2023. 09. 23  
苔むした石灰岩の脇に咲いていたホトトギスの仲間、ヤマホトトギスだと直感しました。
ヤマホトトギス

これも平尾台にあるそうなので探していたんですよね、平尾台2年目にしてもう新規の花はなかなか見つからなくなっているけどコボタンヅルに続いて見つかるとはね、でも咲いていたのはこれだけでした。
ヤマホトトギス

花被片が反り返り花糸や花柱に斑紋があります。
ヤマホトトギス

これは花柱や花糸が随分ばらけているけどどちらも斑紋があるのがわかります、葯も落ちていて花も終わりの頃のようですがヤマジノホトトギスでこんな状態のは見たこと無いな。
ヤマホトトギス

花被片も反り返り中央部が窪んでいるのも特徴だとか、ただヤマホトトギスでもあまり反り返らないのや斑紋も少ないのもあるそうでややこしい。
ヤマホトトギス

蕾の様子、蕾の頃だと区別がつかないかな。
ヤマホトトギス

ユリ科ホトトギス属

(9月12日撮影)
2023. 09. 23  
多くの花を咲かせていたヤマジノホトトギス(予約投稿していたので画像サイズは元のまま)
ヤマジノホトトギス

2段重ね状態
ヤマジノホトトギス

斑紋のあるのが雌しべで先端柱頭が2裂、雄しべは斑紋がない、間だけじゃなく雌しべの下側にも雄しべがあります。
ヤマジノホトトギス

やはりホトトギスといえばこの腺毛だよね。
ヤマジノホトトギス

この辺りにはたくさん咲いていました、7月初めに咲いていた場所の近くだがそちらはもう全く咲いてなかった。
ヤマジノホトトギス

斑紋の具合も色々、蕾も面白い。
ヤマジノホトトギス

これも腺毛ドアップ、役割は何でしょう、やはり小さな虫を来ないようにしているのか。
ヤマジノホトトギス

色の濃いのもあります、去年も花期の頃この辺りを通ったと思うけど見かけなかったな。
ヤマジノホトトギス

右側の斑紋と言うよりほぼ赤褐色。
ヤマジノホトトギス

中央の花は左右の中間状態。
ヤマジノホトトギス

問題はこれ、普通花被片は平開するけどこれはやや垂れ下がっている。
ヤマジノホトトギス

花糸にも斑紋がある、かと言ってヤマホトトギス程ではない、ヤマジノホトトギスにも例外はあるよ、といった感じか。
ヤマジノホトトギス

午後から別の場所、こちらでも多少見かけました、これは花被片がホッソリ。
ヤマジノホトトギス

ここでも斑紋や花被片の大きさが様々。
ヤマジノホトトギス

距を撮ってなかったのでトリミング、外花被片にしかついていません。
ヤマジノホトトギス

ユリ科ホトトギス属

(9月12日撮影)
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