2023. 05. 04  
ハマダイコンの側にキショウブが咲いていた、ここは去年も来ているけどこの場所にキショウブが咲いてなかったのは確か、野山ではよく見かけますがこんな海の側でも生えることが出来るとはね。要注意外来生物に指定されるのも納得。
キショウブ

海を背景に、勝手にストロボが点いてしまった、カメラアプリのストロボ等の設定が画面上部にありそこをうっかり触ってストロボモードになることがあります、この場合はうまくいった。(スマホ)
キショウブ

名前の通り全身黄色、蕾はまるでドリル。
キショウブ

花を摘んで枯れ草の上において撮影、こういうのはやりやすい。大きなのが外花被片、その間の小さなのが内花被片、外花被片基部を覆っている白い筋が入っているのが雌しべの柱頭。(スマホ)
キショウブ

雌しべを取り除いてみました、内花被片はもう痕跡状態、外花被片基部に大きな1本の雄しべ。
キショウブ

大きな外花被片、基部に斑紋。
キショウブ

これが蜜標になるんでしょうね。
キショウブ

長い葯、2室からなり下側が開いて花粉が出ている、中に入り込んだ昆虫の背中に花粉を振りかける。
キショウブ

アヤメ科アヤメ属

(4月21日撮影)
2023. 05. 04  
前の記事のハマエンドウとは少し離れた海岸、ここでハマエンドウとハマダイコンが隣り合って群生しています。
ハマダイコン

よく似たムラサキハナナは茎が真っすぐ立っていますがこちらは随分ゴチャゴチャしている、風が強いせいもあるんでしょうか。(スマホ)
ハマダイコン

花は大きいので撮りやすい、蕾の状態から開き始めると直ぐに全開状態になるようだ。
ハマダイコン

花の色は色々、これは花弁上半分が赤紫。
ハマダイコン

これは大分白っぽい。
ハマダイコン

既に果実が出来ていました、括れるのが特徴、裂開はしない。
ハマダイコン

下の方の母羽状に裂けるが上の方は裂けない、基部は茎を抱かない、ムラサキハナナは茎を抱く。
ハマダイコン

この日は風が強くて立ったままの花はスマホで撮りづらく倒れているのを撮ってみました。(スマホ)
ハマダイコン

6本の雄しべ、扁平な柱頭、もう大きな花ならスマホでもいいかな、両方撮っていいとこ取りしよう。(スマホ)
ハマダイコン

アブラナ科ダイコン属

(4月21日撮影)
2023. 05. 04  
海岸の波消しブロックの隙間に群生していたハマエンドウ、去年はここにヤセウツボが群生していたけど今年は全く見られず。(スマホ)
ハマエンドウ

茎の先端に総状花序をつける、これは蕾を含めて10個くらい、それでも直立している。
ハマエンドウ

旗弁の美しい筋模様(スマホ)
ハマエンドウ

当然花事に筋模様が微妙に違う。
ハマエンドウ

裏側は表程には目立たない。
ハマエンドウ

旗弁は最初は赤紫でだんだん青紫になってきます。
ハマエンドウ

すっかり青紫になった花。
ハマエンドウ

蕾の頃は緑色、少し色づき始めている、この頃の方が萼片の様子がよく分かる、上側の2枚は短く幅広い、下側は3枚かな、細長く尖る。
ハマエンドウ

下側から、翼弁が竜骨弁を抱えているような。
ハマエンドウ

竜骨弁が開いているのがありましたが蕊は見られず。
ハマエンドウ

小葉も大きく6-12枚
ハマエンドウ

先端は2本の巻きひげになる、何かに触れなくても既に丸まっている。
ハマエンドウ

基部の托葉も小葉と同じくらい大きい、付け根に突起のようなのが見えていますが花外蜜腺?、ただ殆どで見られなかった。
ハマエンドウ

マメ科レンリソウ属

(4月21日撮影)
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平家蟹

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