2023.
08.
31
数が多いメドハギ、多いだけじゃなく背も高くなるので目立ちます、手前がメドハギ、奥はヨモギ、ヨモギの仲間もまだ撮ってなかった。

まだ花を咲かせていないのが多かったがこれはビッシリ花を咲かせていた。

これも葉に埋もれるように咲くので撮るのが難しい。

旗弁基部に大きな斑紋が目立つ、旗弁全体に紫色が滲むように広がることもある。

クズに巻き付かれています、まるで蛇に絡まれているよう。

細い3小葉、基部に茶色の托葉。

マメ科ハギ属
(8月22日撮影)

まだ花を咲かせていないのが多かったがこれはビッシリ花を咲かせていた。

これも葉に埋もれるように咲くので撮るのが難しい。

旗弁基部に大きな斑紋が目立つ、旗弁全体に紫色が滲むように広がることもある。

クズに巻き付かれています、まるで蛇に絡まれているよう。

細い3小葉、基部に茶色の托葉。

マメ科ハギ属
(8月22日撮影)
2023.
08.
31
尾根筋に咲いていたネコハギ、これも予想通り、尾根筋は風が強いせいかあまり背が高くなる野草は生えていません。

真っ白な花に旗弁基部の赤い斑紋が印象的、まだ咲き始めなのか旗弁が十分反っていない。

この尾根筋は割りと見かけます、山道を横断するように茎を伸ばしている。

葉腋に数個の花をつける、丸い小葉が印象的でわかりやすい、地面近くに咲いているので葉にゴミがついている。

これは斑紋が赤紫、この斑紋があるから他がより白く感じられます、翼弁に比べて竜骨弁が大きい。

左側の花は蕊が突き出ている、右側の花は竜骨弁の中に昆虫が入っている、この大きさでは重さが足りず蕊は出てこないかな。

上部葉腋に閉鎖花をつけるそうで左のがそれでしょうか、開放花は結実率が悪いそうです。

とにかく毛だらけ、葉の表も毛だらけ

裏も毛だらけ、葉柄や茎、托葉も毛が多い。

マメ科ハギ属
(8月22日撮影)

真っ白な花に旗弁基部の赤い斑紋が印象的、まだ咲き始めなのか旗弁が十分反っていない。

この尾根筋は割りと見かけます、山道を横断するように茎を伸ばしている。

葉腋に数個の花をつける、丸い小葉が印象的でわかりやすい、地面近くに咲いているので葉にゴミがついている。

これは斑紋が赤紫、この斑紋があるから他がより白く感じられます、翼弁に比べて竜骨弁が大きい。

左側の花は蕊が突き出ている、右側の花は竜骨弁の中に昆虫が入っている、この大きさでは重さが足りず蕊は出てこないかな。

上部葉腋に閉鎖花をつけるそうで左のがそれでしょうか、開放花は結実率が悪いそうです。

とにかく毛だらけ、葉の表も毛だらけ

裏も毛だらけ、葉柄や茎、托葉も毛が多い。

マメ科ハギ属
(8月22日撮影)
2023.
08.
31
林道から尾根筋に出て脇道を通って広谷湿地に行くつもりでしたが脇道はもう草茫々、へたに入ると迷いそうになるので断念して尾根筋を下っていきました、このコースは殆ど花が期待できないのであまり歩きたくない。
このコースに咲いていたヤハズソウ、去年見つけていたので予想通り。

咲き始めということもありますが葉を茂らせている割には花の数が少ない。

花柄が短く葉に埋もれるように咲くので撮りにくい、旗弁の赤さ、筋状の斑紋が目立ちます。

葉に直線上の側脈、先端を引っ張ると凹状に裂け矢筈のように見えるから矢筈草、一度やったことはあるけどそれきり。

茎に伏毛、こちらは下向き、マルバヤハズソウは上向きだそうだが肉眼はもちろん写真でもわかりにくい。

マメ科ヤハズソウ属
おまけ、尾根筋に咲いていたムカゴソウ、こんな乾燥するような場所でよく成長できたな、ここは登山客も比較的多いしよく踏み潰されなかったもんだ。

(8月22日撮影)
このコースに咲いていたヤハズソウ、去年見つけていたので予想通り。

咲き始めということもありますが葉を茂らせている割には花の数が少ない。

花柄が短く葉に埋もれるように咲くので撮りにくい、旗弁の赤さ、筋状の斑紋が目立ちます。

葉に直線上の側脈、先端を引っ張ると凹状に裂け矢筈のように見えるから矢筈草、一度やったことはあるけどそれきり。

茎に伏毛、こちらは下向き、マルバヤハズソウは上向きだそうだが肉眼はもちろん写真でもわかりにくい。

マメ科ヤハズソウ属
おまけ、尾根筋に咲いていたムカゴソウ、こんな乾燥するような場所でよく成長できたな、ここは登山客も比較的多いしよく踏み潰されなかったもんだ。

(8月22日撮影)
2023.
08.
30
これも平尾台では初めてのミズタビラコ、往路で見逃し復路で見つけた、復路は登り坂、全般に登り坂の方が視線が地面に近づくので見つけやすいこともあります。

必ずしも水辺に生えることもないですがここは湧き水の小さな流れがあり周りもジュクジュクしています。

花序は随分伸びています、ここは何度も通っているのになんで今まで気が付かなかったか、花期は結構長くこの状態だと9月頃まで咲いているようです。

お馴染みの花、カットして蕊を見たいけど小さすぎる、右側は先端方向でまだ蕾、左は花後で書かんがそっくり落ちています。

茎や萼片に伏毛が生えている。

独特な姿の昆虫が来ていました、仲間が何匹も来ていました、今気がついたけど花弁が6枚じゃないか。

下の方は果実になっていますがまだ未熟な状態、しかし面白い形。

ムラサキ科キュウリグサ属
(8月22日撮影)

必ずしも水辺に生えることもないですがここは湧き水の小さな流れがあり周りもジュクジュクしています。

花序は随分伸びています、ここは何度も通っているのになんで今まで気が付かなかったか、花期は結構長くこの状態だと9月頃まで咲いているようです。

お馴染みの花、カットして蕊を見たいけど小さすぎる、右側は先端方向でまだ蕾、左は花後で書かんがそっくり落ちています。

茎や萼片に伏毛が生えている。

独特な姿の昆虫が来ていました、仲間が何匹も来ていました、今気がついたけど花弁が6枚じゃないか。

下の方は果実になっていますがまだ未熟な状態、しかし面白い形。

ムラサキ科キュウリグサ属
(8月22日撮影)
2023.
08.
30
平尾台でニガクサを探していましたがこんなところに群生していました、別の場所で咲いているという情報を得ていましたがそこは草刈りされていたので思わぬ出会いでした。

でも花は最終盤の状態でした。

ここに十数株生えていましたがみな同様の状態、でもなんとか綺麗に咲いているのもあります。

ほぼ下唇だけの花、上唇が殆どないので蕊が撮りやすい、獲っている内に萼片に腺毛が生えているのに気が付きました、ツルニガクサじゃないか!、ニガクサよりこちらの方が少なくラッキー、見ること自体10年ぶりでした。

2裂した柱頭、長短2組の雄しべ、シソ科だと当然蕊の撮影に注力しますが

これはもう腺毛に集中、萼片や花柄、苞、花序茎に腺毛が密生しています、花冠外側にも毛が生えているがこちらは腺毛ではなさそう。

時間が経つと花冠は色が抜けて白っぽく更に茶色になってきます、花の正面から撮ってなかった。

葉は卵形~卵状披針形、不規則な鋸歯がある、ニガクサも見つけなくては、来年かな。

シソ科ニガクサ属
(8月22日撮影)

でも花は最終盤の状態でした。

ここに十数株生えていましたがみな同様の状態、でもなんとか綺麗に咲いているのもあります。

ほぼ下唇だけの花、上唇が殆どないので蕊が撮りやすい、獲っている内に萼片に腺毛が生えているのに気が付きました、ツルニガクサじゃないか!、ニガクサよりこちらの方が少なくラッキー、見ること自体10年ぶりでした。

2裂した柱頭、長短2組の雄しべ、シソ科だと当然蕊の撮影に注力しますが

これはもう腺毛に集中、萼片や花柄、苞、花序茎に腺毛が密生しています、花冠外側にも毛が生えているがこちらは腺毛ではなさそう。

時間が経つと花冠は色が抜けて白っぽく更に茶色になってきます、花の正面から撮ってなかった。

葉は卵形~卵状披針形、不規則な鋸歯がある、ニガクサも見つけなくては、来年かな。

シソ科ニガクサ属
(8月22日撮影)
2023.
08.
30
平尾台でもヌスビトハギは多いですがその変種ヤブハギがあるのかなと探していてこれが目に入りました。

葉が下部に集中していてヤブハギのようです、秋吉台でも湿っぽい林道に生えていますがここもかなり湿っぽい山道でした。

ちょうどここだけ木漏れ日が当たっていた。

ちょっとピンボケ露出オーバー気味ですが蕊が飛び出ています。

秋吉台で見ているのより翼弁が長い印象を受けました、茎に毛が生えているのでケヤブハギのようですがこれは毛の生え方は少ない。

この辺りは茎は微毛、花柄には生えてないような。

小さい割にはよく撮れました、これも翼弁が長いのがわかります。

こちらは別の場所、茎は伸びていますがまだ花は咲いていませんがこれもヤブハギのようです、毛は確認してなかった。

マメ科ヌスビトハギ属
(8月22日撮影)

葉が下部に集中していてヤブハギのようです、秋吉台でも湿っぽい林道に生えていますがここもかなり湿っぽい山道でした。

ちょうどここだけ木漏れ日が当たっていた。

ちょっとピンボケ露出オーバー気味ですが蕊が飛び出ています。

秋吉台で見ているのより翼弁が長い印象を受けました、茎に毛が生えているのでケヤブハギのようですがこれは毛の生え方は少ない。

この辺りは茎は微毛、花柄には生えてないような。

小さい割にはよく撮れました、これも翼弁が長いのがわかります。

こちらは別の場所、茎は伸びていますがまだ花は咲いていませんがこれもヤブハギのようです、毛は確認してなかった。

マメ科ヌスビトハギ属
(8月22日撮影)
2023.
08.
29
林道で咲いていたフユイチゴ、去年は見てなかったから平尾台では初めてだった、去年は林道なんて殆ど歩かなかったし。

ここで咲いていたのはこの一輪だけ。

雄しべの中央部から多数の雌しべが飛び出ている、ミヤマフユイチゴはあまり突き出ない、ミヤマも探さなくては。

僅かに膨らんだ柱頭、よく見ると凸凹しています。

萼片に長毛が生える、ミヤマフユイチゴはほぼ無毛。

葉先が丸い、ミヤマフユイチゴは尖る、でも葉だけでは迷うのが結構あります。

別の場所でも咲いていました。

こちらは花弁がまだ十分開いていない。

花序の下ですが茶色いのは托葉、細かく裂けています。

バラ科キイチゴ属
(8月22日撮影)

ここで咲いていたのはこの一輪だけ。

雄しべの中央部から多数の雌しべが飛び出ている、ミヤマフユイチゴはあまり突き出ない、ミヤマも探さなくては。

僅かに膨らんだ柱頭、よく見ると凸凹しています。

萼片に長毛が生える、ミヤマフユイチゴはほぼ無毛。

葉先が丸い、ミヤマフユイチゴは尖る、でも葉だけでは迷うのが結構あります。

別の場所でも咲いていました。

こちらは花弁がまだ十分開いていない。

花序の下ですが茶色いのは托葉、細かく裂けています。

バラ科キイチゴ属
(8月22日撮影)
2023.
08.
29
林道に生えているノリウツギ、前回7月17日に来た時はまだ蕾でした。

まだ綺麗に咲いていると思ったけど目立つのは装飾花ばかりでした。

ここのは下に下がっていて間近で見られます。

花序先端辺りにまだ生殖花が咲いていました、更に先端は蕾、幾らなんでも遅すぎるだろ。

生殖花、ブレてしまった。

これも花が開いている辺りの装飾花は上向きですが花が終わると下向きになっています、アジサイ科共通なんでしょうか。

さすがにこれは未熟な果実。

アジサイ科アジサイ属
(8月22日撮影)

まだ綺麗に咲いていると思ったけど目立つのは装飾花ばかりでした。

ここのは下に下がっていて間近で見られます。

花序先端辺りにまだ生殖花が咲いていました、更に先端は蕾、幾らなんでも遅すぎるだろ。

生殖花、ブレてしまった。

これも花が開いている辺りの装飾花は上向きですが花が終わると下向きになっています、アジサイ科共通なんでしょうか。

さすがにこれは未熟な果実。

アジサイ科アジサイ属
(8月22日撮影)
2023.
08.
29
ムカゴイラクサと同じ場所に生えていた、白い花が咲いているように見えたので近寄ってみました。

どうやらアジサイの仲間のようです、ガクアジサイかな、平尾台では初めて。

もう花はすっかり終わり、花弁は散り雌しべだけが突起のように残っています、ASA800でもブレブレ。

雌性期と言うよりもう未熟な果実と言えるかも。

装飾花は残っていますがみな下向きになっていました。

表側、これだけ何とかブレずに撮れた、生殖花があり花柱が残っています。

葉は対生し長楕円形~卵状惰円形、先端が尾状に尖る。

この辺りにたくさんありました、本来の分布は本州の沿岸近くの林内、園芸種もあるようでかなり広がっているようですがそれにしても海岸に近くもないこんな日当たりの悪い山の中になんで咲いている。

アジサイ科アジサイ属
(8月22日撮影)

どうやらアジサイの仲間のようです、ガクアジサイかな、平尾台では初めて。

もう花はすっかり終わり、花弁は散り雌しべだけが突起のように残っています、ASA800でもブレブレ。

雌性期と言うよりもう未熟な果実と言えるかも。

装飾花は残っていますがみな下向きになっていました。

表側、これだけ何とかブレずに撮れた、生殖花があり花柱が残っています。

葉は対生し長楕円形~卵状惰円形、先端が尾状に尖る。

この辺りにたくさんありました、本来の分布は本州の沿岸近くの林内、園芸種もあるようでかなり広がっているようですがそれにしても海岸に近くもないこんな日当たりの悪い山の中になんで咲いている。

アジサイ科アジサイ属
(8月22日撮影)
2023.
08.
28
これも平尾台では初めてのモミジガサ、群生どころか大群生しています、これも春に葉を見つけていたけどこんなに大群生していたとは、秋吉台にはなく隣の山で見ていましたが見ること自体11年ぶりでした。

茎を伸ばして円錐花序をつける、上の方から咲いていきます、まだ蕾の方が多く花期はこれからのようでした。

キク科らしい筒状花、ASA800で撮りましたが薄暗さを考えたらよく撮れたかなと思う。

日が当たっているのもありました、これを先に見つけていたら前のは撮らなかっただろうに既にこの時点で30枚くらい撮っていた。

やはり日が当たっているとバッチリ撮れています、ここも開いているのは頂部だけ下は蕾が多い。

葯筒から伸びてきた柱頭、しっかりクルリンしている。

半透明の筒状花の花弁。

出始めたばかりの柱頭、まだあまりクルリンしてない、先端に花粉がついているのかな。

葯筒下に花糸が見えている、右側のは葯筒に毛が生えているのか、それとも花粉。

だいぶ離れた林道脇にも生えています、これだけ見るならここだけで十分だけど他の花を探すからここまで来たら前の場所にも行くな。

キク科コウモリソウ属
(8月22日撮影)

茎を伸ばして円錐花序をつける、上の方から咲いていきます、まだ蕾の方が多く花期はこれからのようでした。

キク科らしい筒状花、ASA800で撮りましたが薄暗さを考えたらよく撮れたかなと思う。

日が当たっているのもありました、これを先に見つけていたら前のは撮らなかっただろうに既にこの時点で30枚くらい撮っていた。

やはり日が当たっているとバッチリ撮れています、ここも開いているのは頂部だけ下は蕾が多い。

葯筒から伸びてきた柱頭、しっかりクルリンしている。

半透明の筒状花の花弁。

出始めたばかりの柱頭、まだあまりクルリンしてない、先端に花粉がついているのかな。

葯筒下に花糸が見えている、右側のは葯筒に毛が生えているのか、それとも花粉。

だいぶ離れた林道脇にも生えています、これだけ見るならここだけで十分だけど他の花を探すからここまで来たら前の場所にも行くな。

キク科コウモリソウ属
(8月22日撮影)