2023. 09. 12  
きれいに咲いていたイヌハギ、午前中では開花は全く見かけず開花はまだ咲きかなと思っていましたが午後早々見かけました、しかも車を止めた目の前、これは楽だった。
イヌハギ

真っ白な花に旗弁の赤い斑紋が目立ちます。
イヌハギ

花が密集しているので斑紋の様子を撮るのが難しい。
イヌハギ

少し離れているのを撮ってみました、これは上手くいきましたが旗弁は閉会せず少し内側に曲がっていることが多い、竜骨弁から雄しべが出ています。
イヌハギ

こちらはもっとハッキリ、雌しべは見えているかな、萼片に毛が多い。
イヌハギ

開放花と同時に閉鎖花もつけます、左の固まりのようなのは閉鎖花のようですが右側のはどうでしょう、花弁が見えているけどこれ以上大きくなるようにも見えない、閉鎖花にしようか開放花にしようか迷って中途半端になったかな(笑)
イヌハギ

花序の一番下の方、花序茎は伸びているがこれも花後じゃなく蕾かな。
イヌハギ

長楕円形~卵状惰円形の3小葉、やや厚みがありこれも特徴的でわかりやすい。
イヌハギ

側の草むらの中から一際高く伸びているのはみなイヌハギ、花はまだだった、福岡県の絶滅危惧ⅠB類ですが平尾台では割りと見かけます。
イヌハギ

マメ科ハギ属

(9月3日撮影)
2023. 09. 12  
ハイメドハギの側で咲いていたツルメドハギ、メドハギとネコハギの交雑種ですが数は少なそうで検索してもあまり出てきません、HP”福岡県の希少野生生物”で探しても出てこない、認識されてないのかな。
ツルメドハギ

これは葉が明るい感じで目を引きました、必ずしもツルメドハギの特徴ではないですが少し弱っているのかな。
ツルメドハギ

花はネコハギの旗弁に滲みをつけたような感じ、ハイメドハギほど濃くはない。
ツルメドハギ

3小葉はハイメドハギより更に丸みを帯びる、開出毛が生えていますがネコハギほど濃くはない。
ツルメドハギ

竜骨弁から黄色い葯が覗いています。
ツルメドハギ

上から撮ってみました、翼弁も竜骨弁も白い。
ツルメドハギ

側にネコハギもありました、葉が丸いし毛が濃いのもわかります、ここはメドハギ、ハイメドハギ、ツルメドハギ、ネコハギが揃っている、他にヤハズソウも見えています。
ネコハギ

マメ科ハギ属

(9月3日撮影)
2023. 09. 12  
この辺りに多いハイメドハギ、メドハギはほぼ全域で見られますがこちらはやや湿った場所に見られるかな、見た目はそんなに湿っぽい場所ではないですが。
ハイメドハギ

茎が地面を這いますが斜上することも多い、背景に真っすぐ立っているのはメドハギでしょうか。
ハイメドハギ

花はメドハギとそれ程変わりはない、開出毛が生えているそうだがこれはそれ程ではない。
ハイメドハギ

メドハギと比べて旗弁の斑紋の滲みが濃い、そういうのを選んで撮っていますが。
ハイメドハギ

メドハギに比べてやは幅が広い。
ハイメドハギ

これだけ見てるとそれ程感じませんがこの後メドハギの葉を見るとやはり細いなと感じます。
ハイメドハギ

マメ科ハギ属

(9月3日撮影)
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平家蟹

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