2023. 05. 11  
アマドコロと同じ場所に咲いていたホウチャクソウ、茎が上部で2分岐しているのがわかります。
ホウチャクソウ

アマドコロは葉腋毎に花をつけますがこちらは茎先端の葉の葉腋に1-3個の花をつけます。
ホウチャクソウ

何故か雄しべが外に出ていた。
ホウチャクソウ

花被片に隙間があるから外に出たか、雄しべは6本、3裂した柱頭が見えている。
ホウチャクソウ

こちらは林の中の山道沿い、ナルコユリかと思いましたが
ホウチャクソウ

花が一つだけ咲いていてこれもホウチャクソウでした。
ホウチャクソウ

下から見上げて、日が殆ど当たらないような場所です。
ホウチャクソウ

こちらは去年見つけていた場所、林縁というか藪縁というか。
ホウチャクソウ

3つ花をつけていると思いましたが左のは別の葉腋からの花のようです。
ホウチャクソウ

雄しべより少し長く伸びる雌しべ、3裂した柱頭先端が黄色くなっている、花粉がついたか。
ホウチャクソウ

花被片は萎れてバラバラになります、蕊の様子がよく分かる。
ホウチャクソウ

艶々した子房、花糸に毛が生えているがこんな状態じゃないとなかなか見られません。
ホウチャクソウ

更に別の場所、大群生していました、10m四方以上、画面の外まで広がっています。
ホウチャクソウ

こんな大群生は初めて見ました。
ホウチャクソウ

イヌサフラン科ホウチャクソウ属

(4月24日撮影)
2023. 05. 11  
台地上で咲いていたアマドコロ、ここはドリーネの底に落ちる小さな浅い谷になっていて湿り気があるのかこの辺りに多く咲いていました。
アマドコロ

葉腋毎に1,2小の花をつける、ナルコユリは3個以上つけることも多い、ナルコユリよりひと足早く咲くようです。
アマドコロ

筒状の花、下部は合着、ホウチャクソウは合着しない。
アマドコロ

真下から撮るとシンメトリックな花、外花被片先端が細かく分かれて毛状になっています。
アマドコロ

茎に稜があってナルコユリと区別、でも写真だとわかりにくい、花の付け根に緑色の突起がないのもナルコユリとの区別点、無いというのを説明するのも難しい。
アマドコロ

キジカクシ科アマドコロ属

(4月24日撮影)
2023. 05. 11  
ドリーネのそこに咲いていたキクムグラ、画面下の方にアケビ、セントウソウ、チヂミザサの葉が見えています。
キクムグラ

撮ってくれと言わんばかりに多くの花を咲かせていた、この日午前中は収穫が少なく撮ったけど収穫が多かった午後だと撮らなかったかも。
キクムグラ

葉腋から長い花柄を伸ばして数個の花をつけます。
キクムグラ

花序の下に長い苞があるのが特徴、この仲間の中で苞があるのはキクムグラだけだとか。
キクムグラ

花の大きさは2mm程、もうピンとがあっているだけでもいいかな、上の花は花冠が5裂しているような。
キクムグラ

2裂した柱頭が撮れれば成功、その下にリング状のが見えているが何でしょう。
キクムグラ

4輪生の葉、先端がとがる、2枚が本物の葉で2枚は托葉です。
キクムグラ

5枚や6枚のもありました、これも本物の葉は2枚で他は托葉、花茎が伸びているのが葉です。
キクムグラ

アカネ科ヤエムグラ属

(4月24日撮影)
2023. 05. 11  
カナビキソウが咲いていた、この日見かけたのはこの一株だけ。
カナビキソウ

花は2,3mmと極小ですが立ったままでもよく目に入ります、葉が線形なので花を隠すこともないこともあるんでしょうか。
カナビキソウ

ピントを合わすのが難しい、これもぶれている、左右に伸びているのが小苞、手前に伸びているのが苞。
カナビキソウ

これは花冠3裂、指の方にピントを合わせカメラを僅かにバックさせて花にピントを合わせます。
カナビキソウ

同じ花を別アングルで、この日は曇り空だったけどそれでもカメラの陰になると更に鮮明さにかけます。
カナビキソウ

ビャクダン科カナビキソウ属

(4月24日撮影)
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平家蟹

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