2023.
05.
21
昨年果実を見つけたので花を見るため訪問してみました、見ての通り上から撮れるくらいの小低木

花を咲かせているのが3本ありましたがどれも1-1.5m程度でした。

葉腋毎に数個の花をつける、そろそろ終わりなのか花の数が少なかった。

筒状ロート型の花、オオアリドオシに似ています、ここにもあったけど小さな樹高のばかりでした。

花冠は5裂、長軟毛が密生している、こうやってみるとサツマイナモリに似ています、どちらもアカネ科。

雌しべが見えています、柱頭が5裂かな、雄しべは見えてない。

4裂のもありました、奥に褐色に見えているのが雄しべでしょうか、これは雌しべが見えてないかな。

花冠が落ちて長い花柱が残っていた。

葉は対生で皮質やや艶があり披針形、披針状長楕円形、長楕円形

葉の裏は主脈側脈とも浮き出ている。

アカネ科ルリミノキ属
(5月4日撮影)

花を咲かせているのが3本ありましたがどれも1-1.5m程度でした。

葉腋毎に数個の花をつける、そろそろ終わりなのか花の数が少なかった。

筒状ロート型の花、オオアリドオシに似ています、ここにもあったけど小さな樹高のばかりでした。

花冠は5裂、長軟毛が密生している、こうやってみるとサツマイナモリに似ています、どちらもアカネ科。

雌しべが見えています、柱頭が5裂かな、雄しべは見えてない。

4裂のもありました、奥に褐色に見えているのが雄しべでしょうか、これは雌しべが見えてないかな。

花冠が落ちて長い花柱が残っていた。

葉は対生で皮質やや艶があり披針形、披針状長楕円形、長楕円形

葉の裏は主脈側脈とも浮き出ている。

アカネ科ルリミノキ属
(5月4日撮影)
2023.
05.
21
薄暗い林内に咲いていたオオアリドオシ、そろそろ終わりの頃でしょうか、10日後来てみたら花はすっかりなくなっていた、樹高は1.5m程、オオアリドオシとしては結構高かった。

花冠は4裂、雄しべは4本以上ありそう。

雌しべは雄しべより伸びている、柱頭は何裂かしているような、奥の方は毛が生えている。

棘が葉よりハッキリ短いのでオオアリドオシ、大小の葉が交互に並んでいて小さい方の葉には棘がない。

裏側にも棘、表側と対になっているようです。

まだ去年の果実が残っていました、1個だけだったけどすごく目立ちます、次の花期まで残っているのをよく見かけますが余程不味いんでしょうか。

先端の棘状突起は萼片の跡、内側に花床の跡が残っている。

アカネ科アリドオシ属
おまけ、足元に咲いていたギンリョウソウ

(5月4日撮影)

花冠は4裂、雄しべは4本以上ありそう。

雌しべは雄しべより伸びている、柱頭は何裂かしているような、奥の方は毛が生えている。

棘が葉よりハッキリ短いのでオオアリドオシ、大小の葉が交互に並んでいて小さい方の葉には棘がない。

裏側にも棘、表側と対になっているようです。

まだ去年の果実が残っていました、1個だけだったけどすごく目立ちます、次の花期まで残っているのをよく見かけますが余程不味いんでしょうか。

先端の棘状突起は萼片の跡、内側に花床の跡が残っている。

アカネ科アリドオシ属
おまけ、足元に咲いていたギンリョウソウ

(5月4日撮影)
2023.
05.
21
クスノキの大木、これで10mくらいありますが上の方が切られているのでもっともっと高かったようです。

幸い手が届く範囲に花が咲いていました。

これを見てゴンズイだと思いこんでしまった(汗)

でも黄色いものが見えている、ゴンズイにはこんなのないよと思って調べていく内にクスノキにたどり着きました、神社だものくすのきの方が相応しいのにね。

短い花柱、柱頭は3裂しているような。

かなり平開しているのもありました、ゴンズイはここまで開くことはありません、黄色い線タイヤ仮雄しべが見えている。

くすのきの葉と言えばやや厚めで緑が濃く3行脈がハッキリ、と言ったイメージがあったのでこれはクスノキとは思えなかった、でもよく見ると3行脈の基部にダニ室の膨らみが見えてます。

クスノキ科クスノキ属
(5月4日撮影)

幸い手が届く範囲に花が咲いていました。

これを見てゴンズイだと思いこんでしまった(汗)

でも黄色いものが見えている、ゴンズイにはこんなのないよと思って調べていく内にクスノキにたどり着きました、神社だものくすのきの方が相応しいのにね。

短い花柱、柱頭は3裂しているような。

かなり平開しているのもありました、ゴンズイはここまで開くことはありません、黄色い線タイヤ仮雄しべが見えている。

くすのきの葉と言えばやや厚めで緑が濃く3行脈がハッキリ、と言ったイメージがあったのでこれはクスノキとは思えなかった、でもよく見ると3行脈の基部にダニ室の膨らみが見えてます。

クスノキ科クスノキ属
(5月4日撮影)
2023.
05.
21
神社社殿脇に咲いていたタンポポ、社殿で地面が突き固められているせいかあまり草が生えていません。

これはセイヨウタンポポでなくニホンタンポポだと思いました。

総包外片が反り返っていない、これはカンサイタンポポのようです、ここでは初めて。

他の野草があまり生えてないのでタンポポらしい根生葉から花をさかしている様子がわかりやすい。

側の土の部分にも生えていたけど周りはドクダミの葉、こんな場所では負けそう、後日来てみましたがドクダミの葉が地面を覆いタンポポは見えなくなっていました。

前の総苞はカンサイにしてはやや太かったけどこれはホッソリ、花茎も細そう。

タンポポではあまりしないけど柱頭クルリン撮影

花後外片が反り返っています、セイヨウタンポポの遺伝子が入ったか。

キク科タンポポ属
(5月4日撮影)

これはセイヨウタンポポでなくニホンタンポポだと思いました。

総包外片が反り返っていない、これはカンサイタンポポのようです、ここでは初めて。

他の野草があまり生えてないのでタンポポらしい根生葉から花をさかしている様子がわかりやすい。

側の土の部分にも生えていたけど周りはドクダミの葉、こんな場所では負けそう、後日来てみましたがドクダミの葉が地面を覆いタンポポは見えなくなっていました。

前の総苞はカンサイにしてはやや太かったけどこれはホッソリ、花茎も細そう。

タンポポではあまりしないけど柱頭クルリン撮影

花後外片が反り返っています、セイヨウタンポポの遺伝子が入ったか。

キク科タンポポ属
(5月4日撮影)
2023.
05.
21
ある花を見に近場訪問、2つの内一つは見つかったけどもう一つはまだ蕾だったので再訪決定、近いから何時でも行けるけどね、序でに周辺を捜索。
古い墓地の中に咲いていたツクシタツナミソウ、この墓地はかなり古く江戸時代中期の年号が入っているのもありました。

お墓だけにキョンシー風お化け。

葉の様子からツクシタツナミソウと判断、タツナミソウに比べて葉が大きく黒っぽいかな。

下唇中央だけに斑紋がある、コバノタツナミは全体にあるのでこれだけでタツナミソウと区別できそう。

花筒外側に毛が多い。

腺毛も混じっているようです、そんなに暗くはなかったけどぶれてるな。

茎に稜があり角ばる、葉柄などに短毛が生えている。

葉の表面や縁にも毛が多い、裏側が紫色になることがあるがここのはそれ程でもなさそう。

シソ科タツナミソウ属
(5月4日撮影)
古い墓地の中に咲いていたツクシタツナミソウ、この墓地はかなり古く江戸時代中期の年号が入っているのもありました。

お墓だけにキョンシー風お化け。

葉の様子からツクシタツナミソウと判断、タツナミソウに比べて葉が大きく黒っぽいかな。

下唇中央だけに斑紋がある、コバノタツナミは全体にあるのでこれだけでタツナミソウと区別できそう。

花筒外側に毛が多い。

腺毛も混じっているようです、そんなに暗くはなかったけどぶれてるな。

茎に稜があり角ばる、葉柄などに短毛が生えている。

葉の表面や縁にも毛が多い、裏側が紫色になることがあるがここのはそれ程でもなさそう。

シソ科タツナミソウ属
(5月4日撮影)