2023.
05.
31
いつもの場所のヤブデマリ、ここは真下に車が止められるので楽。

生殖花を装飾花が取り囲む、生殖花は落花しているのが多くそろそろ終わりの頃のようでした。

装飾花は5裂、普通4枚が大きくなるのですがこれは3枚が大きく普通は極端に小さい1枚も多少大きい。

装飾花青空バック、まだ残っていますが多数が落花していました。

こちらも別の場所のいつもの株

ここでも装飾花が多数落花しています。

生殖花も僅かに残っていいる程度でした、装飾花が蝶のような姿をしているのが好み。

これも左右対称だが1枚が極端に小さい。

小さな生殖花、お蕊はハッキリしているが雌しべはあるかな、前の木もそうですがこの木も果実が生っているのを見たことがありません。

ガマズミ科ガマズミ属
(5月15日撮影)

生殖花を装飾花が取り囲む、生殖花は落花しているのが多くそろそろ終わりの頃のようでした。

装飾花は5裂、普通4枚が大きくなるのですがこれは3枚が大きく普通は極端に小さい1枚も多少大きい。

装飾花青空バック、まだ残っていますが多数が落花していました。

こちらも別の場所のいつもの株

ここでも装飾花が多数落花しています。

生殖花も僅かに残っていいる程度でした、装飾花が蝶のような姿をしているのが好み。

これも左右対称だが1枚が極端に小さい。

小さな生殖花、お蕊はハッキリしているが雌しべはあるかな、前の木もそうですがこの木も果実が生っているのを見たことがありません。

ガマズミ科ガマズミ属
(5月15日撮影)
2023.
05.
31
いつもの場所のハナウド、高いものだと2m近くあり花序も大きいので目立ちます。

複散形花序、昆虫にとっては天空の花園ならぬレストラン、こういう花序は誰でもいらっしゃいタイプ、選り好みしません。

これは一つの小花序、周囲の花が大きくなる。

横から見ると雄しべが突き出ているのがわかる、小花柄に毛が生えている。

外側の花も更に外側が大きくなる、4枚の花弁で先端が中裂。

花盤から花柱が出ているがまだ雄性期なので機能はしていない。

セリ科ハナウド属
(5月15日撮影)

複散形花序、昆虫にとっては天空の花園ならぬレストラン、こういう花序は誰でもいらっしゃいタイプ、選り好みしません。

これは一つの小花序、周囲の花が大きくなる。

横から見ると雄しべが突き出ているのがわかる、小花柄に毛が生えている。

外側の花も更に外側が大きくなる、4枚の花弁で先端が中裂。

花盤から花柱が出ているがまだ雄性期なので機能はしていない。

セリ科ハナウド属
(5月15日撮影)
2023.
05.
31
植栽でしょうがもう完全に放置状態のバラ、ナニワイバラのようなので撮ってみました。

大きさ6、7cm程、5弁花ですが花弁が大きいので隙間がない、これは花の終わりの頃で葯が褐色になっています。

これは開き始めの花、まだ花弁は平開していない、葯は黄色。

雌しべはイマイチはっきりしない、果実がなるからあるんでしょうが。

花弁が散った後でもまだ葯が残っている、萼片に毛、腺毛も混じっているようです。

子房や花柄に棘状の毛、これも腺毛が混じっている。

茎にも毛、もう毛なのか棘なのかわからない状態、これも腺毛が混じっている、左側の線形のは托葉のようです。

照りのある3小葉、明け方まで雨が降っていたので濡れている。

バラ科バラ属
(5月15日撮影)

大きさ6、7cm程、5弁花ですが花弁が大きいので隙間がない、これは花の終わりの頃で葯が褐色になっています。

これは開き始めの花、まだ花弁は平開していない、葯は黄色。

雌しべはイマイチはっきりしない、果実がなるからあるんでしょうが。

花弁が散った後でもまだ葯が残っている、萼片に毛、腺毛も混じっているようです。

子房や花柄に棘状の毛、これも腺毛が混じっている。

茎にも毛、もう毛なのか棘なのかわからない状態、これも腺毛が混じっている、左側の線形のは托葉のようです。

照りのある3小葉、明け方まで雨が降っていたので濡れている。

バラ科バラ属
(5月15日撮影)
2023.
05.
30
名前の通り藪の中に咲いているヤブタビラコ、カキドオシも見えています、この周囲は草刈りされているのに何故かここだけ残している、ヤブタビラコが咲いているせいだと思いたい。

9時頃見た時は花は完全に閉じていましたが12時頃見ると全開状態でした。

コオニタビラコと比べると背型価格なるがヒョロヒョロとしています。

舌状花の数は12-20枚、これは12枚でヤブタビラコとしては少ない、コオニタビラコよりは多いですが舌状花の数だけでは判断できない。

横から、2裂した柱頭も撮らなくちゃ。

光が当たっていると白飛び、左のは膨らみ始めた果実、右の総苞と比べると随分大きくなっています。

茶色い痩果、萼片の緑色のと対比が印象的、冠毛はないので綿毛にはなりません。

総苞が開き始めた頃、もう痩果は十分熟して茶色です。

キク科ヤブタビラコ属
(5月15日撮影)

9時頃見た時は花は完全に閉じていましたが12時頃見ると全開状態でした。

コオニタビラコと比べると背型価格なるがヒョロヒョロとしています。

舌状花の数は12-20枚、これは12枚でヤブタビラコとしては少ない、コオニタビラコよりは多いですが舌状花の数だけでは判断できない。

横から、2裂した柱頭も撮らなくちゃ。

光が当たっていると白飛び、左のは膨らみ始めた果実、右の総苞と比べると随分大きくなっています。

茶色い痩果、萼片の緑色のと対比が印象的、冠毛はないので綿毛にはなりません。

総苞が開き始めた頃、もう痩果は十分熟して茶色です。

キク科ヤブタビラコ属
(5月15日撮影)
2023.
05.
30
サイハイランと同じ場所にユキノシタが咲いていた、ここは秋吉台では早く咲く場所で5月の連休の頃咲き始めます。

完全に役割分担した5枚の花弁

横から見ると雌しべが突き出ているのがわかる、柱頭が膨らんでいるように見えますがあれは雄しべの葯、偶然重なってしまった。

葉も茎も毛だらけ、若い葉は天ぷらにして食べられるそうだけどこんな毛だらけではね、食べたこと無いけど。

(5月15日撮影)
前のはよく撮れなかったので後日別の場所で撮ってみました。

10本の雄しべはまだ葯が残っている、時間が経つと葯だけ落ちます、上3枚の花弁はピンクの地に赤い斑紋、基部に黄色い斑紋がある、黄色い花盤は半周だけ、まるでティアラ。

長い花柱が伸びるが柱頭は膨らんでいない、花盤から蜜が出ているようで滲んでいるように見える。

萼や花柄に赤い腺毛、これが撮りたくてここで撮ってみたけど腺毛の様子がわかりにくいな。

(5月27日撮影)
ユキノシタ科ユキノシタ属

完全に役割分担した5枚の花弁

横から見ると雌しべが突き出ているのがわかる、柱頭が膨らんでいるように見えますがあれは雄しべの葯、偶然重なってしまった。

葉も茎も毛だらけ、若い葉は天ぷらにして食べられるそうだけどこんな毛だらけではね、食べたこと無いけど。

(5月15日撮影)
前のはよく撮れなかったので後日別の場所で撮ってみました。

10本の雄しべはまだ葯が残っている、時間が経つと葯だけ落ちます、上3枚の花弁はピンクの地に赤い斑紋、基部に黄色い斑紋がある、黄色い花盤は半周だけ、まるでティアラ。

長い花柱が伸びるが柱頭は膨らんでいない、花盤から蜜が出ているようで滲んでいるように見える。

萼や花柄に赤い腺毛、これが撮りたくてここで撮ってみたけど腺毛の様子がわかりにくいな。

(5月27日撮影)
ユキノシタ科ユキノシタ属
2023.
05.
30
秋吉台の麓、県道脇に咲いているサイハイラン、時間が無いのでここも確実な場所を訪問、実際は別の花の対でですが。

前回は個別の花を十分撮れなかったので撮影、萼片と側花弁が同じような色合い、側花弁はやや小さく色も微妙に違うかな。

長く突き出た蕊柱、これを見るとどうしても豚の鼻を思い浮かべる。

これは上の方がまだ蕾、上向きのようですが開くとだんだん下向きになるようです、やはり重たいせいか。

草むらの中にも咲いていました、結局ここで10株程咲いていました。

細長いのはみなサイハイランの葉、一株一葉だから7株程あるようですが花茎を伸ばしているのは2つだけ、小さい内は花を咲かせないのかな。

ラン科サイハイラン属
(5月15日撮影)

前回は個別の花を十分撮れなかったので撮影、萼片と側花弁が同じような色合い、側花弁はやや小さく色も微妙に違うかな。

長く突き出た蕊柱、これを見るとどうしても豚の鼻を思い浮かべる。

これは上の方がまだ蕾、上向きのようですが開くとだんだん下向きになるようです、やはり重たいせいか。

草むらの中にも咲いていました、結局ここで10株程咲いていました。

細長いのはみなサイハイランの葉、一株一葉だから7株程あるようですが花茎を伸ばしているのは2つだけ、小さい内は花を咲かせないのかな。

ラン科サイハイラン属
(5月15日撮影)
2023.
05.
29
平尾台では水田系の野草はまず望めないのでこちらでは田圃系の野草を探してみましたが休耕田が随分増えているような印象を受けました、現役に田圃もまだ田植え前で野草はまだまだでした。
ここはナヨクサフジが生える田圃だけどすっかり鋤き返されていた。

漉き返しの後からでしょうか花が咲いていた。

まとまって生えているのもありました、絶対ナヨじゃないよね、不思議なことにこの区画ではよく生えてきますが周囲の区画では全く生えてこない。

幟旗を立てたような花序

赤紫の花、花自体は悪くないんですけどね、農家さんにとっては邪魔者そのものでしょうね。

旗弁に濃い筋模様、やはりこれがないとね。

青っぽいのもありました、花後じゃなく元々この色なのかな、旗弁の筒部が舷部の2倍だけどこれはそれ程違いはないような。

葉の基部に托葉、小葉縁に毛が生えている、茎に稜がありここにも短毛が生える。

巻きひげが絡み合っています、俺のもんだ俺のもんだと手を出し合っているよう。

マメ科ソラマメ属
(5月15日撮影)
ここはナヨクサフジが生える田圃だけどすっかり鋤き返されていた。

漉き返しの後からでしょうか花が咲いていた。

まとまって生えているのもありました、絶対ナヨじゃないよね、不思議なことにこの区画ではよく生えてきますが周囲の区画では全く生えてこない。

幟旗を立てたような花序

赤紫の花、花自体は悪くないんですけどね、農家さんにとっては邪魔者そのものでしょうね。

旗弁に濃い筋模様、やはりこれがないとね。

青っぽいのもありました、花後じゃなく元々この色なのかな、旗弁の筒部が舷部の2倍だけどこれはそれ程違いはないような。

葉の基部に托葉、小葉縁に毛が生えている、茎に稜がありここにも短毛が生える。

巻きひげが絡み合っています、俺のもんだ俺のもんだと手を出し合っているよう。

マメ科ソラマメ属
(5月15日撮影)
2023.
05.
29
秋吉台では多いキツネアザミ、平尾台ではまだなので適当に撮影

筒状花だけの頭花、潰れたような感じで咲く、それでなくても地味なのにね。

これはまるで野菊のような咲き方をしていた。

一応柱頭くるりんも撮っておこ。

下部の総包片に突起がある、タンポポでも見られます。

群生している場所もありました、麓の畑周辺や林道などで見られますが台地上では見かけないかな。

キク科キツネアザミ属
おまけ、群生していたヒレアザミ、2年前まではここにはなかった、すぐ近くにほそぼそ生えている場所がありましたがお留守している間にこんなとこに進出していたのか、背後は田植えの準備がされていますがこの区画は作物を育てていたことがない、時々いろんな花が群生したりします。

おまけその2,一面に広がっていたレンゲ、休耕田にポチポチ咲くのは見かけますがこんなに全面に生えているのは久しぶりに見かけました、植えたんじゃなく埋伏種子が一斉に芽生えたのかなと思います。

2日前大雨で水浸しになっています、キツネアザミも咲いている、他の野草を見に来たのだが見かけなかった、この状態ではとても中に入れない。

(5月15日撮影)

筒状花だけの頭花、潰れたような感じで咲く、それでなくても地味なのにね。

これはまるで野菊のような咲き方をしていた。

一応柱頭くるりんも撮っておこ。

下部の総包片に突起がある、タンポポでも見られます。

群生している場所もありました、麓の畑周辺や林道などで見られますが台地上では見かけないかな。

キク科キツネアザミ属
おまけ、群生していたヒレアザミ、2年前まではここにはなかった、すぐ近くにほそぼそ生えている場所がありましたがお留守している間にこんなとこに進出していたのか、背後は田植えの準備がされていますがこの区画は作物を育てていたことがない、時々いろんな花が群生したりします。

おまけその2,一面に広がっていたレンゲ、休耕田にポチポチ咲くのは見かけますがこんなに全面に生えているのは久しぶりに見かけました、植えたんじゃなく埋伏種子が一斉に芽生えたのかなと思います。

2日前大雨で水浸しになっています、キツネアザミも咲いている、他の野草を見に来たのだが見かけなかった、この状態ではとても中に入れない。

(5月15日撮影)
2023.
05.
29
この日は時間があまりないので確実に見られる場所を優先、クマツヅラもそう、でも早すぎたかまだ小さなのが僅かに生えている程度でした、これも高さ15cmくらい、それでもしっかり花を咲かせている。

でも早朝だったので朝露ビッシリ

これはこれで綺麗なんですが花を撮るには不向き。

花軸や萼に腺毛があるけどこれは朝露が付いた毛、中央左側辺りに何とか腺毛が確認できます。

茎の下の方にも朝露、腺毛も何とか確認できますが腺毛の方が朝露がつきやすいのかな。

クマツヅラ科クマツヅラ属
(5月15日撮影)

でも早朝だったので朝露ビッシリ

これはこれで綺麗なんですが花を撮るには不向き。

花軸や萼に腺毛があるけどこれは朝露が付いた毛、中央左側辺りに何とか腺毛が確認できます。

茎の下の方にも朝露、腺毛も何とか確認できますが腺毛の方が朝露がつきやすいのかな。

クマツヅラ科クマツヅラ属
(5月15日撮影)
2023.
05.
28
何時もの場所のコキンバイザサ、この日は時間がないので確実に咲いているだろう場所に行ってきました、咲いてはいたけどまだ少なかった。

草むらの中に埋もれるように咲いているので撮りにくい、イメージが似ているニガナも咲いているので間違えることはないけど黄色い花に目が反応するのでちょっと邪魔になる。

6枚の花被片は内と外があります、外花被片の方が少し大きく先端に白い毛が生えている。

右側の長毛が疎らに生えているのがこの子の葉、まるで単子葉植物のようで花が咲いてないと葉だけではわかりません。

キンバイザサ科コキンバイザサ属
(5月15日撮影)

草むらの中に埋もれるように咲いているので撮りにくい、イメージが似ているニガナも咲いているので間違えることはないけど黄色い花に目が反応するのでちょっと邪魔になる。

6枚の花被片は内と外があります、外花被片の方が少し大きく先端に白い毛が生えている。

右側の長毛が疎らに生えているのがこの子の葉、まるで単子葉植物のようで花が咲いてないと葉だけではわかりません。

キンバイザサ科コキンバイザサ属
(5月15日撮影)