2022. 09. 28  
初めてのツシマママコナ、と言っても多分初めてではない、ここは教えてもらっていたから知っていたけど以前見ていてママコナと思っていたのも多分ツシマママコナ。
ツシマママコナ

花自体は特に代わりはなさそう、苞に違いがあるようです。
ツシマママコナ

違いは知ってなかったけど特徴的な苞なので撮っていました、ツシマママコナは棘状で短い、ママコナは毛状で長いそうです、でもこれは棘状だけど短いとは言えないよな。他にシコクママコナ(下唇の膨らみが黄色い)、ミヤマママコナ等がある。
ツシマママコナ

下唇に白い膨らみ、これを飯粒に例えて飯子菜、下唇に膨らみがあるのは科を超えて色々ありますが利点があるんでしょうか。
ツシマママコナ

上唇先端から僅かに雌しべが出ている、小さな柱頭が見えている。
ツシマママコナ

上唇開口部縁に毛が密生、奥に花糸が見えている、雄しべは4本あるそうで左右の赤いのは花糸でしょうが奥に見えているのもやはり花糸でしょうか、白い柱頭がわずかに見えている。
ツシマママコナ

更に拡大、黒く見えているのが葯のようです。
ツシマママコナ

これは雌しべがはっきり。
ツシマママコナ

これは別の場所、今まで見ていた場所で普通にママコナとしていました、その頃はママコナ意外知らなかったし。
ツシマママコナ

ここでも苞を撮っています、短いとも言えないけど毛状とも言えないし。
ツシマママコナ

ママコナは葉、花軸、萼などに短毛を多くつけるそうですがこれは花軸に短毛があるよな。結局結論よう分からん(汗)
ツシマママコナ

ハマウツボ科ママコナ属

(9月16日撮影)
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Comment
ツシマママコナ
このツシマママコナというのは随分長く伸びるのですね
花は見ていても苞があるのは気が付かずにいました。
名前は別として「苞」があることも知らなかったし
その苞の形も色々なのも初めて知りました。
なんでも知れば知るほど奥が深くなり自然界のち密さ複雑さには驚くばかり~

とんちゃんさんへ
ママコナも結構伸びますよ、と思ったけど今まで見てきたのもツシマママコナだった(^^;)
これで高さ3,40cmくらいでしょうか、多分どれもそれ程変わらないと思います。
苞で識別というのも割りとありますね。
花茎、苞、萼、花弁、蕊など被子植物の花の基本構造は変わりありません。
ただそれぞれが退化したり大きく変化したりなので花自体も千差万別なのです。
でも基本構造をしっかり理解しておけば分かりやすいかなと思いますよ。
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