2023. 09. 18  
これも湿地に向かう道路沿いに生えていたボントクタデ、イヌタデ属の中では比較的少ないですがここでは群生していました。
ボントクタデ

イヌタデ属は区別が難しいですがこれは割りとわかりやすいかなと思う。
ボントクタデ

花は疎らにつける。
ボントクタデ

花柱は3岐、雄しべは外側のは5本あるが内側のは一定していない、これも一つか二つ、花被片にポツンポツンと反転のように見えているのは腺点。
ボントクタデ

葉には黒斑が入る、ヤナギタデは黒斑がない。
ボントクタデ

葉鞘縁に長毛が生える、葉鞘自体にも毛が生えている。
ボントクタデ

タデ科イヌタデ属

(9月7日撮影)
2023. 09. 18  
湿地へ向かう道沿いに生えていたキガンピ、この辺りにまとまって生えていた。
キガンピ

ジンチョウゲの仲間は春早く咲くことが多いですがこれは夏に咲きます、ここはまだ咲き始めで開いているのは少なかった。
キガンピ

花は小さいし揺れるし日が当たっていると白飛びするしで撮りにくいで失敗作量産、花冠4裂、4本の雄しべが見えているが雌しべは出てこないかな。
キガンピ

規則正しく並んだ特徴的な葉、対生ですが微妙にずれているような。
キガンピ

ジンチョウゲ科ガンピ属

(9月7日撮影)
2023. 09. 18  
林の中に咲いていたママコナ、去年もここまで来ているけど咲いていたかな。
ママコナ

ちょうど木漏れ日が当たっていたので撮影。
ママコナ

この辺りのはツシマママコナだそうですがツシマの方は棘状で短い、ママコナは毛状で長いそうですがこれはどう見ても短いとは言えない、そもそもそれだけで区別してもいいものなのかということでママコナということにしておきます。
ママコナ

深海魚が大口を開けたような姿、目に当たる部分が葯が透けて見えているんでしょうか。
ママコナ

上唇縁に毛が多い、先端から雌しべが飛び出ていますが雄しべは出てこない。
ママコナ

2本見えているのが花糸でやや濃く見えているのが花柱でしょうか。
ママコナ

下唇に白い膨らみ、これを飯粒に見立てて飯子菜、奥の方の喉部にも膨らみがあります。
ママコナ

長卵形の葉、全縁で先端が尖る、両面に短毛が生えているそうです。
ママコナ

木漏れ日が当たっていたので下からパチリ、日が当たってないとこんな撮り方は出来ない。
ママコナ

ハマウツボ科ママコナ属

(9月7日撮影)
2023. 09. 18  
池の淵に咲いていたサワギキョウ、生えているのは池の中ではないですがうっかり近寄るとズボッとハマる羽目になります、去年この近くで咲いていた2mを超す大株は見当たらなかった。
サワギキョウ

近寄れないので望遠で撮影。
サワギキョウ

幸い身近で見られるのがありました。
サワギキョウ

柱頭が見えていない雄性期の花ばかりでした。
サワギキョウ

花弁の縁に毛が生えている。
サワギキョウ

ものすごい毛の生え方、平尾台のと比べると随分違う、地域差か個体差か。
サワギキョウ

萼の様子はまるでツクバネの果実のよう。
サワギキョウ

キキョウ科ミゾカクシ属

(9月7日撮影)
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平家蟹

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