
2023.
03.
30
古い住宅街の隙間のような空き地に咲いていた黄色い花、キクザキリュウキンカのようです、近くに植えられているのがあるかもしれないけど見当たらず。

金属光沢のある花弁は8枚、多形で種内変異のおおきいそうです。

同じ場所だけどこれは花弁がホッソリ

萼片は3枚、花弁とは大きさが違う程度。

多数の雄しべ、葯は2室で外を向く。

花弁基部にある滲みは蜜腺溝、これはウマノアシガタと同様。

雄しべが開いて雌しべが見やすくなっています、柱頭に微突起、2裂しているかな。

花弁と雄しべが散って雌しべだけが残っています、こちらの方が柱頭が2裂した様子がわかる、子房についているのは花粉かな。

葉は全縁で心臓形、これも艶がある。

これもスマホで撮ってみました、う~ん、いつもこんなに撮れたらなデジカメいらんな(汗)

でも拡大するとまだまだ

キンポウゲ科キクザキリュウキンカ属
(3月10日撮影)

金属光沢のある花弁は8枚、多形で種内変異のおおきいそうです。

同じ場所だけどこれは花弁がホッソリ

萼片は3枚、花弁とは大きさが違う程度。

多数の雄しべ、葯は2室で外を向く。

花弁基部にある滲みは蜜腺溝、これはウマノアシガタと同様。

雄しべが開いて雌しべが見やすくなっています、柱頭に微突起、2裂しているかな。

花弁と雄しべが散って雌しべだけが残っています、こちらの方が柱頭が2裂した様子がわかる、子房についているのは花粉かな。

葉は全縁で心臓形、これも艶がある。

これもスマホで撮ってみました、う~ん、いつもこんなに撮れたらなデジカメいらんな(汗)

でも拡大するとまだまだ

キンポウゲ科キクザキリュウキンカ属
(3月10日撮影)
2023.
03.
29
スミレは相変わらず少なく遅い、この日この公園で見かけたのはコスミレだけ。

花がどれも同じ方向を向いてスミレ姉妹。

柱頭はカマキリの頭型、側弁は無毛。

これもスマホで撮ってみました、やはり明るく写るな。

手前の花に焦点を合わせたつもりが後方の花にあってしまった。元の画像だと鮮明に見えたけど切り取って拡大してみるとやあり細部が潰れている。

望遠で撮影、これだけ撮れればOK、この柱頭は扁平に見える。

マクロレンズで撮影、設定を変えていないはずなのにこれは明るくなることがなく一番よかった。

切り取っていますがこれだけ撮れればOK

更に接近拡大、望遠で撮ったのとそれ程変わらないかな。

スミレ科スミレ属
(3月10日撮影)

花がどれも同じ方向を向いてスミレ姉妹。

柱頭はカマキリの頭型、側弁は無毛。

これもスマホで撮ってみました、やはり明るく写るな。

手前の花に焦点を合わせたつもりが後方の花にあってしまった。元の画像だと鮮明に見えたけど切り取って拡大してみるとやあり細部が潰れている。

望遠で撮影、これだけ撮れればOK、この柱頭は扁平に見える。

マクロレンズで撮影、設定を変えていないはずなのにこれは明るくなることがなく一番よかった。

切り取っていますがこれだけ撮れればOK

更に接近拡大、望遠で撮ったのとそれ程変わらないかな。

スミレ科スミレ属
(3月10日撮影)
2023.
03.
29
やっと咲いていたウマノアシガタ、この公園だと1月に咲くのが普通なんですけどね、この日はこの一輪だけ、背景にシロバナタンポポ、これは随分咲いていた。

何故か凄くできの悪い写り、ブレたわけでも風で揺れたわけでもなさそうだけど。何時もなら何枚も撮って映りの良いのを選ぶんだけどウマノアシガタでは力が入らず(^^;)

キツネノボタンと区別するため萼片を撮ります、キツネノボタンは反り返る、この公園では見たことないですが。

これもスマホで撮影、こちらの方が写りがいい。

接近しすぎるとやはり画像があまい、花弁基部の滲みのように見えているのが蜜腺溝。

キンポウゲ科キンポウゲ属
(3月10日撮影)

何故か凄くできの悪い写り、ブレたわけでも風で揺れたわけでもなさそうだけど。何時もなら何枚も撮って映りの良いのを選ぶんだけどウマノアシガタでは力が入らず(^^;)

キツネノボタンと区別するため萼片を撮ります、キツネノボタンは反り返る、この公園では見たことないですが。

これもスマホで撮影、こちらの方が写りがいい。

接近しすぎるとやはり画像があまい、花弁基部の滲みのように見えているのが蜜腺溝。

キンポウゲ科キンポウゲ属
(3月10日撮影)
2023.
03.
28
舗装の隙間に生えたミチタネツケバナ、根生葉の広がりが好きなので時々撮ってます、これはちょっと邪魔な根生葉がある、やはり隙間でも競争は激しい。

根生葉からまっすぐ茎を伸ばして花を咲かせる、既に果実もなっています、上部ではピントを合わせにくいのでちょっと下向きにして撮ったら上が少し欠けてしまった。

花が咲いてすぐ果実になります、あまり開出しないのがミチタネツケバナ、タネツケバナは開く。

アブラナ科らしい十字花、雄しべは4本、柱頭は2裂、右奥の花は子房が赤くなってきて果実になりかけている、左の花も少し赤い。

これもスマホで撮ってみました、露出補正して無いせいか明るく写っている(デジカメは普段-2/3補正)、左上の溝にはキュウリグサの根生葉、さすがに水が流れっぱなしだったら生えることは出来ないだろうな。

更に近づけて、この程度なら問題なし。

望遠で撮影、やはり甘くなる。

マクロレンズで撮影、何時もこんなに撮れたらいいんだが。

更に接近、望遠で撮ったのとそんなに違いはないけどこちらの方はより細かく撮れているかな、柱頭が2裂というか窪んでいるのがわかります。

アブラナ科タネツケバナ属
(3月10日撮影)

根生葉からまっすぐ茎を伸ばして花を咲かせる、既に果実もなっています、上部ではピントを合わせにくいのでちょっと下向きにして撮ったら上が少し欠けてしまった。

花が咲いてすぐ果実になります、あまり開出しないのがミチタネツケバナ、タネツケバナは開く。

アブラナ科らしい十字花、雄しべは4本、柱頭は2裂、右奥の花は子房が赤くなってきて果実になりかけている、左の花も少し赤い。

これもスマホで撮ってみました、露出補正して無いせいか明るく写っている(デジカメは普段-2/3補正)、左上の溝にはキュウリグサの根生葉、さすがに水が流れっぱなしだったら生えることは出来ないだろうな。

更に近づけて、この程度なら問題なし。

望遠で撮影、やはり甘くなる。

マクロレンズで撮影、何時もこんなに撮れたらいいんだが。

更に接近、望遠で撮ったのとそんなに違いはないけどこちらの方はより細かく撮れているかな、柱頭が2裂というか窪んでいるのがわかります。

アブラナ科タネツケバナ属
(3月10日撮影)
2023.
03.
27
舗装の隙間に生えていたオランダミミナグサ、この日はあちこちで割りと咲いていました。

ミミナグサは同時に一つ二つくらいしか咲きませんがこちらは多くの花を咲かせます、そもそも町中でミミナグサを見かけることはまずありませんが。

5枚の花弁、先端は中裂というか浅裂、雄しべは10本、どれも長さが揃っている、柱頭は5本、微突起がある、

萼片には毛が密生、腺毛が混じっている。

茎は赤紫色を帯びているが直ぐ側の株では緑色のもありました、この色だけではミミナグサとの区別は難しそう。

これもスマホで撮ってみました。

若干鮮鋭さに架けるような気もしますがこれだけ撮れればOK。

オランダミミナグサは花が閉じる時先端が萼片から出るがミミナグサは出ない、でもこの左右のは閉じた花なのか今から開く花なのか分かりにくい。左側のは果実が見えています、まだ先端に花柱や柱頭が残っている。

おまけ、この辺りで大群生していたスズメノエンドウ、花はまだだった、同じ場所にカラスノエンドウも、葉の大きさの違いがわかります。

ナデシコ科ミミナグサ属
(3月8日撮影)

ミミナグサは同時に一つ二つくらいしか咲きませんがこちらは多くの花を咲かせます、そもそも町中でミミナグサを見かけることはまずありませんが。

5枚の花弁、先端は中裂というか浅裂、雄しべは10本、どれも長さが揃っている、柱頭は5本、微突起がある、

萼片には毛が密生、腺毛が混じっている。

茎は赤紫色を帯びているが直ぐ側の株では緑色のもありました、この色だけではミミナグサとの区別は難しそう。

これもスマホで撮ってみました。

若干鮮鋭さに架けるような気もしますがこれだけ撮れればOK。

オランダミミナグサは花が閉じる時先端が萼片から出るがミミナグサは出ない、でもこの左右のは閉じた花なのか今から開く花なのか分かりにくい。左側のは果実が見えています、まだ先端に花柱や柱頭が残っている。

おまけ、この辺りで大群生していたスズメノエンドウ、花はまだだった、同じ場所にカラスノエンドウも、葉の大きさの違いがわかります。

ナデシコ科ミミナグサ属
(3月8日撮影)
2023.
03.
26
ヒメウズはもうだいぶ咲いていました、早くから咲いていますが花期も結構長く5月頃まで咲いています。

茎を伸ばして下向きに花を咲かせる、これはまだあまり伸びてない方。

舗装の隙間にも生えている、こういう場所は意外と優良物件、早い者勝ち。

周りの白いのは萼片で中央の円筒状のが花弁、同じような構造でもスイセンだと周囲のが花弁で中のは副花冠、何が違うんでしょうか。

更に拡大、光に透かしてみました、少し色づいている。花弁の中に雄しべが見えている、柱頭も見えているがこれでは分かりにくい。

これは雌しべが伸びているのがわかります、緑色の花柱と白い柱頭。

柱頭が曲がっているのもわかります、微突起があるのか花粉がついているのか。

既に果実が出来ていました、先端に雌しべが残っている、中東先端が膨らんでいるのも分かる。

これもスマホで撮ってみましたがなんとか撮れたのはこの1枚だけ、もうまるでピントが合わない。

キンポウゲ科ヒメウズ属
(3月8日撮影)

茎を伸ばして下向きに花を咲かせる、これはまだあまり伸びてない方。

舗装の隙間にも生えている、こういう場所は意外と優良物件、早い者勝ち。

周りの白いのは萼片で中央の円筒状のが花弁、同じような構造でもスイセンだと周囲のが花弁で中のは副花冠、何が違うんでしょうか。

更に拡大、光に透かしてみました、少し色づいている。花弁の中に雄しべが見えている、柱頭も見えているがこれでは分かりにくい。

これは雌しべが伸びているのがわかります、緑色の花柱と白い柱頭。

柱頭が曲がっているのもわかります、微突起があるのか花粉がついているのか。

既に果実が出来ていました、先端に雌しべが残っている、中東先端が膨らんでいるのも分かる。

これもスマホで撮ってみましたがなんとか撮れたのはこの1枚だけ、もうまるでピントが合わない。

キンポウゲ科ヒメウズ属
(3月8日撮影)
2023.
03.
25
公園の一角に咲いていたヒメオドリコソウ、私の身近ではあまりヒメオドリコソウは見かけませんがこの公園でも時折僅かに見かけるだけです。

普通上部の葉は赤紫色ですがここのはほぼ緑色

花筒外側は毛が密生、オドリコソウと言うよりはホトケノザに似ている、かと言ってヒメと言う程小さいわけでもないし。

下から見上げて、花だけでなく葉も毛が多い。

上唇に沿って長短2組の雄しべ、柱頭は写ってないかな。

垂れ下がっているように見えるのが柱頭のようです、自分自身の花粉がついているようです、こんなの初めてみたけど撮影時は気が付かなかった、気がつけばもっと接近しただろうにな。

花筒内部、ピントがあってないけど花糸はなんとか分かる、花柱もあるはずだが。

化身中央裂片は2裂、側裂片はあまり発達してないが突起のようになっている、まるでティラノサウルスの短い前足のよう。

これもスマホで撮ってみました、ちょっと鮮やかすぎてギスギスした感じがして好きになれない、画像処理の問題か。

この程度の距離なら問題なし。

接近しすぎると駄目ですね、ピントがあってないというより細部が潰れているのかな。

シソ科オドリコソウ属
(3月10日撮影)

普通上部の葉は赤紫色ですがここのはほぼ緑色

花筒外側は毛が密生、オドリコソウと言うよりはホトケノザに似ている、かと言ってヒメと言う程小さいわけでもないし。

下から見上げて、花だけでなく葉も毛が多い。

上唇に沿って長短2組の雄しべ、柱頭は写ってないかな。

垂れ下がっているように見えるのが柱頭のようです、自分自身の花粉がついているようです、こんなの初めてみたけど撮影時は気が付かなかった、気がつけばもっと接近しただろうにな。

花筒内部、ピントがあってないけど花糸はなんとか分かる、花柱もあるはずだが。

化身中央裂片は2裂、側裂片はあまり発達してないが突起のようになっている、まるでティラノサウルスの短い前足のよう。

これもスマホで撮ってみました、ちょっと鮮やかすぎてギスギスした感じがして好きになれない、画像処理の問題か。

この程度の距離なら問題なし。

接近しすぎると駄目ですね、ピントがあってないというより細部が潰れているのかな。

シソ科オドリコソウ属
(3月10日撮影)