2023. 09. 04  
湿地に咲いていたエゾミソハギ、前々回も咲いていましたが雨の後だったので全く近寄れず。
エゾミソハギ

近寄れば毛が多くエゾミソハギだとわかりますが遠くからだと区別しづらい。
エゾミソハギ

萼から突き出ている付属体が直立しているのでエゾ、ミソハギは平開。
エゾミソハギ

雌しべが長い長花柱花、雄しべは12本だそうですが半分くらいしか無いように見えます。
エゾミソハギ

花弁が欠けて長い花柱が目立つ、花弁はかじられたのではなく初めから短いような。
エゾミソハギ

同じ場所に短花柱花もありました、奥の方に引っ込んで目立ちません、これは雄しべは12本ありそう、長短2組に別れ、長い方は花糸上部が赤くなっている。
エゾミソハギ

こちらも短花柱花、柱頭はほんと目立ちません、短い方の雄しべが上を向いている、中花柱花もあるそうだがここでは見かけず。
エゾミソハギ

葉は対生し葉柄はなく茎を抱く、ミソハギは短い葉柄がある。
エゾミソハギ

ミソハギ科ミソハギ属

(8月22日撮影)
2023. 09. 04  
山道に咲いていたコケオトギリ、ここは水が滲み出てきていていつも湿地状になっています。
コケオトギリ

午後2時半頃の撮影、もう花弁が閉じかけていますが蕊はしっかり立っている、緑色の柱頭が見えている。
コケオトギリ

萼も閉じてきています、こういうときに限ってきれいに撮れている、勿体ないのでアップ(笑)
コケオトギリ

真横から、雄しべが広がる様子もなさそうです。
コケオトギリ

並んだ下部の片方だけ紅葉していました、どういうきっかけで赤くなるんだろ、秋にも紅葉しますがその時ほどには綺麗でない。
コケオトギリ

オトギリソウ科オトギリソウ属

(8月22日撮影)
2023. 09. 04  
林縁に群生していたシロバナキツネノマゴ、もう白花ばかりでした。
シロバナキツネノマゴ

全身真っ白ですが下唇の白く抜けた斑紋が微妙な凹凸になて見えています。
シロバナキツネノマゴ

モニタで見ていても鮮明に撮れているなと思って夢中になって撮りました、中央茶色いのが葯で上下2室、その間に突起のように見えているのは柱頭ではなく下部葯の距です、その上に小さく柱頭が見えているかな。
シロバナキツネノマゴ

上唇左右に沿っているのが花糸、葯から距が伸びているのもなんとか分かるかな。
シロバナキツネノマゴ

葯下部から距が出ているのがわかる、花糸もわかるけど柱頭はどうだろ。
シロバナキツネノマゴ

葯の下に丸く見えているのが柱頭のようです。
シロバナキツネノマゴ

長いのが萼で短いのが小苞。
シロバナキツネノマゴ

歯の表面にも毛が生えている。
シロバナキツネノマゴ

キツネノマゴ科キツネノマゴ属

(8月22日撮影)
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平家蟹

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