2023. 06. 03  
ドリーネの底で咲いていたオモト、これは思いがけない出会いでした。
オモト

日の当たらない林の中ですが木漏れ日が当たっていていい雰囲気でした。
オモト

目玉を持ったトウモロコシのお化け(笑)、総状花序だと下から咲いていくことが多いのですがこれは一斉に咲いてくるのでしょうか、こんな若々しい状態のは初めて見たような気がします。
オモト

白く角のように突き出ているのは苞
オモト

緑色のが花弁で中央のが3裂した柱頭、その周りのが雄しべ、6個あり葯は2室です。
オモト
(5月21日撮影)

こちらは後日別の場所、以前ここで葉を見かけていたのでここで花を見るつもりでした。
オモト

ここも若々しい花が咲いていました。
オモト

右側のは今年生えた葉でしょうか、左側に見えているのは蕾でしょうか。
オモト

これも若々しい花、前のよりまだ若々しそう、苞は一番上や下に出てきて中間ではあまり出てきません。
オモト

葯は6つ、葯室2なので12こあるように見えます、花弁の縁が白く膜状になっていて多少花弁らしく見えている。
オモト
(5月28日撮影)

キジカクシ科オモト属
2023. 06. 03  
ウツボグサは数も多く花期も長いので撮るのも気分次第、でもこれは結果的に大正解となりました。
ウツボグサ

下から咲き上がっていく、上の方はまだ萼、中に蕾が入っているんでしょうか、咲き始めると一気に咲くのかな。
ウツボグサ

花が大きいし開口部も大きいので蕊が撮りやすい、2裂した柱頭が撮れればOKと思ったのですが
ウツボグサ

長短2組の雄しべ、長い方をよく見ると先端がT字状になり葯は片側だけに付いていて片側にはありません、短い方も多分そうなっている。
ウツボグサ

2裂した柱頭、これもバッチリ撮れました。
ウツボグ<br>サ

シソ科の花は外側に毛が生えていることが多いですがこれはパラパラ程度。
ウツボグサ

萼片は上側が3歯、下が2歯、上側のは先端が棘状に尖る、萼筒の間にあるのが苞、一つの苞に3つの花がある。
ウツボグサ

最後は青空バックで締め、一番下の苞がよく分かる。
ウツボグサ

シソ科ウツボグサ属

(5月21日撮影)
2023. 06. 03  
ここまで長く歩いたけど撮るようなのが殆どなくてこんなんでも撮ってみるかと思って撮ってみたヘラオオバコ、秋吉台では多いですが平尾台ではあまり見掛けないような。
ヘラオオバコ

線香花火が飛び出たようなこの姿が割りとお気に入りです。
ヘラオオバコ

下から咲き上がっていきます。
ヘラオオバコ

花が終わった後は淡褐色になってまるで花火が焼け残ったみたい。
ヘラオオバコ

ピントがあってないけど白く突き出ているのが雌しべの柱頭、雌性先熟です。
ヘラオオバコ

上から見ると雄しべが四方八方に伸びています、バネ仕掛けのように伸びてくるんでしょうか、左側にハエがいるけど舐めるような蜜をだしているのかな、偶々止まったか。
ヘラオオバコ

これは蕊が全く出てない状態、白い毛に覆われています、線形に白く出ているのは苞でしょうか。
ヘラオオバコ

オオバコ科オオバコ属

(5月21日撮影)
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平家蟹

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