2023. 05. 05  
以前この場所で群生していたシロバナマンテマ、群生状態だったのはあの時だけでその後は周囲にパラパラと生える程度、特に群生していた場所(画面上辺り)は全く生えていません。
シロバナマンテマ

花弁基部に鱗片があるので花の中に花が咲いているよう。
シロバナマンテマ

鱗片は先端が2裂、雄しべは10本、雌しべは見えてないかな。
シロバナマンテマ

横から見ても雌しべは見えていない。
シロバナマンテマ

一番先端の花がピンク色、更に開くと白くなるんでしょうか、白花と言っても真っ白じゃないからややこしい。
シロバナマンテマ

蕊も出ていないような。
シロバナマンテマ

下の方は果実になっています、花弁は散るのではなく小さくなって果実に吸収されているような。
シロバナマンテマ

果実と言っても花の時とあまり変わりません、長毛と短い腺毛が密生、長い葉状のは苞でしょうか。
シロバナマンテマ

茎も毛が密生、根生葉はないようです、既に新しい葉が出ている、花を咲かせた茎は枯れて新たな茎を出すんでしょうか。
シロバナマンテマ

ナデシコ科マンテマ属

(4月21日撮影)
2023. 05. 05  
側溝の蓋の隙間にコバノタツナミが咲いていた、こんなとこによく生えているな、右上にキュウリグサ、もう随分伸びています。
コバノタツナミ

まだ咲き初め、上の方は蕾です、この仲間も種類が多くて区別が難しいけど幸か不幸かあまり出会っていません。
コバノタツナミ

シソ科は上唇が発達していないが花を除いて蕊が見づらい、その中でもこの仲間は見にくさトップクラス、蕊が殆ど見られません、これはまだ上唇の隙間から葯が見えていてマシな方。
コバノタツナミ

下唇は白地に青い斑紋、遺伝子のDNAを思い浮かべた。
コバノタツナミ

花冠外側に毛が生えている、葯が透けているんでしょうか、目玉のように見えている。
コバノタツナミ

葉は小さく鋸歯が少なく毛が多い、近所で見かけるのはこれだけだから迷うことはない。
コバノタツナミ

これもスマホ撮影、上からだといいけど正面からだとまるでピントが合わなかった。
コバノタツナミ

シソ科タツナミソウ属

(4月21日撮影)
2023. 05. 05  
ノハカタカラクサを撮ったので比較の為にミドリハカタカラクサを撮影、これは幾らでもあります、ここは花がまだあまり咲いてないけど全部ミドリハカタカラクサ
ミドリハカタカラクサ

毛が随分多いのがわかります、花自体はこちらの方が大きいそうだがそれ程の違いはなかった。
ミドリハカタカラクサ

中央に雌しべ、柱頭が殆ど膨れてないから分かりづらい。
ミドリハカタカラクサ

茎が緑色、一部赤紫色になっているのもあって微妙なこともあります。
ミドリハカタカラクサ

ツユクサ科ムラサキツユクサ属

(4月21日撮影)
2023. 05. 05  
ブロック塀と側溝の隙間に生えていたノハカタカラクサ、下から伸びているのではなくブロックの穴から伸びてきているのかもしれない、ミドリハカタカラクサはごく普通に見られるがこちらは少ないから何となく在来種のイメージがありましたがこれも外来種です、要注意外来生物に指定されていましたが現在は解除されているようです。
ノハカタカラクサ

花弁は3枚、雄しべは6本だがこれは5本しか見えていない、毛が少ないからこれはノハカタカラクサ。
ノハカタカラクサ

中央に雌しべが見えています、柱頭が膨れていますがごく小さい。
ノハカタカラクサ

花柄や茎が赤紫、これが一番ミドリハカタカラクサとの区別点でしょうか。
ノハカタカラクサ

スマホ撮影、毛の細胞一つ一つが見えるようです。
ノハカタカラクサ

ツユクサ科ムラサキツユクサ属

(4月21日撮影)
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平家蟹

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